寒かった冬が終わり、春の訪れを感じる今日この頃。
新年度のスタートを控えて、春夏のアイテムを揃えようと考えている人も多いのではないでしょうか?
2023年春夏ファッションは、この時期にぴったりのトラッドなスタイルが流行の兆しを見せています。
どんなカラーやアイテムが流行るのか押さえておきたい人もいるでしょう。
そこでこの記事では、2023年春夏ファッションから30代40代におすすめのトレンドを集めてご紹介します。
これからの季節に向けてファッションの準備を始めましょう!
Contents
2023春夏ファッションのテーマは「ネオトラッド」
アフターコロナに向けて不安な出来事も多い中、気持ちを前向きにしてくれるファッションが注目されています。
2023年春夏ファッションは、背筋がシャキッと伸びるトラッドスタイルが大きなトレンド。
金ボタンのジャケットをはじめとする上品な服をベースに、明るいカラーや透明感のある生地で気分を一新!
また、今季のトラッドスタイルは、心の幸せ感を上げる「ウェルビーイング」がキーワード。
動きやすいワークアイテムや気分の上がる小物など、自分の強みを高めてくれるアイテムを取り入れ、心を満たすネオトラッドを楽しみましょう。
トレンドキーワード
今季のファッションを楽しむうえで、意識したいキーワードを3つピックアップしました。
ぜひチェックしてアイテム選びの指針にしてくださいね。
①ウェルビーイング
出展:Pierrot
「心とカラダ、そしてライフスタイルもヘルシーに」というのが、ウェルビーイングの考え方。
この春からは多方面でウェルビーイングの流れが広がりそうな予感です。
元気が出る色、着ていて心地よい生地、より活動的になれるデザインなど、着るとポジティブになれる服に出会った経験はありませんか?
自分の強みを高めてくれる服は人それぞれ。
トラッドスタイルにポジティブになれる服をプラスし、今季はファッションでウェルビーイングを目指しましょう。
②透明感
出展:Pierrot
暖かな日差しが降り注ぎ、カーテンから透ける青空に春を感じます。
ネオトラッドにもこの透明感を取り入れると、春の軽やかさを演出できますよ。
透明感の出し方にはいくつか方法があります。
1つめは、セルリアンブルー、ライトイエロー、シルバーなど、発光するような明るいカラーを取り入れる方法。
そして2つめは、オーガンジーやレースといったシアー生地の投入です。
3つめとしては、細いストラップの靴やカットアウトのデザインで肌見せをするのもおすすめ。
③ユーティリティアイテム
出展:Pierrot
コロナ禍ではファッションへの意識にいくつかの変化がみられました。
スニーカーやアウトドアウェアなど、実用的なアイテムを取り入れる人が増えたことも、そのひとつです。
実用性を英語に訳すと「ユーティリティ」。
今季はそんなユーティリティアイテムがたくさん取り入れられています。
具体的なアイテムでは、春先の羽織りものにちょうどいいマウンテンパーカー、ポケットがいっぱいのカーゴパンツ、アームホールが広くて動きやすいアメリカンスリーブのタンクトップなどです。
活動的になれてウェルビーイングも高まるでしょう。
トレンドカラー
まずは気になる流行色からご紹介。
2023年春夏のファッションにアクセントとして使われているのは、ルミナスカラー。
ライトイエロー、マゼンダピンク、セルリアンブルーのように、気持ちを前向きにしてくれるような明るいカラーです。
ネイビー、ホワイト、ブラック、ベージュといった、トラッドスタイルの基本色とも相性は抜群。
イエロー
出展:Pierrot
寒かった冬もまもなく終わり。
日差しのようなイエローでファッションに春を呼び込みましょう。
今季のイエローに多いのは、内面の幸せ感がにじみ出るような透き通ったイエロー。
毎年日本のトレンドカラーを決めているJAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)は、このカラーをルミナスイエローと名付けました。
ルミナスイエローは穏やかに発光するようなカラーで、自分自身と周りにいる人達をそっと癒して元気づけてくれます。
今シーズンのアイテムではバッグやシューズなどの小物をはじめ、ツイードのアウターやボトムス、軽い生地を使用したブラウスやスカートで登場です。
ピンク
出展:Pierrot
グローバルなトレンドカラーでは、アメリカのパントン社がパントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2023に選んだビバ・マゼンダに注目。
マゼンダはプリンターのインクでもおなじみの赤系カラーで、フューシャピンクの赤みを強めた色味が特徴です。
心にエネルギーを与えてくれて、強みを高める手助けをしてくれる、そんなマゼンダ。
ポップで遊び心もあるカラーなのでアクセントに使うのもいいですね。
一見すると肌の色を選びそうですが、赤み、青み、そしてわずかに黄みも含んでいるので、比較的誰でも取り入れやすいでしょう。
ブルー
出展:Pierrot
ここ数年はずっとトレンド入りしているブルーも、今季のファッションに多く使われているカラーのひとつです。
ブルーは落ち着きや清潔感などのキーワードをイメージさせ、時代のムードにフィットするカラー。
これから夏にかけて気温がぐんぐん上がりますが、清涼感のあるブルーを身につければ爽やかさの演出にもなります。
色同士の関係でみると、ブルーはイエローの反対色にあたり、一緒に使えばお互いを引き立てる効果も。
ブルーのバリエーションでは、透明感のあるセルリアンブルー、バイタリティを感じるコバルトブルーなどが人気です。
パープル
出展:Pierrot
2022年に流行ったパープルは、今シーズンも引き続きトレンドカラーに仲間入り。
秋冬は深みのあるベリーペリという青紫が流行りましたが、春夏シーズンは軽いトーンのラベンダー系が増えそうな予感です。
コットン、リネン、レース、シアー素材など、季節感のある生地とも相性がいいラベンダー。
ロングスカート、ワイドパンツ、オーバーサイズのシャツなど、面積の広いアイテムで取り入れても軽やかです。
ホワイトとのコンビネーションでは清涼感のある装いに仕上がり、これから暑くなる時期にぴったり。
シルバー
出展:Re:EDIT
今シーズンのメタリックカラーはシルバーが人気で、多くのブランドが新作アイテムにこのカラーを採用しています。
アイテムの数が多いのはバッグやシューズなどの小物類。
ネイビーのジャケットやツイードの服に添えると、トラッドスタイルが今季らしく新鮮に。
イエロー、ブルー、パープルといった他のトレンドカラーとも好相性なシルバー。
ルミナスカラーの持つ透明感をより引き立ててくれるでしょう。
ライトグレーと似た感覚で使えて、モノトーンにも取り入れやすいカラーです。
トレンド柄
トレンド柄の部門では、昨年からトレンドが続く、ボーダー、ストライプ、ドットに注目です。
ベーシックなアイテムと相性がよく、誰でも使えるのが嬉しいですね。
ボーダー
出展:Re:EDIT
先シーズンに引き続き、春夏もボーダー柄のアイテムが活躍する予感。
ベーシックなので合わせる人を選ばず、フレンチシックのモード感をプラスするのにも最適です。
ジャケットやジレといった王道のトラッドアイテムとも相性がよく、取り入れると親しみやすい表情に見せてくれるでしょう。
配色のバリエーションはホワイト、ブラック、ネイビーを使ったものが多く、ベーシックやトラッドが流行の今季らしい顔ぶれとなっています。
長く使える柄なので、この時期にアイテムをアップデートしておくといいかも知れません。
ストライプ
出展:Pierrot
秋冬はレイヤードスタイルで大活躍だったストライプのアイテム。
ようやく気温が上がり始め、ストライプ柄のシャツやワンピース1枚で過ごせる季節がやってきます。
4月いっぱいは寒暖差が激しいので、保温性のあるツイード素材のジレやダブルのジャケットを羽織ってコーディネート。
5月に入り初夏を迎えたら、腕や脇にカットアウトを入れた新鮮なアイテムも楽しめるでしょう。
ドット
出展:Re:EDIT
トラッドスタイルにドット柄のアイテムを入れると、フレンチシックなトラッドコーデの完成。
今シーズンのドット柄は、ホワイト、ブラック、ネイビーから2色を組み合わせたシックな色合いで、パリジェンヌのような洗練された着こなしが叶います。
新鮮さを狙うなら、ポインテッドトゥのシューズ、ロゴプリントの入ったTシャツ、シルバーのバッグなど、何かひとつ旬の要素をプラスしてみて。
イエローやブルーといったトレンドカラーのアイテムを使うのもいい方法です。
トレンド生地
トレンド継続中のデニムに加えて、軽やかさを演出するシアー生地やレースがブームになりそう。
ジャケットやジレではツイード生地も人気で、これから買うなら春夏向けのサマーツイードがおすすめです。
シアー
出展:Re:EDIT
ベーシックコーデを旬顔に変えるカギともいえるのが、軽やかで透明感のあるシアー素材。
今シーズンのラインナップには、ホワイトやブルーといった爽やかなオーガンジーシャツや、トラッドコーデと好相性なドット柄のシフォンスカートなどがあります。
また、フィット感のあるシアー生地はセカンドスキンと呼ばれ、ハイネックのカットソーは多くのブランドが新作を販売中。
レイヤードスタイルを楽しめて、季節の変わり目に活躍すること間違いなしです。
初夏までの肌寒い日も、シアーな服を1つ入れるだけで春気分を楽しめるでしょう。
ツイード
出展:Pierrot
上質感のあるトラッドスタイルを叶えるツイード生地。
春夏アイテムのトップバッターとして登場しているのはジャケットやジレで、セレモニーやビジネスシーンだけでなく、カジュアルなシーンに活用する人も増えています。
どのブランドもツイードのラインナップに力を入れていて、単品からセットアップまで充実。
秋冬のアイテムという印象のある生地ですが、これからの時期にはサマーツイードという、薄手でサラッとした手触りのアイテムが多く登場するでしょう。
フリンジや金ボタンでアクセントをつけたアイテムにも注目です。
デニム
出展:DoCLASSE
昨年から数が増えたデニムアイテムですが、今シーズンは2000年代に流行ったY2Kファッションの流れを受け、裾幅がワイドなバギーデニムが目立ちます。
腰まわりはフィットして、裾に向けてゆったりと広がるバギーのシルエット。
クロップド丈のトップスやアウターと合わせると、脚を長く見せることができるでしょう。
トップスをウエストインして着用するのもおすすめ。
その他のシルエットでは、スッキリとしたストレートやスキニーなども登場しています。
レース
出展:Re:EDIT
春を代表とする生地ともいえるレースは、今シーズンのラインナップに様々なアイテムで登場。
2023年トレンドファッションでは、甘さを控えたデザインが多いことが特徴です。
秋冬のロマンティックなムードは抑えられ、ブラウスはバンドカラーのようにスッキリとしたネックラインが主流。
ベーシックなアイテムやトラッドな装いにも合わせやすく、その軽やかさでネオトラッドの味つけに一役買ってくれるでしょう。
トレンドトップス
服装が薄着になるこれからの時期は、インナーとして着るタンクトップの他、重ねて着るカーディガンやシアートップスが大活躍。
着映えするアイテムとしては、ロゴTシャツ、カットアウトトップス、パールトップス、バイカラートップスなどが気になります。
スナップカーディガン
出展:Re:EDIT
今シーズンのファッションはカーディガンが豊作で、シンプルなものから捻りを加えたものまで幅広く展開中。
中でもイチオシはスナップカーディガンで、パチンと留めるタイプのボタンを使っているのが特徴です。
フレンチカジュアルの定番アイテムでもあり、シンプルで合わせるアイテムを選びません。
Iラインスカートやデニムパンツを合わせると、シンプルかつトレンド感のあるコーディネートが完成。
4月までは羽織りものとして使える厚手のタイプが、5月以降は1枚で着用できる薄手のタイプがおすすめです。
アメリカンスリーブトップス
出展:Re:EDIT
トレンドデザインとして新鮮さを感じるのは、袖ぐりが大きく開いたアメリカンスリーブ。
略してアメスリと呼ばれることも。
タンクトップやキャミソールのデザインに多く取り入れられ、様々なブランドが新アイテムとしてラインナップに加えています。
肩の開きに対して首の開きがコンパクトなことも、アメリカンスリーブの大きな特徴。
胸元を隠しつつ鎖骨を強調し、ヘルシーな女性らしさをアピールできます。
真夏に1枚で着るのはもちろん、シアーシャツやボレロを羽織るなど幅広いコーディネートに使えるでしょう。
ロゴTシャツ
出展:Re:EDIT
1枚でもインナーとしても楽しめるロゴTシャツ。
2023年の春夏は、ベーシックなアイテムと組み合わせたシックなコーディネートがトレンドです。
春先の着こなしでおすすめしたいのは、金ボタンのジャケットにロゴTシャツを合わせるスタイル。
ジャケットのきちんと感を程よく和らげ、日常で着ていけるシーンが広がります。
今季は各ブランドがオリジナリティのあるロゴTシャツを販売しているので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてください。
カットアウトトップス
出展:Re:EDIT
カットアウトとは、切り抜きを入れたデザインのこと。
今シーズンは、首や腕にカットアウトをほどこしたトップスが多く登場していますよ。
肌見せのトレンドはさり気ないものにシフトしていて、大人の女性にもチャレンジしやすいでしょう。
カットアウトをアクセントにする他、レイヤードスタイルで自己流のアレンジを楽しむにも最適です。
初夏から真夏にかけては暑さ対策としてもおすすめで、デザイン性と涼しさの両方が手に入りますよ。
パールトップス
出展:Pierrot
上品な光沢感のパールも、2023年春夏トレンドキーワードのひとつ。
内側から発光するようなナチュラルさが魅力で、身につける人の透明感を引き出してくれます。
アクセサリーとして使われることの多いパールですが、今シーズンはトップスの装飾として、ボタンの代わりなどに使われることが多い様子。
ベーシックなトップスにパールが華やかさを添え、シンプルに着るだけで着映えを狙えるでしょう。
バイカラートップス
出展:Re:EDIT
コントラストが目を惹くバイカラーのトップス。
ここ数年は安定した人気があり、今季のコレクションにもアクセントを添えています。
バイカラーのタンクトップやキャミソールは、Y2Kと呼ばれる2000年前後にも流行ったデザイン。
ブームの再来でアイテムの数が増え、秋冬とはまた違うラインナップを楽しめるでしょう。
大人世代のコーディネートでは、シアーシャツで上品に透かせてみるのもおすすめ。
ニットやカーディガンでもバイカラーのアイテムが見つかります。
シアートップス
出展:Pierrot
シアー生地のトップスで透明感を加えると、定番のトラッドスタイルも春らしい表情に。
人気のシャツやブラウスだけでなく、第二の肌としてなじむセカンドスキントップスにも注目です。
春先におすすめしたい着こなしは、シャツの中にタートルネックニットの代わりとして着る方法。
夏場はタンクトップに重ねたり、キャミワンピースの下に着たりしても素敵です。
トレンドボトムス
大人世代には懐かしいバギーパンツを筆頭に、ポケットが多くて機能的なカーゴパンツやカーゴスカートがトレンドに浮上。
軽やかに揺れるマーメイドスカートも春らしさを振りまいています。
バギーデニムパンツ
出展:Re:EDIT
2000年前後に流行ったアイテムが再び流行っていますが、裾が広がったバギーパンツもトレンドのひとつ。
種類が多いのはデニム生地のバギーパンツで、他のトレンドと掛け合わせて個性のあるコーディネートが楽しめます。
トップスにボーダー柄のアメリカンスリーブタンクトップを合わせ、白のシアーシャツを重ねて旬の着こなしに。
シャツの代わりにネイビーのジャケットを使い、トラッドに決めるのもおすすめです。
カーゴパンツ
出展:Pierrot
今季のポイントとなるユーティリティアイテムの中でも、特に目立っているのがカーゴパンツ。
ポケットがついていることで実用性が高く、太ももをカバーする効果も期待できます。
スタイルの提案として多く見られるのは、ポインテッドトゥのシューズを合わせた上品な着こなし。
裾をドローコードで絞ったアイテムも多めで、大人の女性にもコーディネートしやすくなっています。
マゼンダピンクやシルバーなど、トレンドカラーを組み合わせるとオシャレ感がアップ。
マーメイドスカート
出展:Pierrot
裾の広がりが美しいマーメイドスカート。
一時のトレンドから定番になりつつあり、この春はシフォンやレースなど、軽い生地で作られたアイテムがたくさん登場しています。
トレンドに敏感な女性の間では、ジャケットに合わせたトラッドなコーディネートがヒット中。
セットアップ風に揃えておけば、新年度からの通勤でも活躍すること間違いなし。
シフォンのドット柄で取り入れると、フレンチシックなパリジェンヌ風の着こなしに。
カーゴスカート
出展:Pierrot
スカート派のユーティリティアイテムにおすすめなのが、フラップポケットのついたカーゴスカート。
トラッドスタイルに旬を添える要として注目したいアイテムです。
基本のデザインはシンプルなIラインスカートなので幅広い着こなしに対応します。
数が多いのはカーキ、ブラック、ベージュなどのミリタリーカラーですが、中には画像のような鮮やかなカラーも。
主役として投入すれば、今っぽさのある華やかな着こなしを叶えてくれるでしょう。
軽やかにまとめたい人は、ホワイトやツヤのある素材を選ぶのもおすすめ。
トレンドワンピース
ココロを開放するランジェリーライクなデザインが注目され、ワンピース部門ではキャミソールワンピースがトレンドイン。
セカンドスキンのシアートップスやロゴTシャツに重ねて、おしゃれなコーディネートを楽しみましょう。
キャミワンピース
出展:Re:EDIT
暖かくなるにつれてレイヤードに使うワンピースは、ジャンパースカートからキャミワンピースに移行しそう。
今季の代表的なコーディネートは、90年代から2000年代にかけて流行したTシャツとのレイヤードです。
トラッドで甘さを控えたアイテムが目立つ今シーズン。
そんな中キャミワンピースがあれば、フェミニンな装いを楽しめてデートにもぴったりです。
トレンドアウター
今季アウターの2強は、ジャケットやジレといったトラッドなタイプと、ブルゾンをはじめとするユーティリティなタイプ。
スタイルに合わせて着まわしの利く1枚を手に入れましょう。
ジャケット
出展:Re:EDIT
今季のマストハブともいえるのがジャケット。
ブランドによってはブレザーという名前で販売されていることもあります。
特に人気があるのは金のボタンを2列にあしらったダブルのジャケットで、カラーバリエーションはネイビー、ベージュ、ブラック、ホワイトが主流です。
ボタンを閉めてカチッと着るより、開いてラフに装うのが今年流。
トレンド柄のボーダーやドットと相性がよく、カーゴパンツやロゴTシャツといったカジュアルなアイテムにもマッチします。
トレンチコート
出展:Pierrot
昨年の春夏と同様に、2023年もトレンチコートがトレンドに浮上。
トラッドスタイルに欠かせないトレンチコートは、今季のどのコーディネートにも合うと評判です。
コットンメインの定番トレンチ以外だと、暴風や防水の加工が施されたユーティリティなトレンチや、薄手のシアー生地を使った軽やかなトレンチもお目見え。
使用するシーンや他のアイテムとのバランスで、自分らしく装えるトレンチコートを手に入れたいですね。
ブルゾン
出展:Re:EDIT
ユーティリティアイテムの代表的なアウターは、ポケットやフードがついた機能的なブルゾン。
季節の変わり目は温度調整の役目も果たしてくれて、通勤やお出かけで頼れる1枚になってくれそう。
アイテムの種類では、アウトドアでも人気のマウンテンパーカーの他、ギャザーやフリルをあしらったフェミニンなものも選べます。
大人向けのレディースブランドにはシルエットにこだわったものが多く、スタイルをよく見せる工夫がいっぱいです。
トレンドシューズ
春夏は足取りを軽くするシャープなシューズがトレンド。
つま先は細く尖ったポインテッドトゥが豊富です。
定番のモノトーン以外では、トレンドカラーのイエローやシルバーも登場しています。
厚底のプラットフォームタイプはサンダルで春仕様に。
ポインテッドシューズ
出展:Pierrot
シューズのカテゴリーでアイテム数が多いのは、つま先がツンと尖ったポインテッドトゥ。
春夏に使われる服の生地とバランスが取りやすく、スッキリしたフォルムで脚をきれいに見せる効果も期待できます。
オンとオフの両方で履けるのはヒールのないフラットシューズ。
細いベルトを取り入れたタイプは上品な印象を与えます。
つま先のカラーを切り替えたバイカラータイプやストラップを多用したサンダルなど、好みの一足で足元を整えて。
プラットフォームサンダル
出展:Re:EDIT
厚底シューズもまだまだ人気。
程よいボリューム感があって着こなしがまとまりやすく、歩きやすいことがメリットです。
今シーズンのカラーバリエーションは、定番のブラックとホワイトが主流。
相性のいいバギーパンツやロゴTシャツと合わせてみたり、トラッドスタイルのカジュアルダウンに使ってみたり。
コーディネートに幅広く活躍するでしょう。
バレエシューズ
出展:Re:EDIT
ドット柄のスカートやデニムパンツなど、今季のどんなボトムスとも合うバレエシューズ。
先の尖ったポインテッドトゥが主流の今季は、バレエシューズにもこのタイプが登場。
トレンドの流れに乗って、細いストラップをあしらったデザインも目立っています。
踵がフラットで歩きやすく、春の軽やかな足元を演出するのにぴったりです。
トレンドバッグ
コーディネートのアクセントとして目立っているのは、シルエットを重視した小ぶりのバッグ達。
新鮮なのは半月型のハーフムーンバッグや三日月形のホーボーバッグ。
トラッドな雰囲気を持つボストンバッグも、可愛らしいミニサイズで登場しています。
ハーフムーンバッグ
出展:DoCLASSE
バッグのデザインでトレンド感満載なのは、半月型のハーフムーンバッグ。
ラウンドバッグと呼ばれることも。
画像のように短いハンドルがついたミニサイズのハンドバッグから、肩に掛けられるミディアムサイズのショルダーバッグまで、さまざまな種類が登場しています。
また三日月やクロワッサンのように、取り出し口がカーブを描くバッグもあり、こちらはホーボーバッグという呼び名で90年代に大ヒット。
どちらもコロンとしたデザインが魅力で、その持ちやすさからも愛用する人が増えています。
ボストンバッグ
出展:Pierrot
このところ流行が続く、アクセサリー感覚のミニバッグ。
種類が多いのはクラシカルなバッグをそのまま小さくしたデザインで、中でも使い勝手のいいミニボストンが人気を集めています。
マチに厚みがあるので見た目より大容量で、お出かけに必要なものは一通り入りますよ。
ちょこんとついたハンドルも可愛らしく、トラッドなコーディネートにもよく馴染みます。
トラッドに好みのトレンドをオン!ポジティブに迎える春のファッション
出展:Pierrot
2023年春夏に流行りそうなトレンドファッションをまとめて解説しました。
制服をイメージさせるトラッドスタイルは、春気分を楽しむのにぴったりのファッション。
定番アイテムで作るきちんと感も、大人のファッションに心地良いものです。
新しい時代が始まろうとする今、世界を見るとまだまだ不安は残っていますが、ポジティブを後押ししてくれるウェルビーイングな服も活用し、心軽やかに新たな春を迎えましょう。