トレンドの服は押さえているものの、「足元だけがいつも決まらない」「イマイチ靴を履きこなせない」など、足元に自信が持てずに悩んでいませんか?
「おしゃれは足元から」という言葉も聞きますが、足元は視線を集めやすいため、コーデに合わなかったりバランスが良くなかったりすると、思いのほか目立ってしまいます。
そこで今回は、足元が素敵に見える4つのポイントに着目して、実践に役立つアイテム別のコーディネートをご紹介します。
Contents
大人の足元をおしゃれに見せるための近道は?
足元をおしゃれに見せる方法は、実はこちらでご紹介しきれないほどあり、アイテムや組み合わせの数だけ存在します。
新しい服を買う度にコーディネートを探すのもひとつの方法ですが、効率よくおしゃれになるなら、まずは重要なポイントだけを押さえることをおすすめします。
ポイントをしっかり押さえておけば、使う服やシーンによって応用できるので、トレンドが変わっても足元をおしゃれに見せることができるでしょう。
大人の足元をおしゃれに見せる4つのポイントとは?
まずは、ぜひ覚えていただきたいポイントを4つご紹介します。
ポイントを押さえれば、いつでも「足元コーデが得意な人」でいられる上に、実践のたびにおしゃれの感性を磨くことができるでしょう。
①服や肌になじませる
はじめにご紹介するのは、シューズやタイツなど足元に合わせるアイテムを、ボトムスや肌の色に合わせるということです。
服や肌の色に足元のアイテムをなじませることでコーディネートがまとまりやすくなり、その結果、洗練された印象に仕上がります。
②スタイルの印象づけ
冒頭で使った「おしゃれは足元から」という言葉を最も表しているのが、2つめにご紹介するこちらのポイントです。
シューズはそのタイプによって、コーディネートのテイストを印象づけます。例えば、ローファーを合わせた場合、コーディネートはきちんとした印象になり、ちょっぴりクラシカルなトラッドスタイルに。
ヒールのついたパンプスやサンダルだとフェミニンなきれいめスタイルに、スニーカーだとカジュアルダウンされてスポーティに仕上がります。
テイストによってシューズを使い分ければ、より効果的にスタイルを印象づけることができるでしょう。
③アクセント
シンプルな服で作るコーディネートでは、シューズやソックスが気の利いたアクセントになります。
有名なところでいうと、カラーコーンバースを使った足元のおしゃれなどは、SNSで多くの投稿を見るほどの人気振りです。
毎年違ったカラーが話題になり、多くの人がコーディネートを楽しんでいますよね。
このように、目を引くカラーやデザインのシューズをうまく取り入れることでも、おしゃれな足元を印象づけることができます。
④ボリュームの調整
ボリュームを意識することで、全体のバランスを調整することができます。
コーデが重たければシューズを軽めに、反対に軽やかなコーデならシューズを重くするなど、好みのバランスに仕上げましょう。
シューズのボリューム感を変えることで、春らしさや冬らしさといった季節感の演出も可能です。
例えば、暑さを感じる秋のはじまりも、ブーツでボリュームが加わると秋らしく見えますよね。
冬から春に移り変わる時期だと、シューズをパンプスに変えるだけで全体が軽くなります。
ボリュームの調整をするときは、足を覆う面積やカラーも意識してみましょう。
アイテム別のおしゃれな足元コーデ
足元コーデのポイントを押さえたところで、ここからはアイテム別のおしゃれな足元コーデをご紹介します。
パンプス
「パンプス」を肌になじませて大人の雰囲気に
ヌーディなカラーのパンプスは、肌なじみの良さではナンバーワンです。
メリットとしては、大人の落ち着きが漂うこと、エレガントで女性らしく見えること、コーディネートがまとまることなどがあります。
なじませやすいカラーは、ベージュ、グレー、グレージュ、カーキなど。きれい色で肌に溶け込むようになじむのは、オレンジや明るいイエローです。
コーディネートのポイント
ヌーディな色のパンプスで、フェミニンで落ち着きのある装いに
「パンプス」でエレガントに印象づけ
足元にパンプスを合わせると、コーディネートがエレガントな印象に転じます。
パンツにコートを羽織ったマニッシュなコーデの場合、つま先のフォルムが華奢になることで、女性らしいムードをプラスすることができるのです。
コーディネートのポイント
パンプスを添えたことで、マニッシュな着こなしもエレガントに変身
「パンプス」で彩りのアクセントをプラス
トレンドカラーの取り入れ方としておすすめなのが、カラーパンプスを使ったコーディネートです。
効果的にとり入れるポイントは、身につける服の色味を抑えてパンプスを引き立てること。
足元だけに彩りが入ることで、誰でもおしゃれ上級者さんになれます。
面積が小さいので派手になりすぎる心配もありません。
おめかししたい日のコーディネートにおすすめです。
コーディネートのポイント
パンプス以外は主張しない色でまとめましょう
「パンプス」でボリュームを抑えてスッキリ
パンプスは甲を覆わないことでスッキリ見えて、コーディネートのボリュームダウンに使うことができます。
ゆるっとしたワンピースや、上下ともにボリューミーな服を合わせたときも、足元がパンプスなら抜け感があってとってもおしゃれ。
ニットワンピース、ボリューム袖のワンピース、ワイドパンツなどを使う場合も、バランスの調整に役立つでしょう。
コーディネートのポイント
シンプルで飾りのないパンプスで、よりスッキリと
スニーカー
「スニーカー」をなじませて、まとまりのある装いに
ボトムスとスニーカーのトーンを合わせれば、コーディネート全体にまとまりが生まれます。
全体がまとまると落ち着いて見えるので、大人の装いを感じさせますね。
さらにそれだけではなく、ウエストからつま先の色が繋がるため、脚が長く見えるというメリットもあるんです。
ヒールのない靴でも足長効果が得られるのは嬉しいですね。
コーディネートのポイント
バッグの色も統一すれば、さらにまとまりが感アップ
「スニーカー」でスポーティミックスを印象づけて
スポーティな味つけに活躍するスニーカー。
フェミニンなスカートとスニーカーの組み合わせで、肩の力が抜けたスポーティミックスに。
こんな風に、きれいめの着こなしを崩したいときや、クラシカルな着こなしを新鮮に見せたいとき、外しアイテムとしての力を発揮してくれます。
コーディネートのポイント
あくまでも選ぶスニーカーは上品に。大人の装いを目指して
「スニーカー」でワンカラーコーデに白のアクセントを
SNSでインフルエンサーやモデルに人気があるのが、白いスニーカーを際立たせたコーディネートです。
コーディネートに使っている服はシンプルなベーシックアイテムですが、とても洗練されておしゃれに見えますよね。
よりメリハリをつけたい場合は、使うアイテムをダークカラーで統一してコントラストをつけると良いでしょう。
コーディネートのポイント
コントラストが引き立つブラック×ホワイトがおすすめ
「スニーカー」でボリュームを添えて垢抜けコーデに
シンプルなファッションはアレンジが効く反面、イマイチ垢抜けないように感じることはありませんか?
このように何となく物足りなさを感じる場合には、ボリューミーなスニーカーを取り入れて、存在感のあるコーディネートに変身させましょう。
「印象を変えたいけど、色柄やデザインは控えめにしたい」というときも、この方法ならうまくいきますね。
コーディネートのポイント
ボリューミーな足元でベーシックを今っぽく
ブーツ
「ブーツ」をなじませてスラッと足長に
多くの人が一本は持っている黒いパンツ。脚をスラリと長く見せたければ、カラーを統一して黒のショートブーツを合わせてみてください。
境目が隠れてパンツとブーツが繋がり、抜群の足長効果を実感できるでしょう。
黒は引き締め効果も絶大なので、Wの効果で脚が綺麗に見えます。
コーディネートのポイント
足首が隠れる丈のパンツとブーツを選んで
「ブーツ」でクラシカルに印象づけ
一枚でおしゃれに決まるワンピース。
手入れの行き届いたレザーブーツを合わせると、コーデが一気にクラシカルな雰囲気になります。
デートやおしゃれなレストランでの食事など、ムードのある装いに身を包みたい日にぴったり。
ほっこりレトロに見せたい場合はゆるめのカーディガンを羽織って、ハンサムに引き締めるならトレンチコートもおすすめです。
コーディネートのポイント
ボリューム感のあるブーツより、スッキリとしたブーツがおすすめ
「ブーツ」で明るさのアクセントをプラス
ダークカラーの服が多くなる秋冬シーズンに、明るいカラーのブーツは良いアクセントになります。
パンプスなどに比べるとブーツの色展開は少なめですが、白・ライトベージュ・パイソン柄などのブーツは、比較的多くのブランドが新作のラインナップに加えています。
この時期に新しいブーツを手に入れるなら、ぜひこうしたカラーも検討してみたいですね。
コーディネートのポイント
派手な色を使わなくても、メリハリがあればアクセントになります
「ブーツ」で重さをつけて秋冬らしく
季節が秋から冬に移り変わろうとしているとき、足元だけが浮いてしまった経験はありませんか?
ブーツでボリュームをプラスすると、コーディネート自体を変えずに季節感を出せて、手軽に冬らしい装いを演出できます。
このところオールシーズンで人気のシアー素材の服も、寒々しさを感じさせることなく、シーズンライクな装いにシフトさせることができるでしょう。
コーディネートのポイント
薄手の服にブーツで重さを加えれば、瞬時に冬らしいコーデに
サンダル
「サンダル」をなじませてナチュラルに
パンプスを使ったなじませコーデと同様に、肌に溶け込むカラーのシューズは、フェミニンで落ち着きのある印象に見せてくれます。
加えて、合わせる服がアースカラーだった場合は、相性の良いカラー同士がナチュラルなムードを盛り上げるため、リラックス感のあるコーディネートに仕上がります。
アイテムの相乗効果を活かした、大人ならではの装いです。
コーディネートのポイント
なじみ色のパンプスとアースカラーの服で、大人のナチュラルスタイルに
「サンダル」でフレッシュな印象をプラス
こちらは上品な装いにスポーツサンダルをプラスしたコーディネート。
コンサバスタイルにスポーティな要素を加えると、フレッシュな今どきのコーディネートが完成します。
きれいめな印象をキープしたいなら、カジュアルなアイテムはシューズだけにして、他の小物は上品なデザインにすると良いでしょう。
コーディネートのポイント
スポーティなアイテムを1点添えて、足元からフレッシュな印象に
「サンダル」のアクセントで新鮮に
ベーシックカラーの服や良く着る服も、きれいな色のサンダルがあれば新鮮に生まれ変わります。
「注目が集まる足元にアクセントカラーを入れたら派手になりそう」と感じるかも知れませんが、一色だけを取り入れた分にはそれほど派手になりませんし、面積が小さいので心配はいりません。
逆にアクセントを強くしたいときは、ベルトが太いサンダルを選び、カラーを多めに取り入れると良いでしょう。
コーディネートのポイント
アクセントカラーを一色にとどめて効果的に
「サンダル」で春先の足元を軽やかに
春先のコーデは気温の調整に意識が向いて、足元まで気が回らないという方もいるのではないでしょうか?
さらに、春らしく足元を軽くしたくても、この時期は日によって気温がまちまちで靴選びが難しいんですよね。
春の時期にぴったりなのが、グルカサンダルのようにつま先を覆うサンダルです。
サンダルの軽やかさがありながらも、足の指が冷えなくて安心。
足元が少し軽くなるだけで、春らしいコーディネートを楽しめます。
コーディネートのポイント
つま先を覆うサンダルなら、早い時期から無理なく春コーデを楽しめます
大人の女性は足元からおしゃれにチェンジ!ファッションがもっと楽しくなるはず
「足元コーデが苦手!」という方は、いつも同じシューズを履いているか、反対に色々挑戦するけど似合うものが見つからないという方が多いです。
今回ご紹介したように、スニーカー、パンプス、ブーツ、サンダルなど、何タイプかの主要なシューズを使うつもりで、試してみたいコーデに合わせて手に入れていけば、バラエティーに富んだ足元コーデを楽しめて、ぞれぞれのシューズに求める役割もきちんと果たしてくれるはずです。
コーディネートに迷ったら、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。
こちらもCHECK
-
-
40代50代女性の歩きやすい靴シューズブランド&安いプチプラ通販17選
続きを見る