お尻の大きさに悩む女性は多いもの。
「お尻が大きくて履けるボトムスが少ない」、「オシャレしてもかっこよく決まらない」、「後ろ姿に自信が持てない」、こんなふうに思っている人もいるのではないでしょうか?
また、お尻を隠すためにビッグサイズの服ばかりを選び、コーデにメリハリがなくなってしまった人もいるかもしれません。
お尻の大きさをやみくもに隠すのではなく、キュッとした小尻やきれいな美尻に見せることができたら嬉しいですよね。
今回は、お尻のカバーで失敗するパターンを解説して、小尻や美尻に見せる方法を伝授します。
Contents
- 1 お尻を隠そうとして失敗するパターンは?
- 2 大きなお尻を上手にカバーするにはどうしたらいい?
- 3 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法①ハイウエスト切り替えトップスを使う
- 4 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法②バックスリットトップスを使う
- 5 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法③サイドスリットトップスを使う
- 6 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法④タックパンツを使う
- 7 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑤ワイドパンツを使う
- 8 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑥Iラインスカートを使う
- 9 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑦大きめポケットのデニムパンツを使う
- 10 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑧濃い色のボトムスを使う
- 11 お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑨フレアスカートを使う
- 12 小尻・美尻見えのテクニックをうまく活用し、自信の持てるバックスタイルに!
お尻を隠そうとして失敗するパターンは?
①隠しすぎて全体が太く見えてしまう
冒頭でも少し触れましたが、失敗するパターンとして多いのが、「お尻を隠そうとして大きな服を着た結果、メリハリのないボディに見えてしまう」ということなんです。
ゆったりとしたチュニックやビッグサイズのシャツを着て、ボトムスもワイドパンツで完璧にカバー。
確かにお尻は丸ごと隠れて安心感がありますが、これだけでは体全体が大きく見えて、横に広がり背も低く見えてアンバランス。
隠すことだけに気を取られてしまうと、大きな弊害が生じてしまうのですね。
②ギャザーやタックが広がって逆効果に
ギャザーやタックをほどこした服は、ふんわりとした膨らみでお尻を隠せるのが嬉しいですよね。
お尻の大きさを隠すだけでなく、下着のラインを目立たなくさせる効果なども期待できます。
しかし、こうしたデザインも肝心なのはその取り入れ方。自分の体型に合わない服を選んでしまうと、お尻に合わせてギャザーやタックが広がってしまい、大きさが強調されてしまうからです。
隠すために取り入れたはずのデザインが、かえってお尻を大きく見せてしまうなんて悲しいですよね。
③ブラックの服ばかり選んでしまう
引き締め効果を期待できるブラックは、着やせを狙いたい人にとって心強いカラーです。
確かに、ブラックをはじめとするダークカラーは収縮色といわれていて、キュッとした小尻に見せる効果を期待できます。
その反面、ブラックがメインのコーディネートばかりだと、重く見えたり地味になったりということも…。
確実に体型をカバーしたいと願うあまり、「気がついたらボトムスのほとんどがブラック一色になっていた」という人もいるかもしれません。
モノトーン縛りで服を揃えている人以外は、他のカラーもうまく交えてアイテムを揃えていきたいところです。
大きなお尻を上手にカバーするにはどうしたらいい?
①小尻・美尻になるデザインや色柄を押さえる
出典:Pierrot
お尻の大きさに悩む人がまず意識したいのは、どんなデザインが小尻や美尻に見えるのかを知るということです。
ギャザーとタックについては上記で触れましたが、切り込みでスッキリ見せるスリットも、お尻を隠しながら小さく見せてくれる優秀なデザイン。
こうしたデザインを取り入れる時は、どの部分にどれだけ使うかということも重要なので、ショッピングする時は意識して選びたいですね。
②細い部分を出してメリハリをつける
出典:神戸レタス
上記にご紹介した失敗例のように、隠しすぎて全体が太く見えてしまうという場合は、体の細い部分まで隠してしまっている可能性が高いです。
首、手首、足首といったパーツは、多くの場合が近辺のパーツに比べると細く、そこを出すようにするとスッキリして、隠れている部分も細く感じさせることができるのです。
コーディネートによっては、ウエストをマークして細く見せることで、スッキリとした印象に繋がることもあります。
どこか自分の得意なパーツを活かして、コーディネートにメリハリをつけましょう。
③お尻から視線を外すテクニックも活用
出典:fifth
アイテムの選び方やメリハリのつけ方をマスターしたら、次はコーディネートにお尻を目立たなくさせる工夫を取り入れてみましょう。
テクニックはいくつかありますが、簡単なのはお尻以外の場所にアクセントをつける方法です。
例えば、トップスに印象的なカラーや柄を持ってくると、そちらに視線が誘導されてお尻の大きさが目立たなくなります。
洋服以外でアクセントをつけるなら、目を惹くカラーのバッグやトレンド柄のストールなどもおすすめです。
旬のアイテムを上手に取り入れて、オシャレをしながらお尻をカバーしてみましょう。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法①ハイウエスト切り替えトップスを使う
ハイウエスト切り替えトップス×スキニーパンツ
出典:fifth
高い位置でフレアに切り替えたトップスは、そこからふわっとAラインに広がることで、お尻の大きさを自然にカバーすることができます。
こちらのアイテムのように、切り替えより上がリブニットになっていると、ぴったり×ふんわりのバランスに仕上がるため、ボリュームデザインに多い着ぶくれも防げます。
トップスでお尻が隠れたら、細身のパンツを合わせてバランスよくコーディネート。
見えない部分を細く感じさせるテクニックを使いましょう。
ハイウエスト切り替えトップス×デニムパンツ
出典:fifth
切り替え部分のデザインにはいくつかの種類がありますが、フェミニンな雰囲気に仕上げたい場合は、ギャザーを段々に積んだティアードもおすすめです。
ギャザーの絞りが細くとってあれば、お尻の部分で大きく広がることはなく、デザインを効果的に活かせるでしょう。
程よい生地感のデニムパンツを合わせれば、ヒップラインを自然に引き締めた大人のカジュアルスタイルに。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法②バックスリットトップスを使う
バックスリットシャツ
出典:BouJeloud
バックスリットが入ったトップスは、「隠す」と「見せる」の両方で小尻を叶えるデザインです。
広がりの気になるお尻の外側をカバーしながら、直線ラインで整えた中央を見せて、体型カバーにありがちな着太りを回避できます。
こちらのようにデザイン性のあるトップスだと、いかにも隠していますといった具合にならず、オシャレの延長で小尻や美尻を狙えるでしょう。
バックスリットベスト
出典:BouJeloud
何か一点を加えてお尻をカバーしたい場合は、背中側にスリットが入ったベストを選ぶのも良い方法。
お尻が全て隠れるデザインに比べると、スリットのおかげで重くなりすぎず、軽やかでヌケ感のあるコーディネートに仕上がります。
手持ちのアイテムに重ねて、いつもの装いを美尻コーデにしてしまいましょう。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法③サイドスリットトップスを使う
ラウンドヘム
出典:神戸レタス
トップスの横幅にゆとりがあると、その対比でお尻が小さく見えます。
さらにサイドスリットが入っている場合だと、そこからお尻の一部がさり気なく覗くことで、体全体が太く見えるのを防ぐことができるんです。
裾を丸くカットしたデザインなら女性らしく仕上がり、スカートやパンプスとも合わせやすいでしょう。
ストレートヘム
出典:神戸レタス
ラウンドヘムとはまた違った印象に仕上がるのが、まっすぐな裾のサイドスリットトップスです。
こちらの場合はスタイリッシュに見せる効果が高いため、カジュアルスタイルをスッキリ見せたいなど人に向いています。
裾の前だけをきれいにトップスインできるので、もたつくことなくお尻をカバーすることができるでしょう。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法④タックパンツを使う
フロントタック1本のタックパンツ
出典:BouJeloud
タックが入ったパンツは、自然な膨らみで下半身のシルエットをきれいに見せてくれます。
タックの入れすぎは着太りの原因になりますが、一般的なタックパンツはタックがフロントのみに入っていることが多く、腰まわりのゆとりがお尻のカバーに効果的です。
こちらは左右1本ずつのタックでスッキリとした印象です。
フロントタック2本のタックパンツ
出典:Pierrot
こちらのタックパンツはフロントタックが2本ずつ入ったデザインで、腰の横幅をナチュラルにカバーできることが魅力です。
裾にかけて細くなるテーパードタイプなので、体型カバーとスッキリ見せの両方を叶えてくれるでしょう。
トップスの裾をお尻に軽くかけて着れば、大きさをより強力にカバーできます。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑤ワイドパンツを使う
ドット柄のシフォンワイドパンツ
出典:fifth
トップスをインしてバランスよくコーディネートするなら、お尻の境目が目立たないワイドパンツがおすすめ。
黒地に細かなドットを散りばめた柄は、視覚的にお尻の大きさを目立たせにくく、シフォンのような薄手の生地でも安心です。
ツイル素材のワイドパンツ
出典:神戸レタス
ハリのある生地を使ったワイドパンツは、お尻のラインを目立たせずシルエットの美しさをキープ。
下半身がきれいに仕上がると、トップスインの着こなしもスタイリッシュに決まります。
シンプルなワイドパンツなら使えるシーンも多く、上品にまとめたい通勤にもぴったり。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑥Iラインスカートを使う
ブラックのIラインスカート
出典:Re:EDIT
ストンとしたシルエットのIラインスカートを履くと、ウエストから足首までが一直線に繋がり、お尻の大きさが目立ちにくくなります。
お尻の立体感が目立たないようにするためには、横幅がぴたっとしたデザインを避けることが大事です。
引き締め効果の高いブラックを選べば、丈の短いトップスでも小尻&美尻コーデを楽しめます。
ダークグリーンのIラインスカート
出典:神戸レタス
お尻の大きな女性が着こなしやすいのは、タイトすぎないIラインスカート。
ラインを拾いすぎないのでお尻の凹凸が目立たず、シャープなシルエットでスッキリとした装いに仕上がります。
トップスをインしてコーディネートするなら、スカートは引き締まって見えるダークカラーを選ぶのがベストです。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑦大きめポケットのデニムパンツを使う
大きめポケット×Vラインステッチのデニムパンツ
出典:Pierrot
適度なゆとりのあるストレートデニムパンツは、お尻の大きさが目立ちにくいアイテムです。
お尻の大きさをカバーするだけでなく小さく見せたい人は、ポケットの付き方やステッチに注目してみましょう。
まずポケットの有無ですが、ないよりあった方が断然お尻が小さく見えます。
さらに斜め上に上がる配置だとスッキリ美尻に。
ウエストにVラインのステッチがほどこされていれば効果も倍増です。
大きめポケット×ワイドシルエットのデニムパンツ
出典:DoCLASSE
ワイドシルエットのデニムパンツは、お尻の付け根が隠れて体型カバーに効果的。
付け根の部分に十分なゆとりがないと、かえってお尻が目立ってしまうので、試着をするかサイズの詳細をチェックして選ぶようにしましょう。
お尻を隠さないでコーディネートするなら、大きめのポケットがついたデザインを選ぶのがおすすめです。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑧濃い色のボトムスを使う
ブラックのパンツ
出典:BouJeloud
視覚的に小さく見せる効果のあるダークカラーのパンツ。そのうちブラックは、小さく見せる効果が最も高いといわれているんです。
ただし、お尻の大きさに悩む人が取り入れる場合は、一つだけ気をつけたいことがあります。
ブラックのパンツは影絵のようにシルエットがハッキリ出るので、お尻のラインを拾わないアイテムを選ぶようにしましょう。
ネイビーのパンツ
出典:神戸レタス
クローゼットが黒で埋め尽くされているという人は、ぜひ他のダークカラーにも挑戦してみてください。
色味の違うカラーを取り入れることで、いつものコーディネートも印象が変わって見えますよ。
大人の女性が取り入れるなら、知的なネイビーやロイヤルブルーもおすすめ。
しっかり引き締めつつ上品に装えます。
お尻をカバーしてスッキリ見せる方法⑨フレアスカートを使う
バックギャザーフレアスカート
出典:fifth
二等辺三角形のシルエットを描くフレアスカートは、広がりでお尻と太ももの段差をカバーできて、お尻の大きい人も着こなしやすいアイテム。
こちらのようにバックの一部にだけギャザーが入っていると、お尻の膨らみだけを効果的に隠せるので、太って見えるのが心配という人におすすめです。
ハッキリとしたチェック柄のフレアスカート
出典:Pierrot
ウエストゴムで軽いギャザーを入れたスカートは、フレアのゆとりでお尻の大きさをカバーすることができます。
ハッキリとした配色のチェック柄を選べば、柄そのものが与えるインパクトが強いため、お尻だけに視線が集まるという心配もありません。
ベースカラーにダークカラーが使われていると、下半身全体をキュッと引き締めてくれます。
小尻・美尻見えのテクニックをうまく活用し、自信の持てるバックスタイルに!
出典:Pierrot
お尻の大きい人が陥りやすいNGパターンをチェックし、小尻・美尻に見せるコツと具体的な方法をご紹介しました。
お尻の大きさをカバーしようとすると「とにかく隠さなきゃ」と思ってしまい、大きな服で覆ってしまいがち。
ここで陥る「太い部分に合わせて体全体が大きく見えてしまう」というのは、目の錯覚でデメリットが生じている状態です。
反対に今回ご紹介したのは、目の錯覚でメリットを受け取る方法ともいえます。ぜひチャレンジして効果を実感してみてくださいね。
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