毎日のファッションに欠かせない「プチプラ服」。
手頃な価格でトレンドアイテムが手に入るし、子育て中や忙しい毎日でも気軽におしゃれが楽しめるのが魅力ですよね。
私自身も、ネット通販やプチプラブランドを上手に活用して、日々のコーデを楽しんでいます。
でも、大人になるとちょっと気になるのが、「プチプラだけで組んだコーデって、安っぽく見えないかな?」ということ。
学生時代は気にならなかったけれど、30代・40代になると、着こなしのバランスや上品さも意識したくなりますよね。
そこで今回は、「プチプラ服だけでも大人っぽく、素敵に見せるためのコツ」をたっぷりご紹介します。
ポイントを押さえれば、プチプラでもしっかり高見えするし、自分らしさもしっかり演出できますよ♪
Contents
大人でもプチプラ服だけで大丈夫?
「プチプラ=若い子向け」と思っていませんか?
実は最近のプチプラブランドは、30代・40代の女性にもぴったりなアイテムが豊富に揃っているんです。
Re:EDITやfifthなど、ちょっぴりモード感やトレンドを取り入れた大人可愛いラインも増えていますよね。
でも、「全身プチプラだとチープに見えないか心配…」という声もよく聞きます。
そこで今回は、大人でもプチプラ服だけでおしゃれに見せる着こなしのコツをお伝えします!
1. プチプラでも「素材感」で差がつく
プチプラのお洋服でおしゃれを楽しむうえで、まず注目したいのが素材感です。
どんなにデザインが可愛くても、素材がチープに見えてしまうと、どうしても全体の印象も残念に感じられてしまいますよね。
特に大人世代は、ただ流行を追いかけるだけでなく、“上品さ”や“落ち着き”も大事にしたいところ。
だからこそ、手に取るアイテムの素材をちょっと意識するだけで、「これ本当にプチプラ?」と思わせるような高見えコーデが叶います。
とろみ素材・リネン風が高見えのカギ
おすすめなのは、落ち感のあるとろみ素材や、表面がなめらかで光沢を抑えた生地。
例えば、レーヨン混やポリエステルでも柔らかく、揺れ感があるものは女性らしく見えますし、しっかりと目が詰まったコットンやリネン調素材などはナチュラル感が出て、肌なじみも良くて高見えします。
避けたいのはテカリとペラペラ感
反対に避けたいのは、ポリエステル特有のテカテカ感が強すぎるものや、厚みがなくペラペラに感じる生地。
シワがつきやすかったり、洗濯後にヨレヨレになってしまうものも、どうしても「プチプラっぽさ」が前面に出てしまいます。
通販なら「素材表示」とレビューをチェック
ネット通販で選ぶ場合は、商品ページの「素材表示」や「レビュー」をよくチェックするのがコツ。
レビューで「意外としっかりしていた」「安っぽく見えない」といった声が多いアイテムは、安心して取り入れやすいですよ。
色選びも高見えの決め手に
そして実は、色によっても素材の見え方って違うんです。
たとえば同じブラウスでも、白やベージュだと透け感が目立ちやすく、薄手の生地だと一気にチープに見えてしまうことも。
その点、ネイビーやカーキ、チャコールグレーなどの濃いめカラーは、素材の欠点をうまく隠してくれるのでおすすめです。
素材選びでおしゃれ偏差値アップ!
ちょっとした目利き力を身につければ、プチプラでも「高見え名人」に♡
お財布に優しくても、しっかりと質感で差をつけて、大人らしい落ち着きのあるコーディネートを楽しみましょう。
2. 小物で「格上げ」する
プチプラコーデを大人っぽく見せるために、とても大事なポイントになるのが小物使い。
実は、バッグや靴、アクセサリーなどの小物が全体の印象をぐっと格上げしてくれるんです。
バッグと靴は「きちんと感」の土台に
まずチェックしたいのがバッグと靴。洋服がプチプラでも、レザー調のバッグや、しっかりソールのあるシューズを合わせるだけで、一気に上品でこなれた印象になります。
特におすすめなのは、合皮でも上質に見えるバッグや、ローファー・バレエシューズ・ショートブーツなどのきれいめな靴。
逆に、くたっとした布トートや安っぽいスニーカーだと、せっかくのコーデもラフすぎてしまうことも。
アクセサリーで「大人の余裕」を演出
シンプルなトップス+デニムのような定番コーデでも、イヤリング・ネックレス・ブレスレットをプラスするだけでグッと垢抜けた雰囲気に変わります。
大ぶりピアスでモード感を出したり、華奢なネックレスで上品さをプラスしたりと、気分に合わせてコーデに遊び心を取り入れるのも楽しいポイント。
特にゴールド系やマットシルバーは肌なじみも良く、大人女性にぴったりです。
季節感のある小物が「こなれ感」を生む
春夏ならラタンやクリア素材のバッグ、秋冬ならスエード素材やファーのチャームなど、季節感のあるアイテムを1点投入するだけで、コーデ全体が旬の雰囲気に。
季節感を意識するだけで「なんとなく買った服」も、計算されたおしゃれに見えるようになりますよ。
ベルトや帽子も「味方」に
細ベルトでウエストマークしたり、キャップやハットを合わせたりすることで、プチプラ服がこなれて見えるテクも。
特にワンピースやオーバーサイズトップスには、ベルト使いでシルエットを整えると、それだけで全体の雰囲気がきれいにまとまります。
小物ひとつで「安見え」を回避できる
全身プチプラでも、小物がしっかりしていれば「ちゃんとおしゃれに見える」というのが、大人世代のリアルな感覚。
だからこそ、バッグ・靴・アクセサリーの3つは“投資アイテム”として、少しだけ質にこだわってみるのもおすすめです。
その日の気分やTPOに合わせて、小物を選ぶ楽しみを取り入れていくことで、プチプラコーデが一段と魅力的に輝いて見えますよ♪
3. 色選びに注意する
プチプラ服を大人っぽく、そして安っぽく見せないためには色選びがとても大切。
同じアイテムでもカラー次第で「高見え度」や「おしゃれ感」は大きく変わるんです。
ベーシックカラーは大人の味方
白・黒・ネイビー・グレー・ベージュなどのベーシックカラーは、どんなアイテムでも失敗しにくく、プチプラでもきちんと感を演出できます。
特におすすめなのが、チャコールグレーやグレージュ、エクリュ系の柔らかい色味。
落ち着いた雰囲気があり、肌なじみも良くて上品さを感じさせてくれます。
差し色は「一点だけ」がおしゃれに見えるコツ
プチプラアイテムはカラーバリエーションが豊富なのも魅力ですが、派手な色を全身に使うとチープ見えの原因になってしまうことも。
だからこそ、大人は差し色はワンポイントで取り入れるのが正解!
たとえば、落ち着いたベージュのワンピースに、マスタード色のバッグを合わせるだけでも、ぐっと垢抜けた印象になります。
くすみカラーは上品に見せやすい
最近人気のくすみブルー・くすみピンク・ミントグリーンなどのニュアンスカラーは、プチプラでも安っぽく見えにくい優秀カラー。
鮮やかすぎるビビッドカラーよりも、大人の肌にしっとりと馴染みやすく、「優しげで女性らしい印象」が演出できます。
素材と色の相性にも注目
実は素材によって、同じ色でも印象が変わることも。
たとえば、白いトップスでも、ハリ感のあるコットンなら爽やかで清潔感が出ますが、薄手のポリエステルだと透けてチープに見えてしまうことも。
反対に、ネイビーやカーキ、ボルドーなどの濃いめカラーは、素材の粗さをカバーして高見えしやすくなるので、プチプラではぜひ意識したいポイントです。
色のトーンを揃えるとこなれ感アップ
コーデ全体をおしゃれに見せるには、色のトーンをそろえるのも効果的。
ベージュ・オフホワイト・アイボリーなど、同系色でまとめるとプチプラでも統一感が出て大人の余裕を感じさせてくれます。
強いコントラストよりも、柔らかいグラデーションを意識すると、ナチュラルで洗練された印象に♪
色使いで「高見え」と「自分らしさ」を
色選びは、高見えだけでなく、自分らしさや季節感を出す鍵にもなります。
ベーシックをベースに、気分で差し色を楽しんだり、トレンドカラーを小物で取り入れたり。
プチプラだからこそ、色で遊ぶ余裕を持っておしゃれを楽しめますよ♪
4. 「サイズ感」を甘く見ない
どんなにデザインが素敵でも、サイズ感を間違えると一気に野暮ったく見えてしまうのがファッションの難しいところ。
特に大人の女性にとって、体型の変化や生活スタイルの影響で、洋服の“ちょうどいいサイズ”は変わりやすいものです。
だからこそ、プチプラ服をおしゃれに着こなすには「自分に合ったサイズ感」をしっかり見極めることが大切です。
オーバーサイズは「計算されたゆるさ」が鍵
ここ数年人気のオーバーサイズ。大人にも取り入れやすいトレンドですが、ただ大きめを選ぶだけではだらしなく見える危険性も。
ポイントは、どこか1カ所だけをゆるくすること。
たとえば、ビッグシルエットのトップスには細身のパンツを合わせたり、ワイドパンツを履くならトップスはコンパクトにまとめるなど、バランスを取る意識がとても大切です。
「肩」「袖丈」「着丈」のチェックは必須
サイズ感の中でも特に注意したいのが肩幅・袖の長さ・着丈。
肩が落ちすぎていたり、袖がだらんと長すぎたりすると、どうしても“借り物感”が出てしまって垢抜けません。
試着できるときは必ず横からも鏡をチェック。
ネット通販の場合は、サイズ表記とモデルさんの身長を見比べて、自分とのバランスをイメージすると失敗が少なくなります。
ジャストサイズ=ピッタリではない
「ジャストサイズ」というと、身体にぴったりのものを選ぶイメージがあるかもしれませんが、実は“少しゆとりのあるフィット感”が大人にはちょうどいいんです。
ウエストやヒップ周りにほどよい余裕があることで、動きやすく、なおかつ上品なシルエットに。
逆にパツパツだったり、タイトすぎると着心地も見た目も窮屈に見えてしまいます。
サイズが合っていると、それだけで「きちんと見え」
不思議なことに、サイズが合っているだけで清潔感や信頼感すら漂ってくるんです。
特にプチプラのベーシックアイテムほど、サイズが合っているかどうかで「高見え」度合いが大きく変わると実感しています。
パンツは丈感が命。トップスは肩のラインや袖の長さで印象が変わります。
だからこそ、「とりあえずMサイズ」ではなく、アイテムごとに慎重に選ぶことが大人コーデの近道なんです。
「自分に似合うシルエット」を知っておくと楽
いくつかのシルエットを試してみて、自分の体型に合うパターンを知っておくと、ネットでも買い物が格段にスムーズになります。
たとえば、「私はAラインのワンピースがバランス良く見える」「テーパードパンツは脚長効果がある」といった感覚がつかめると、プチプラでもスタイルアップして見えるアイテム選びがしやすくなりますよ。
サイズ感で“洗練された雰囲気”がつくれる
プチプラだからこそ、サイズ感は最大の武器。ただ着るのではなく、「どう見せたいか」を意識して選ぶことで、全身の印象がぐっと洗練されます。
「服が似合わない」のではなく、「サイズの選び方が合っていない」だけかもしれません。
ほんの少しの気配りで、着こなしがグンと垢抜けるので、ぜひ意識してみてくださいね。
5. トレンドは「一部取り入れ」が正解
ファッションが好きな方なら誰しも気になる「今年のトレンド」。
プチプラブランドは、そんなトレンドをいち早く反映してくれる心強い味方ですよね。
でも、全身トレンドアイテムで固めてしまうと、どうしても「若作り」に見えてしまうことも…。
だからこそ、大人世代はトレンドを“さりげなく一部に取り入れる”のが、おしゃれに見える近道なんです。
まずは「ワンポイント」で様子見を
たとえば、今年流行のシアー素材やメタリックカラーなど、難しそうに見えるトレンドでも、小物や一部のディテールで取り入れればグッと着こなしやすくなります。
たとえば、
- メタリックのバレエシューズ
- シアーな袖だけ透け感のあるトップス
- カーゴパンツ風のディテール付きスカート
など、全体の印象を邪魔せず、今っぽさをプラスしてくれるアイテムが狙い目!
「ベースはベーシック」で大人の余裕を
トレンドを取り入れるときは、ベースとなるコーディネートはベーシックな色・形・素材を選ぶのがおすすめです。
シンプルなワンピースやデニムスタイルに、旬のバッグやシューズ、アクセサリーを加えるだけで、無理なく今っぽくなれるのが大人流の着こなし。
「自分らしさ+ちょっとトレンド」を意識することで、抜け感のあるバランスが生まれます。
トレンドを“毎年買い替える前提”で楽しむ
プチプラの最大の魅力は、冒険できる価格帯ということ。
だからこそ、トレンドアイテムは「1シーズン着倒してもOK」くらいの気軽さで楽しむのが正解です。
無理に定番化させず、今年らしさを楽しむ期間限定アイテムと割り切ることで、気持ちもラクに、コーディネートにも余裕が生まれますよ。
取り入れ方次第で“トレンド上手”に
大人がトレンドを楽しむときに大事なのは、“全部乗せ”ではなく、“引き算の美学”。
無理して流行を追うのではなく、自分に似合う要素だけをセレクトする姿勢が、逆におしゃれに見えるんです。
流行に敏感でありながら、自分らしさを大事にする人って、すごく素敵ですよね。
「ほんの少し」のトレンドが、大人の洗練に
トレンドは、大人にとってアクセントやスパイスのような存在。
取り入れ方を少し意識するだけで、いつものコーデが見違えるほど新鮮に映ります。
「今の気分」を少しだけ足して、心がときめくファッションを。
それが、プチプラでも自分らしい大人スタイルを楽しむ秘訣です♡
大人こそ「プチプラ上手」になろう
プチプラ服=ダサい、安っぽいというイメージは、もう昔の話。
今は30代・40代の女性に向けた、洗練されたプチプラブランドがたくさんあります。
大切なのは、ただ安い服を着るのではなく、「どう選び、どう着るか」。
ちょっとした工夫で、プチプラでもおしゃれで自分らしいスタイルがつくれます。
「お金をかけなくても、おしゃれは楽しめる」。そんな大人の余裕を、着こなしで表現していきたいですね♪
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