冬が近づくと、新しいアウターやニットを選ぶ時間が楽しくなる季節です。
とはいえ、大学生活の中で毎日着る服だからこそ、「今っぽさ」と「実用性」のバランスはとても大切です。
2025-26年の冬は、甘さをそのまま出すのではなく、どこかにさりげない強さや抜け感をしのばせるスタイルが支持されています。
シルバーや黒リボンのような存在感のあるアイテムから、ゆるさを楽しむニット、テック素材を活かしたストリートまで、今年のトレンドはとにかく多様で自由です。
「可愛い」「かっこいい」「あざとい」「力の抜けたラフさ」
その全部を気分や予定に合わせて切り替えられるのが、今の女子大生ファッションの魅力と言えます。
ここからは、そんな冬のムードをぎゅっと詰め込んだ、今まさに着たくなるコーデを10パターンご紹介します。
Contents
この冬の女子大生ファッションは、甘さ×強さ×抜け感のミックスが主役

2025-26年の冬トレンドをひとことで表すなら、「ひとつの系統に縛られない自由さ」が大きなテーマになっています。
近未来感のあるY3Kや、黒でまとめたダークロマンティックのように、どこかに強さを感じるスタイルが注目される一方で、萌え袖ニットやグランパニットのような、リラックス感のある可愛いアイテムも引き続き人気です。
さらに、ナイロンやレザーといった無機質な素材をミニスカートや透け感のあるアイテムと組み合わせることで、重たくなりがちな冬コーデにも軽さや抜け感をプラスできるのが今年らしいポイントです。
その日の気分や行き先に合わせて、イメージを自由に着替えられることこそが、この冬のトレンドの楽しさです。
このあと紹介する10のスタイルは、そんな今っぽさをしっかり押さえたラインナップになっているので、自分の「なりたい雰囲気」に近いものからぜひ取り入れてみてください。
【2025-26冬】女子大生のトレンド服10選!「今っぽ」コーデ10選&マストアイテム
1. Y3K(フューチャー・コア)

シルバーを一点投入!街中で目を引く「近未来」ガール
Y2K(2000年代)の次は、3000年代のような近未来感を漂わせる「Y3K」がトレンド最前線。
難しそうに見えて、実は「グレーコーデの差し色」感覚で取り入れれば簡単に垢抜けます。
主役はメタリックなシルバーダウン。インナーとミニスカをモノトーンで締めることで、派手すぎず洗練された印象に。
ヘッドホンなどのテック小物と合わせれば、大学への通学路もランウェイ気分になれるはず。
コーディネート
- トップス: クロップド丈のシルバーダウンジャケット(マットな光沢感)。インナーは白のハイネックリブニット。
- ボトムス: グレーのプリーツミニスカート(ウール混)。
- シューズ: シルバーまたは白のロングブーツ(膝下丈の厚底)。
- 小物: 横長のメタリックショルダーバッグ、大きめのシルバーヘッドホンを首にかける。
このスタイルと合うブランド
X-girl (エックスガール)
ストリートの王道。Y3Kに必須のシルバー系アイテムや、ロゴ入りのテックなTシャツが見つかります。
PAGEBOY (ページボーイ)
「クール」「モード」がコンセプト。エッジの効いたメタリックバッグや、少し個性的なデザインのアウターが得意です。
WEGO (ウィゴー)
プチプラでトレンドを抑えるならここ。シルバーのバッグやヘッドホンなどの小物も充実しています。
2. ダーク・ロマンティック

「可愛い」だけじゃない。黒で魅せる毒っ気ドーリー
これまでの「量産型」や「フレンチガーリー」が、この冬は少し大人っぽく進化。キーワードは「オールブラック」です。
ベロアやレースといった甘い素材を使いつつも、全身を黒で統一することで、甘すぎない「毒っ気」を演出。
ポイントは肌見せのバランス。透け感のある素材やミニ丈を選ぶことで、重たくなりがちな冬の黒コーデに抜け感を出しましょう。
カフェデートや美術館巡りにぴったりのスタイルです。
コーディネート
- トップス: ベロア素材の黒トップス。襟元に白い大きめレース襟+黒リボンタイ。
- ボトムス: 黒のチュールティアードスカート(控えめボリューム)。
- シューズ: 黒エナメルローファー+白レースソックス。
- 小物: パールハンドルのミニバッグ。
このスタイルと合うブランド
Heather (ヘザー)
女子大生の鉄板ブランド。甘めだけど子供っぽくない、黒のミニワンピやブラウスが豊富です。
SNIDEL (スナイデル)
少し背伸びしたい時に。シルエットが綺麗な「あざと可愛い」黒アイテムが見つかります。
ROPE' PICNIC (ロペピクニック)
フレンチテイストが得意なので、上品なレースの襟付きトップスやベロア素材を探すのにおすすめ。
3. ブロケット・コア

ジャージ×チュールが新常識!こなれ感No.1の通学コーデ
「Broquette(ブロケット)」とは、スポーティな「Bro(兄弟)」っぽいアイテムと、ガーリーな「Coquette(コケット)」を混ぜた造語。
古着っぽいトラックジャケット(ジャージ)に、あえて真逆の「フリルスカート」や「レース」を合わせるのが今年流の黄金比です。
「授業受ける時は楽なジャージがいいけど、手抜きには見られたくない!」という女子大生のワガママを叶える最強の組み合わせ。
コーディネート
- トップス: ネイビー×白ラインのトラックジャケット(オーバーサイズ)。ジップは上まで閉める。
- ボトムス: 白のロングコットンスカート(裾にレースやフリル)。
- シューズ: レトロスニーカー(Samba系)。
- 小物: キャンバストート、細フレームの伊達メガネ。
このスタイルと合うブランド
adidas Originals (アディダス オリジナルス)
本命のトラックジャケットを探すならここ。楽天ファッション内に公式があります。
LOWRYS FARM (ローリーズファーム)
カジュアルとガーリーのバランスが絶妙。ジャージに合わせやすいチュールスカートやティアードスカートが必ずあります。
SPINNS (スピンズ)
古着っぽいデザインのジャージや、少しレトロなスポーティアイテムが安く手に入ります。
4. グランパ・ニット

おじいちゃんの服借りた?ゆるっと感が愛おしいレトロ冬服
安心感のある「おじかわ(グランパコア)」スタイルも継続して人気。あえてメンズサイズのアーガイル柄カーディガンをダボッと羽織るのがポイントです。
ここで重要なのは「ボトムスまでダボダボにしない」こと。
ショートパンツ×ロングブーツでしっかり脚を見せることで、華奢さが際立ち、守りたくなるようなシルエットが完成します。
図書館での勉強や、のんびりお家デートにもおすすめ。
コーディネート
- トップス: モカやベージュのアーガイル柄Vネックカーディガン(かなり大きめ)。白Tをインナーに。
- ボトムス: ブラウンのコーデュロイショートパンツ。
- シューズ: ダークブラウンのロングジョッキーブーツ。
- 小物: 古着風の茶系レザーショルダーバッグ。
このスタイルと合うブランド
coen (コーエン)
リラックス感のある、アメカジ・レトロなニットが得意。メンズライクなサイズ感のものが見つかりやすいです。
niko and ... (ニコアンド)
ダボッとしたシルエットの古着風ニットや、配色が可愛いカーディガンが豊富です。
U.S. POLO ASSN. (ユーエスポロアッスン)
(WEGOなどで取り扱いあり)ブランドロゴが入ったニットは、まさにグランパコアの正解アイテム。
5. バラクラバ&フードウォーマー

マフラーよりも今っぽい。顔周りを盛る「付けフード」
この冬のマストバイ小物は、間違いなく「バラクラバ(ニットフード)」。
アウターの上からフードを被ったり、首元に垂らしてパーカー風に見せたりと、1つでコーデの幅が広がります。
ノーカラーのコートに合わせれば、首元の防寒になるだけでなく、顔周りにボリュームが出ることで小顔効果も絶大!
機能性と可愛さを兼ね備えた、寒がり女子の救世主です。
コーディネート
- トップス: ライトグレーのノーカラーコート。上から同色系のニットバラクラバを首に垂らしてレイヤード。
- ボトムス: 黒のスキニーパンツまたはレギンス。
- シューズ: キャメルやベージュのムートンブーツ。
- 小物: ニットのアームウォーマーを合わせる。
このスタイルと合うブランド
BEAMS HEART (ビームス ハート)
セレクトショップ系ならではの、配色や形がおしゃれなニット小物が揃います。
WEGO (ウィゴー)
バラクラバやアームウォーマーなどのトレンド小物は、ここが一番種類が多くて安いです。
GLOBAL WORK (グローバルワーク)
シンプルで使いやすいデザインが多いので、初めてバラクラバに挑戦する人におすすめ。
6. スーパー・ロングスリーブ

あざとさ優勝♡ 指先まで隠れる「萌え袖」ニット
デート服で迷ったらコレ!指先まですっぽり隠れる「スーパーロングスリーブ」のシャギーニットです。
毛足の長いふわふわ素材と、パステルカラーの組み合わせは、冬だからこそ許される特権。
トップスにボリュームがある分、ボトムスは超ミニ丈でコンパクトに。
「下履いてない風」のバランスに、足元はルーズソックスでボリュームを出せば、最強のスタイルアップコーデの完成です。
コーディネート
- トップス: 毛足の長いシャギーニット(ラベンダー or アイシーブルー)。指先まで隠れる超ロング袖。
- ボトムス: 白のショートパンツ(ほぼ隠れてワンピ風のバランス)。
- シューズ: 白ルーズソックス+厚底ダッドスニーカー。
- 小物: モコモコのファーバッグ。
このスタイルと合うブランド
Heather (ヘザー)
デート服の王道。パステルカラーのふわふわニットや、ミニボトムとのセットアップならここ。
natural couture (ナチュラルクチュール)
袖のボリューム感や、フェミニンな色使いのニットが多く、女子アナっぽい可愛さも作れます。
VIS (ビス)
少し大人っぽい「キレイめ」なシャギーニットを探すならここ。価格も手頃です。
7. テック・ミニ(City Tech)

「強め」が気分。機能素材をストリートに着こなす
韓国ストリート好きに推したいのが、ナイロン素材やポケットデザインを取り入れた「テックウェア」のミックススタイル。
シャカシャカした素材のマウンテンパーカーやカーゴミニスカートは、雨や雪の日でも気兼ねなく着られる実用性が魅力。
足元はごつめのブーツで重さを出すのがルールです。「可愛い」より「カッコいい」と言われたい日の、自立した女子大生コーデ。
コーディネート
- トップス: 黒またはカーキのナイロンジャケット。前を開けてタイトなクロップドTを見せる。
- ボトムス: カーゴポケット付きミニスカート。
- シューズ: ハイカットスニーカー or コンバットブーツ。
- 小物: ボディバッグ斜めがけ、シルバーフープピアス。
このスタイルと合うブランド
JEANASIS (ジーナシス)
「黒」「強め」が好きなら絶対にハマります。カッコいいマンパやカーゴパンツのデザイン性が高いです。
X-girl (エックスガール)
機能素材を使ったスカートやアウターなど、本格的なテックウェアの雰囲気が楽しめます。
moment+ (モーメントプラス)
プチプラ通販ブランド。トレンドのカーゴミニやナイロンアイテムが非常に安く手に入ります。
8. レザー・オン・レザー

周りと差がつく!スパイシーな異素材ブラック
「冬のコーデがマンネリ化してきた…」という人に挑戦してほしいのが、アウターとボトムス両方にレザーを取り入れる上級テクニック。
ハードになりすぎないコツは、インナーや肌見せで「隙」を作ること。
ビッグシルエットのレザージャケットから覗くデコルテや、シアータイツの透け感が、強さの中に女性らしさを引き立てます。
夜のディナーや女子会で一目置かれるスタイルです。
コーディネート
- トップス: オーバーサイズの黒フェイクレザージャケット。
- ボトムス: 黒のレザーショートパンツ。
- レッグウェア: 黒シアータイツで抜け感を作る。
- シューズ: トラックソールのサイドゴアブーツ。
このスタイルと合うブランド
EMODA (エモダ)
モード系ギャルの御用達。シルエットが綺麗なレザージャケットや、タイトなレザーショーパンといえばここ。
MOUSSY (マウジー)
ヴィンテージ感のあるレザーアウターや、それに合わせるデニムが得意。カッコいい女子大生スタイルに。
AZUL BY MOUSSY (アズールバイマウジー)
MOUSSYのクールな雰囲気を、より手頃な価格で楽しめます。
9. レッグ・ボリューム

足元を盛れば脚が細くなる!?Y2Kの視覚マジック
2026年冬も、足元のボリューム感は重要キーワード。
ファーたっぷりのブーツや厚底靴、レッグウォーマーを使って、足元を「重く」するのが正解です。
足首周りにボリュームを持ってくることで、相対的に太ももやふくらはぎが細く見える視覚効果(錯覚)を狙えます。
ミニスカート派はもちろん、スキニーパンツをブーツインするスタイルも再燃中!
コーディネート
- トップス: グレーの短丈ロゴスウェット。
- ボトムス: プリーツ入りデニムミニスカート。
- シューズ: ボリュームファーブーツ or 厚底靴+極太レッグウォーマー。
- 小物: ビーニー帽、ミニリュック。
このスタイルと合うブランド
UGG (アグ)
厚底ムートンブーツの本家。楽天ファッションで購入可能です。
ORiental TRaffic (オリエンタルトラフィック)
トレンドのデザインを取り入れたブーツや厚底靴が、学生でも買いやすい価格で揃っています。
WEGO (ウィゴー)
ルーズソックスやレッグウォーマーの種類が圧倒的。ブーツとセットで探すのにおすすめ。
10. クワイエット・グランジ

頑張りすぎないのがカッコいい。90年代ロックな気怠さ
「キメキメのファッションは疲れる」という日は、90年代のロックバンドのような「グランジ(薄汚れた)」スタイルへ。
ダメージ加工されたニットや、ズルズルと引きずるようなワイドデニムを、あえて気怠げに着こなすのが今のムード。
新品の服よりも、少し着古したような風合いがオシャレに見える、こなれ感たっぷりのスタイルです。
コーディネート
- トップス: ダメージ加工のボーダーニット(赤×黒、またはグレー×黒)。サイズは大きめ。
- ボトムス: 強いウォッシュ加工のワイドデニム(裾長め)。
- シューズ: 黒のキャンバススニーカー。
- 小物: チョーカーネックレス、黒縁メガネ。
このスタイルと合うブランド
JEANASIS (ジーナシス)
ダメージ加工や、ヴィンテージ加工が施されたニット・デニムが得意。気怠げなロックテイストが作れます。
PAGEBOY (ページボーイ)
ルーズなシルエットのデニムや、一癖あるニットなど、グランジ感のあるアイテムが見つかります。
classicalelf (クラシカルエルフ)
ダボッとしたビッグシルエットのデニムやニットが豊富で、プチプラでルーズなコーデが組めます。
この冬は“気分に合わせて変わる自分”を楽しむのが正解
2025-26年の冬トレンドは、ひとつの系統にしばられず、甘さ・強さ・抜け感を自由に行き来できるのが魅力です。
シルバーを差し込んだ近未来的なスタイルから、黒で統一した大人ドーリー、ゆるっと着こなすニット、テック素材を取り入れたストリートまで、女子大生のおしゃれはこれまで以上に幅が広がっています。
気分が乗らない日こそ、少しだけ強めのアイテムを取り入れてみたり、逆に柔らかい色のニットで気持ちを整えたり、服は自分を切り替えるスイッチのような存在です。
どのスタイルも、プチプラや身近なブランドで揃えやすいのも嬉しいポイントです。
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