“かわいい”と“抜け感”のちょうどいい真ん中を探してる。
そんな今どきの女の子たちにぴったりなのが、淡色ラテカラーでつくる夏のコーディネート。
ベージュ、アイボリー、エクリュ…まろやかな色の重なりは、まるでカフェラテのようにやさしくて、どこか落ち着く空気感をまとっています。
今回は、10代後半〜20代前半の女性に向けて、ナチュラルだけどおしゃれに見える「淡色×カフェスタイル」の夏コーデを10パターンご紹介。
肌見せも、素材感も、ちょっとしたバランスの取り方も、今すぐ真似できる、可愛くてヘルシーな着こなしのヒントがたくさん詰まっています。
Contents
- 1 淡色コーデとは?
- 2 今年の夏、取り入れたい淡色女子コーディネート
- 2.1 とろけるような柔らかさ。ミルクベージュのワンピに透け感を重ねて
- 2.2 ピスタチオベージュの余韻。ティアードスカートで描くふわ甘シルエット
- 2.3 モカとアイボリーのリズム。リブタンクとサロペットの甘辛バランス
- 2.4 風をまとうブラウスと、脚長ショーパンの“きちんと可愛い”
- 2.5 シャンパンのきらめきをひとさじ。サテンキャミでつくる夏の余韻
- 2.6 アイスグレーとクリームの余白で描く、やさしいストリート感
- 2.7 アーモンドミルクの温度感。ワッフルトップスとミニスカの甘カジュアル
- 2.8 ラテビスチェでレイヤードを遊ぶ。チラ見せが叶える“あざとヘルシー”な夏バランス
- 2.9 風とラテが似合う季節。リボンブラウスで仕上げる、ナチュラルフェミニンな夏
- 2.10 スウェットライクなラフ感が心地いい。ラテグレージュでつくるストリートミックス
- 3 参考にしたファッションブランド
淡色コーデとは?
やさしい色で満たされたファッション。
「淡色コーデ」とは、ホワイトやベージュ、エクリュ、アイボリー、グレージュなどの、明るくくすんだニュアンスカラーをメインに組み合わせた着こなしのことを指します。
その中でも近年人気を集めているのが、“ラテカラー”を中心にしたスタイリング。
まるでカフェラテのように、まろやかで甘すぎず、ナチュラルな印象を纏えるのが特徴です。
特に10代後半〜20代前半の女の子たちから支持されているのは、次のような理由から。
- 肌なじみがよく、誰にでも似合いやすい
- 大人っぽすぎず、かわいらしさを残せる
- メイクやヘアカラーともなじみやすい
- 写真映え・ストーリーズ映えするニュアンス感
中でも、人気ブランド「mystic」や「Chico」などに代表されるような、ナチュラルで抜け感のある甘さと、ちょっぴりレディな雰囲気を併せ持つスタイルが主流。
ピタ×ゆるのシルエットバランス、肌見せの“ヘルシー加減”、シアーやリブ、チュールといった軽やかな素材感の使い方が、淡色コーデをより洗練された印象へと導いてくれます。
また、トップス・ボトムス・小物をすべて淡色で揃えても、異なる素材感や濃淡を重ねることでのっぺり見えせず、“ふんわりした女の子らしさ”と“空気を含むような余白”を同時に表現できるのも魅力です。
きゅんとときめく可愛らしさも、ちょっと背伸びした大人感も、ぜんぶまるごと詰め込めるのが「淡色コーデ」なのです。
今年の夏、取り入れたい淡色女子コーディネート
とろけるような柔らかさ。ミルクベージュのワンピに透け感を重ねて
ふわりと風にそよぐシアーシャツと、ミルクベージュのキャミワンピ。
女の子の“今”を閉じ込めたような、ほんのり甘くて、どこかナチュラルな淡色スタイルです。
短丈ワンピのヘルシーな肌見せも、透けるシャツがそっと包み込んでくれるから、上品さも忘れずに。
厚底グルカサンダルや丸底の巾着バッグで、こなれ感もバランスよくプラスして。
コーディネートアイテム
- ミルクベージュのリブキャミワンピース(Aライン/ショート丈)
- ベージュホワイトのシアーシャツ(ドロップショルダー/オーバーサイズ)
- ベージュの厚底グルカサンダル(ラバーソール)
- 生成りのキャンバス巾着バッグ(ナチュラル素材)
- クリアドロップピアス、ゴールドチェーンブレス
ピスタチオベージュの余韻。ティアードスカートで描くふわ甘シルエット
くすみ感のあるピスタチオベージュのクロップドTは、甘さ控えめの洒落感を。
そこにふんわり揺れるアイボリーのティアードスカートを合わせると、一気に世界がガーリーに色づく。
スニーカーじゃなくて、あえてのバレエシューズ。足元まで“女の子のやさしさ”をとじ込めて。
大きめのヘアクリップや、ぷくっとした小さなバッグを添えれば、まるで絵本から出てきたみたいな装いに。
コーディネートアイテム
- ピスタチオベージュのクロップドTシャツ(フレンチスリーブ)
- アイボリーのティアードロングスカート(コットン/ふんわり広がるシルエット)
- ベージュのバレエシューズ(細リボン付き/ローヒール)
- ホワイトベージュのキルティングミニショルダーバッグ
- パールイヤーカフ、華奢ベルト
モカとアイボリーのリズム。リブタンクとサロペットの甘辛バランス
夏の陽射しに映えるモカカラーのリブタンクに、アイボリーのサロペットスカートをふわっと重ねて。
ほんのり大人っぽい配色だけど、スカートのAラインシルエットが、少女らしさをやさしく引き戻す。
足元は厚底スニーカーでストリートな抜けを作って、カジュアルとガーリーの絶妙なバランスに。
仕上げには、ナチュラル素材のバケットハットとメッシュトートで、夏の軽やかさをプラス。
コーディネートアイテム
- モカブラウンのリブタンクトップ(スクエアネック/コンパクトフィット)
- アイボリーのサロペットスカート(ふんわりAライン/ポケット付き)
- アイボリーベースの厚底キャンバススニーカー
- 生成×ホワイトのメッシュ編みトートバッグ
- ゴールドバングル、アンバーカラーのリング
- 茶髪セミロングの低めお団子+バケットハット
風をまとうブラウスと、脚長ショーパンの“きちんと可愛い”
ふんわり袖のエクリュブラウスは、触れたくなるくらいやさしい雰囲気。
そこにウエストマークの効いたショートパンツを合わせれば、少女らしさの中にほんの少しのシャープさが宿る。
ナチュラル素材のローファーやマイクロバッグでコンパクトにまとめつつ、仕上げはゴールドのイヤーカフでちょっぴりアクセント。
“甘すぎないのにちゃんと可愛い”を叶える、休日のお出かけにぴったりなコーディネート。
コーディネートアイテム
- エクリュのスクエアネックブラウス(刺繍入り/ふわ袖)
- ミルクティーベージュのハイウエストショートパンツ(センタープレス/タック入り)
- 生成色の麻ローファー(厚底/レザー風縁取り)
- ホワイトのマイクロショルダーバッグ(レザー風)
- ゴールドイヤーカフ、レザーコードネックレス
シャンパンのきらめきをひとさじ。サテンキャミでつくる夏の余韻
肌にとろけるようなシャンパンベージュのサテンキャミは、まるで陽射しを映すリキッドのよう。
そこにメッシュのショートカーデを重ねることで、ほどよい透け感とカジュアルさをミックス。
ボトムには落ち感のあるスラックスを合わせて、ゆるっとした抜け感をプラス。
足元はスクエアトゥのミュールで、リラックスしながらも女性らしさを忘れずに。
夏の日常に、少しだけ特別な光を灯してくれるようなコーディネートです。
コーディネートアイテム
- シャンパンベージュのサテンキャミソール(細ストラップ/レース付き)
- ベージュのメッシュショートカーディガン(裾リブ/ドルマンスリーブ)
- ライトベージュのハイウエストスラックス(セミワイド/センタープレス)
- ヌードカラーのスクエアトゥミュール(トング風/2.5cmヒール)
- クリアハンドバッグ(巾着インナー付き/ホワイト&ベージュ)
- 淡水パールピアス、ゴールドリング重ね付け
アイスグレーとクリームの余白で描く、やさしいストリート感
少しだけレトロなポロニットを、アイスグレーのくすみトーンで仕上げると、なんだか新鮮。
そこにクリーム色のタックパンツを合わせれば、やわらかな淡色グラデーションの完成。
足元は厚底のグルカサンダルで軽やかに、バッグはスクエア型のミニショルダーでキュッと引き締めて。
カチューシャで顔まわりをすっきり見せるだけで、いつもの日常にさりげない変化が生まれます。
コーディネートアイテム
- アイスグレーのサマーポロニット(半袖/パールボタン)
- クリームカラーのタック入りテーパードパンツ(ウエストゴム/センタープレス)
- 淡ベージュの厚底グルカサンダル(ラバーソール)
- アイボリーレザー風スクエアミニショルダーバッグ
- シルバーツイストリング、レース調カチューシャ(グレージュ)
- 茶髪セミロングの内巻き+カチューシャで額見せアレンジ
アーモンドミルクの温度感。ワッフルトップスとミニスカの甘カジュアル
ゆるっとラフなワッフルトップスは、アーモンドミルクのようにやさしい色合い。
そこにハイウエストのチノ風ミニスカートを合わせて、脚長効果とカジュアル感をバランスよくミックス。
足元は白スニーカー+フリルソックスで、女の子らしい王道スタイルに。
ナップサックや編み込みハーフアップで、ちょっぴりアクティブなムードを添えて。
放課後や休日にちょうどいい、等身大の可愛さを詰め込んだコーディネートです。
コーディネートアイテム
- アーモンドミルクカラーのワッフルトップス(ドロップショルダー/ロールアップ可)
- ベージュのチノ風ミニスカート(台形シルエット/ハイウエスト)
- ホワイトベースのローテクスニーカー(ベージュ差し色入り)
- 生成×ホワイトのリネン混ナップサック(巾着型)
- 白フリルソックス、ゴールドイヤーカフ、ミサンガ風ブレスレット
ラテビスチェでレイヤードを遊ぶ。チラ見せが叶える“あざとヘルシー”な夏バランス
定番のTシャツワンピに、トレンドのショート丈ビスチェをレイヤード。
ほんの少し肌が覗くこのバランス感が、今どき女子の“ちょうどいいおしゃれ”を作ってくれる。
全体はラテカラーで統一しつつ、足元はスニーカーでストリート感をプラス。
カジュアルさと女の子らしさのあいだをゆらぐ、ちょっぴり攻めた夏の新定番。
コーディネートアイテム
- バタークリームのTシャツワンピース(ハーフスリーブ/ゆったりシルエット)
- カフェベージュのリブニットビスチェ(ショート丈/バスト下ギャザー入り)
- ホワイトベースのダッドスニーカー(ベージュアクセント/厚底)
- ミニナイロンショルダーバッグ(グレージュ/フロントポケット付き)
- ゴールドのチェーンネックレス、ワンポイントピアス
- 茶髪セミロングをストレート+キャップでストリートMIX
風とラテが似合う季節。リボンブラウスで仕上げる、ナチュラルフェミニンな夏
首元のリボンとふんわりスリーブが印象的なラテブラウス。
ボトムにはショート丈のプリーツパンツを合わせて、動きやすさと上品さの両方を確保。
ラテカラーで全体をやさしくまとめつつ、足元は控えめな厚底ローファーで軽やかに仕上げて。
カフェのテラス席や街角でふと立ち止まる、その一瞬さえも絵になるような、“洗練された少女らしさ”を感じる夏のラテスタイルです。
コーディネートアイテム
- エクリュのリボンタイブラウス(シアー感あり/ふんわりパフスリーブ)
- ラテベージュのプリーツショートパンツ(ハイウエスト/Aラインシルエット)
- アイボリーの厚底ローファー(スクエアトゥ/ソール約3cm)
- サンドグレージュのミニボストンバッグ(レザー調/ショルダー紐付き)
- ゴールドのしずくイヤリング、パールの細ブレスレット
スウェットライクなラフ感が心地いい。ラテグレージュでつくるストリートミックス
スウェットみたいなゆるっと感のTシャツを、ラテグレージュでほんのり甘くまとめたら、ボトムはリブニットのタイトスカートで大人っぽさをひとさじ。
足元にはスクエアスニーカーを選んで、ストリート感をほどよくON。
ナイロンポーチやロゴキャップをアクセントに、抜け感と動きやすさを兼ね備えた、ちょっぴりボーイッシュな淡色コーデ。
コーディネートアイテム
- ラテグレージュのスウェット風Tシャツ(肩落ち/五分袖)
- アイボリーのリブタイトスカート(ひざ下丈/スリット入り)
- ベージュ×ホワイトのスクエアトゥレトロスニーカー
- ライトグレー×ベージュのナイロンショルダーポーチ(三日月型)
- ホワイトのロゴ刺繍キャップ、シルバー系の太リング
参考にしたファッションブランド
mystic(ミスティック)
抜け感と甘さを両立する、大人ナチュラルの代名詞
mysticは、ナチュラルで女性らしいのに、どこか“芯”のあるスタイルを叶えてくれるブランド。
エクリュやベージュ、くすみピンクといった淡色をベースに、肌なじみの良いアイテムやシアー素材、ゆるっとしたシルエットが豊富に揃っています。
特に人気なのは、クロップド丈のトップスや、ギャザーの効いたブラウス、ちょっぴりヴィンテージ感のあるスカートやワンピースなど。
“頑張りすぎないけどおしゃれ”を体現できる、10代後半〜20代前半女子の強い味方です。
- テイスト:ナチュラル/ガーリー/ヴィンテージミックス
- 価格帯:トップス3,000〜7,000円前後、ワンピース5,000〜10,000円前後
- ターゲット:18〜25歳の感度高めな女性
- 店舗:全国主要都市に実店舗あり、オンラインも充実
Chico(チコ)
“甘すぎないガーリー”を叶える、トレンド感たっぷりの淡色ブランド
Chicoは、“ちょっぴり背伸びしたい”女の子にぴったりのガーリーブランド。
ラテカラーやくすみカラーを中心に、肌見せや短丈アイテム、フリルやチュールといった甘い要素をヘルシーに仕上げてくれる絶妙なバランスが魅力です。
特に人気なのは、リブニット×タイトスカートのセットアップや、クロップドカーディガン、淡色のシアーブラウスなど。
女の子らしさと今っぽさを掛け合わせた“甘辛ミックス”が得意なブランドです。
- テイスト:ガーリー/カジュアルフェミニン/淡色ストリート
- 価格帯:トップス3,000〜6,000円前後、ボトムス4,000〜8,000円前後
- ターゲット:10代後半〜20代前半のトレンド好き女子
- 店舗:全国のショッピングモールやルミネ系中心、ZOZOTOWNなどでも展開
ラテカラーで叶える、“わたしらしさ”と“ときめき”のある夏。
淡色コーデって、ただのナチュラルじゃなくて、ちょっとした色の重なりや、素材の透け感、肌の見せ方で“その人らしさ”が自然と浮かび上がるところが魅力。
今回ご紹介した10のコーディネートは、カフェで過ごす休日、友達とふらっとお出かけする午後、そんな日常の一瞬を、ふんわり彩ってくれるスタイルばかりです。
可愛いだけじゃなく、どこか知的で、ヘルシーで、飾らない。
そんな“淡色女子”の魅力を、これからの夏にもっと楽しんでみませんか?
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