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コーディネート

重ね着でじょうずに温度調整!季節の変わり目に役立つ大人の服装選び

Saori

Saori

一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

四季がある日本では、季節ごとに咲く花や木々の彩りを楽しむことができます。

その一方で、季節の変わり目は昼夜の寒暖差が激しく、通勤やお出かけに何を着たらいいか迷いがちです。

服装によっては寒かったり暑かったりして、ほかのことに集中できなかったなどという声も少なくありません。

そこでこの記事では、そんな季節の変わり目に役立つ服装のポイントや、温度調整ができるアイテムをご紹介します。

季節の変わり目の時期には、気温の差によって体調を崩す人も増えます。

コーディネートによる対策を取り入れることで、心地よく快適に過ごしましょう。

季節の変わり目の気候とは?

出典:Pierrot

まず、季節の変わり目というのは、次の季節に移り変わる時期のことを指します。毎年いつからいつまでと、はっきりとした時期が決められているわけではありませんが、一般的には昼夜の気温差や月平均の寒暖差が大きくなるころを「季節の変わり目」ととらえる方が多いようです。四季でいうと春や秋にあたり、都内の平均気温が20度前後の頃です。この時期は、暖かい日が続いたかと思えば急に寒くなることもあり、コーディネートに悩んでしまいますよね。しかし、気温の変化に対応できる服装を押さえれば、一日を通して心地よく過ごせるでしょう。

季節の変わり目に意識したいコーディネートのポイントは?

出典:DoCLASSE

春から夏、秋から冬など、朝晩と日中の温度差が開きやすい季節の変わり目。この時期を快適に乗り切るためには、どんなアイテムやコーディネートを選べばよいのでしょうか?そのポイントは大きく分けて4つあります。

✓薄手のアウターやカーディガンを活用する

✓袖丈の違うトップスを使い分ける

✓ベストやシャツワンピースで重ね着する

✓帽子やストールでピンポイントの温度調整をする

つまり、生地の厚みや袖丈の違うアイテムをうまく組み合わせて、重ね着でこの時期を乗り切ろうというわけです。さらに、冷えやすいパーツをピンポイントで温める手段として、帽子やストールなどの小物があれば心強いです。その日の気温や出かける目的に合わせて服装を選べば、帰宅するまで快適に過ごせるでしょう。

薄手のアウターやカーディガンを活用する

朝晩は冷え込むことも多い季節の変わり目では、室内外の温度調整にアウターが欠かせません。今回ピックアップしたのは、コーディネートによって長く使える「トレンチコート」「ジャケット」「カーディガン」「パーカー」です。また、ボタンを開けると薄手のアウターとして使える「シャツ」も加えています。これらのアイテムは、それぞれ単品でアウターになるのはもちろん、「トレンチコート×パーカー」や「カーディガン×パーカー」のように、気温や天気によって組み合わせることもできます。

通勤やきれいめコーデに活躍する「トレンチコート」

出典:Pierrot

季節の変わり目に着るアウターの代表選手ともいえるのがトレンチコートです。密で張りのある綿生地を使い、フロントの合わせはダブルになっているものが多いため、春や秋の冷たい風をしっかりさえぎってくれます。また、もともとは防水を目的とした軍用のコートだったこともあり、小雨くらいであれば中に着ている服を濡らさずに済みます。ベーシックなデザインのほか、ゆったり着られるビッグシルエットや動きやすいクロップド丈のアイテムも見つかります。

きちんとした大人の着こなしが叶う「ジャケット」

出典:Pierrot

温度調整に役立つアウターの中でも、コートのように室内で脱ぐ必要がないジャケット。内外気の温度差がそれほどない時期には、着たままで一日過ごせるアイテムです。普段着としてカジュアルに使いたい場合は、コットンやリネンのように気軽に羽織れる素材を選ぶのがおすすめです。ボタンの開け閉めによる調整や肩掛けをして、カーディガン感覚で使えます。なお、春から夏にかけては首まわりがすっきりしたノーカラージャケットが快適です。秋から冬に着るなら、風よけになる襟つきのジャケットが活躍します。

マルチに使えて持ち運びもしやすい「カーディガン」

出典:Re:EDIT

カーディガンのいいところは、一枚でさまざまな使い方ができて気温の変化に対応するという点です。羽織りものとして活躍するのはもちろんですが、一枚でトップスとして着るスタイルも人気があります。一番暖かいのはフロントのボタンを全て閉じた状態です。温度調整はボタンの開け閉めで行うほか、暑い時期にはノースリーブの上から軽く肩に掛けて使うこともできます。薄手のカーディガンなら持ち運びするにも邪魔になりません。軽やかな素材のワンピースやスカートを着るときには、丈の長いカーディガンが役に立つでしょう。

気軽に使えて首まわりが暖かい「パーカー」

出典:Pierrot

スポーティーな着こなしに合わせることが多いパーカーも、風や寒さをしのげる心強いアイテムです。フロントをジッパーで開け閉めできるタイプのパーカーは、カーディガンと同じ感覚で使えて、ちょっとした外出や室内での羽織りものに最適です。柔らかく伸縮性のある素材で作られているものが主流ですので、リラックスしたいときも気楽に羽織れます。また、フードがあることでの首まわりが暖かいことも魅力の一つです。トレンチコートの下に着込んでもバランスよく決まります。

サッと羽織ってコーデが決まる「シャツ」

出典:Pierrot

温度調整の羽織りものとしてコーディネートに合わせやすいのがシャツです。気温に応じた袖丈のインナーに重ねるだけで、バランスのいいコーディネートに仕上がります。また、シャツを羽織ることでフロントに縦の線が入るため、目の錯覚による着やせ効果も期待できますよ。袖をまくって手首を出すだけでも、軽い温度調整が可能です。体の細い部分を出すことで華奢に見えるのも嬉しいですね。しっかりとしたデニムやツイル素材のシャツなら、よりジャケットに近い感覚で使えます。

袖丈の違うトップスを使い分ける

みなさんのクローゼットには、どんなタイプのトップスが並んでいますか?季節の変わり目の温度調整を意識したコーディネートでは、袖の長さに種類が多いカットソーやTシャツが重宝します。揃えておくと安心なのは、ノースリーブ、半袖、長袖の3種類です。よく使うカラーでこの3種類を用意しておくと、羽織りものと合わせて自在にコーディネートを組めるようになります。この3種類がひと通り揃っている方は、脱いだときに腕がきれいに見える5分袖や7分袖のトップスもおすすめです。

「ノースリーブトップス」は初夏のコーディネートに

出典:Pierrot

おもに初夏から秋口までに活躍するのが、キャミソール、タンクトップ、フレンチスリーブなどのノースリーブトップスです。季節の変わり目には、カーディガンやシャツのインナーとして着るスタイルが多くなります。それより暑い時期になると汗をかきやすいので、枚数を多めに揃えておくとよいでしょう。キャミソールとタンクトップの重ね着や、タンクトップを2枚使った重ね着など、ノースリーブ同士のレイヤードスタイルも人気です。

「半袖トップス」は真冬を除くロングシーズンに活躍

出典:Pierrot

気温20度前後のコーディネートでは、半袖のTシャツやカットソーが活躍します。シンプルで着回しがしやすいクルーネックの半袖トップスは、何色か用意しておくとコーディネートがとても楽になりますよ。インナーとして使い勝手がいいのは、合わせる服の色を選ばないホワイトの半袖トップスです。光の反射で顔が明るく見えるのも嬉しいですね。ニュアンスカラーやペールカラーでは、顔の印象が柔らかく見えます。明るい色のボトムスを引き締めたいときには、ブラックやネイビーなどの濃色を選ぶとよいでしょう。

「長袖トップス」は春・秋・冬の3シーズンに

出典:DoCLASSE

冬から春までのコーディネートでは、長袖のトップスを使って重ね着をする機会が増えます。着ていて心地がいいのは、コットンをメインの素材に使った長袖トップスです。見た目の印象という視点でも、天然素材ならではの質感が美しく、オフィスカジュアルやきれいめのコーディネートにもよく合います。万能に使い回せる長袖トップスは、定番色に加えて季節のトレンドカラーがあると便利です。自分の体型に合う長袖トップスを見つけたら、ぜひとも色違いで手に入れておきたいところです。

ベストやシャツワンピースで重ね着する

温度調整と併せてコーディネートを楽しむなら、レイヤードスタイルが決まるベストやワンピースを取り入れるのがおすすめ。それぞれデザインのバリエーションが豊富なので、コーディネートで自分らしさを演出することができますよ。シーズン中にたくさん着るなら、トレンドの要素を効果的に取り入れたアイテムを選ぶのもいいですね。うまく重ね着して快適さを保ちつつ、シーズンムードあふれる着こなしを楽しめるでしょう。

「ベスト、ジレ」はアクセントにもなる重ね着アイテム

出典:Pierrot

インナーが中から温度を調整するのに対して、ベストやジレは重ね着で外から働きかけるアイテムです。春や夏に着るアイテムは、コットンや合繊でできた薄手のタイプがベターです。デザインによっては、ノースリーブニットのように一枚で着られるアイテムもあります。一方、秋や冬のアイテムでは、ウールやカシミヤを使った暖かいものが最適です。季節に合う素材のアイテムは快適さと見た目のおしゃれを叶えてくれます。コーディネートの主役になってくれるアイテムでもあるので、センスのいい一枚を選びたいところですよね。

羽織りものとしても優秀な「シャツワンピース」

出典:Pierrot

適度な厚さのシャツワンピースは、一枚でサラッと着てもよし、アウターとして重ね着してもよしの便利なアイテムです。薄手のコート代わりに使えるのは長袖のシャツワンピースです。袖をまくる分量やウエストベルトのありなしで微調整しつつ、着こなしに変化をつけることができますよ。ロングベストやジレとして使うなら、ノースリーブのシャツワンピースがおすすめです。コーデの顔となるアイテムでもあるので、その時期に着たいテイストが反映されたものを選ぶとよいでしょう。

帽子やストールでピンポイントの温度調整を

ドアを開けて外に出たら思っていたより肌寒い…。こういったときの温度調整に役立つのが、帽子やストールをはじめとするファッション小物です。洋服を着替える時間がなくても、サッとプラスできるから便利ですよね。ファッション小物はコーディネートのアクセントにもなるので、見慣れた着こなしを印象的に変えたいときにも便利です。玄関の近くに小物をいくつか用意しておけば、お出かけ前にも素早く微調整できます。

おしゃれしながら紫外線対策もできる「帽子」

出典:Bou Jeloud

温度調整をするうえで持っていると便利なのが帽子です。帽子には保温、遮熱、暴風の役割があります。とくに風が冷たい日に帽子があるのとないのでは、体感温度に大きな差が出ます。帽子は日差しが強い日の紫外線対策にも役立ちます。この場合は、ある程度ツバに幅があるタイプの帽子を選ぶといいですね。機能やデザインのバリエーションが豊富な帽子。カジュアルなコーディネートにはキャップやバケットハットが、エレガントに装うならリボンのついた麦わら帽子などがおすすめです。

アレンジ次第で使い道が広がる「ストール」

出典:STYLE DELI

温度調整が必要な時期に一枚あると便利なストール。首まわりに寒さを感じたときに、巻くだけで暖かさをプラスすることができます。ストールはサイズ、厚み、素材の種類が多く、自分にぴったりのアイテムが見つかります。家に帰るころには寒くなっているかもしれない日でも、バッグに一枚入れておくと安心ですね。大判のストールは膝や肩に掛けても使えます。冬だけでなく夏場の冷房対策としても重宝しますよ。

季節の変わり目には温度調整を意識したレイヤードスタイルが最適!

出典:Pierrot

季節の変わり目にあたる春や秋は、夏や冬に比べて過ごしやすいイメージがあります。

しかし、この時期の気温は昼と夜でも温度差が大きく、快適に過ごすためには服装の工夫が必要です。

温度調整のポイントは、アイテムをうまく組み合わせて重ね着で対応することです。

さらにバランスを見て小物で調整をすれば、季節の変わり目とうまく付き合っていくことができるでしょう。

組み合わせのバリエーションを増やしていけば、温度調整の達人にだってなれるはずです。

工夫を取り入れて上手に対策していきたいですね。

ライター紹介

Saori

一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」
日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」

心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

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一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

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