梅雨シーズン本番の6月。ジメジメして蒸し暑かったり、雨で肌寒さを感じたりと服装選びに悩みがち。
おしゃれは二の次で、汚れが目立たない服を選んでいるという方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、まず6月の気温とファッションのポイントを解説。
そして実践に役立つお手本コーデと、おすすめのアイテムをたっぷりご紹介します。
30代、40代、50代に向けてまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
6月の気温は?
6月は梅雨シーズン。暖かい地域では5月から梅雨入りし、本州は6月上旬、北部は6月中旬ごろから雨の日が多くなります。
東京の平均気温は21.9℃、最高気温の平均が26.1℃、最低気温の平均は18.5℃となっており、5月に比べて気温と湿度の両方がアップ。
平均気温が25℃を超える夏日が多く、湿度が高いため蒸し暑さを感じます。ただ、曇りや雨の日は肌寒いことも多いので注意が必要。
お出かけには羽織りものを持っていくと安心です。
撥水加工のアイテムで雨に濡れないようにしたり、長袖と半袖の中間にあたる5分袖を取り入れるなど、季節に対応するアイテムがあると心強いでしょう。
6月に着るファッションのポイントは?
①雨に強い撥水アイテムを活用
梅雨の時期に入ると、雨や泥でボトムスや靴が汚れたり濡れて体が冷えてしまったりして、服装選びの悩みが増える方も多いのではないでしょうか?
そんな雨の日を快適にしてくれるのが、雨に強い素材を使用したアイテム達です。
撥水加工のアイテムはバリエーションが豊富で、アウター、パンツ、スカート、シューズなど、様々なアイテムが用意されています。
晴れた日にも使えるおしゃれなものが多く、用意しておくと通年で役立つこと間違いなしです。
②足さばきのいいボトムスで快適に
出典:fifth
雨の日の地面には歩行を妨げる水たまりやぬかるみができやすくなります。
足さばきのいいボトムスを選べば、足場の悪い道でもスムーズに歩けるでしょう。
オススメその1はトレンドアイテムのカーゴパンツ。裾を絞るタイプなら足元がもたつきません。
オススメその2は裾が広がったフレアスカートで、脚を大きく開けるため歩行がスムーズです。
そしてオススメその3は、裾にかけて細くなるテーパードパンツ。
スッキリしていて小走りもしやすいですね。
撥水生地を使ったアイテムも登場し、水濡れやシミを気にしないでおしゃれを楽しめます。
③袖丈に迷ったら五分袖をチョイス
出典:Pierrot
半袖と長袖のどちらにするか迷ってしまうような、微妙な天気が続くこの時期。使いやすくて重宝するのは、袖が肘あたりまである五分袖のアイテムです。
ニット、Tシャツ、ワンピースなど、探してみると各カテゴリーにたくさんの5分袖アイテムが見つかりますよ。
気になる二の腕をまるっと隠せるのも、大人の女性に嬉しいポイント。
見た目の印象がエレガントに仕上がることも魅力で、この時期に取り入れるとメリットがいっぱいです。
6月のシーン別コーディネート
オンシーン①五分袖ニット×カーゴパンツのコーディネート
出典:fifth
旬のカーゴパンツを取り入れた大人のトレンドスタイルです。
裾にゴムが入ったデザインは足さばきが良く、雨の日も軽快に歩けるのでオススメ。
トップスのニットはこの時期に最適な五分袖で、同じカラーのバッグを合わせ、明るく上品な印象に仕上げています。
お天気がどんよりだと気分も沈みがちなので、ヴィヴィッドなグリーンのニットで憂鬱を吹き飛ばしてしまいましょう。
雨が降りそうな日は、晴雨兼用のレインシューズを履いていくと安心ですね。
オンシーン②5分袖ブラウス×撥水フレアスカートのコーディネート
出典:Pierrot
撥水加工のスカートを取り入れた梅雨のコーディネート。
雨や泥水がしみ込まないので、汚れてもサッと拭くだけでお手入れが完了し、天候を気にしないで明るいカラーを楽しめます。
きれいめのフレアスカートに合わせて、トップスはふんわりしたパフスリーブのブラウスに。
長袖からの移行にちょうどいい五分袖は、半袖では心もとない気候でも着用しやすいでしょう。
水を弾くアウターがあれば怖い物なしですね。
オフシーン①五分袖ドット柄ワンピースのコーディネート
出典:fifth
ドット柄は水玉模様とも呼ばれ、梅雨シーズンのコーディネートに映える柄です。
こちらのコーディネートではドット柄をワンピースで全体に取り入れ、雨空にしっとりなじむ大人の装いに仕上げています。
袖丈はこの時期にちょうどいい五分袖で、日が照り出すと蒸し暑い6月の気候にマッチ。
アクセントと温度調整を兼ねて、トレンドカラーのカーディガンをプラスしています。
レインパンプスやサンダルを合わせる他、サイドゴアのレインブーツで引き締めるのもオススメです。
オフシーン②五分袖のアンサンブル×撥水テーパードパンツ
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たくさん歩きたい日のお出かけコーデは、足さばきのいいテーパードパンツを軸にして組むとgood!
明るいピンクがココロに元気を与え、着ている自分と会う人の両方を楽しませてくれます。
パンツの生地には撥水加工が施されており、明るいカラーでも水はねを気にしなくていいので安心。
五分袖のニットとカーディガンのアンサンブルなら、外気やエアコンによる温度差にもきちんと対応できます。
6月のファッションに取り入れたいアイテム
①撥水アウター
出典:Re:EDIT
人気のマウンテンパーカーも撥水素材を選べば、この時期の雨対策にしっかり活躍してくれます。
こちらのアイテムはゆったりとしたフォルムが特徴で、裾をドローストリングで絞るとコクーンシルエットに変身。
体が泳ぐ立体的なデザインは、体型カバーと抜け感アップの両方に効果的です。
スポーティなテイストで休日のお出かけにマッチし、きれいめの通勤カジュアルにもよく合います。
折りたたんでバッグに入れておけば、雨が降りそうな日も安心です。
出典:DoCLASSE
スッキリ着用できるノーカラーの撥水ブルゾンです。
シアー感のある軽やかな生地を使用しているため、初夏に着るアイテムとの相性はバツグン。
ほんのりとした透け感を楽しみながら、中に着たお洋服を雨から守ってくれます。
シワになりにくい生地を採用し、使わない時はコンパクトにしてバッグに入れておけます。
ネックラインにはリボンが通されていて、開き具合を調整するなど自分好みにアレンジ可能。
フロントには大きなポケットが2個ついており、スマホやハンカチを入れておけます。
実用面でも期待できる1枚です。
出典:aquagarage
撥水アウターのレパートリーには、サファリテイストを取り入れたスタイリッシュな1枚も。
開襟が上品なイメージで、ラフに見えないため通勤ファッションにも使えます。
胸元にはフェイクポケットを配置し、高めの位置でスタイルアップ効果を発揮。
下部の両サイドには実際に収納できるポケットもついています。
袖幅は広めでゆったりの着用感。
パフスリーブのトップスやワンピースにも合わせやすいですよ。
②五分袖トップス
出典:Pierrot
シンプルなニットも五分袖で梅雨仕様にシフト。適度なフィット感を選べば、どんなボトムスでもマッチして幅広く使えます。
色選びに迷った時、コーディネートに多用できるのは定番色。
カラーアイテムに合わせれば抜け感が生まれ、モノトーン縛りならスタイリッシュな仕上がりに。
ベーシックなので重ね着のインナーとしても重宝し、一枚でもおしゃれに着こなせます。
出典:Pierrot
半袖だと寒いし長袖は蒸し暑い…。そんな時はちょうどいい塩梅の五分袖を選んで。
こちらのブラウスはパフスリーブと袖先のフレアが女性らしい雰囲気で、大人フェミニンなコーディネートにおすすめです。
コットン100%の総レース生地を使用しているため、通気性がよくて梅雨の時期も快適に過ごせます。
首回りはスッキリとしたクルーネックで、大人が着こなしやすい甘さ加減です。
③カーディガン
出典:aquagarage
1枚で着たり羽織りものとして使ったり、この時期に活躍の頻度が高くなるカーディガン。
シアーな素材でできているため、夏本番がやってきても出番がいっぱい。
グリーンはみずみずしい印象で、季節感のある梅雨らしいコーディネートに仕上がります。
暑くなってカーディガンを脱いだら、肩に掛けてアクセントにするのも素敵です。
出典:Pierrot
こちらのカーディガンは先にご紹介したニットとアンサンブルで使えて、バラエティーに富んだ着こなしを楽しめます。
特にライトグレーは合わせやすいカラーで、ボトムスを問わずに使用できるのでオススメ。
適度なゆとりを持たせた作りで、着心地がいいから沢山着たくなってしまいそう。
同じ素材のシリーズにはフレンチスリーブのニットも用意されています。
④カーゴパンツ
出典:fifth
春夏ファッションで大ヒット中のカーゴパンツ。今季は裾を絞るタイプが人気で、足さばきが良いため梅雨シーズンのボトムスに持って来いです。
こちらのカーゴパンツは装飾が少なめで、ジョガーパンツ寄りのスッキリとしたデザインが特徴。
通勤スタイルとも相性が良く、機能的でトレンド感のあるコーディネートを楽しめます。
柔らかく落ち感のある生地を採用しているため、脚のラインを美しく見せてくれますよ。
出典:Re:EDIT
裾をドローストリングで調整するタイプのカーゴパンツです。
シルエットにはゆとりがあり、汗をかいても張り付かないので梅雨でも快適。脚のラインを拾いづらいことも魅力の一つです。
生地はハリのあるマットタフタを採用し、軽いシボのある独自の風合いを楽しめます。
足元にはポインテッドシューズやサンダルを持ってきて、程よくフェミニンに味つけすると素敵です。
⑤撥水ボトムス
出典:Pierrot
ベーシックで使いやすいテーパードパンツにも、撥水加工を施した新しいタイプが登場。少々の雨や汚れは弾いてくれるので、サッと拭くだけでキレイな状態をキープできます。
水に強いだけでなく、抗菌防臭・静電気防止・UVカット・ストレッチと機能満載の1本です。
ココロがほぐれる柔らかなピンクなら、汚れを気にして暗くなりがちな梅雨コーデが明るくなるはず。
他にもトレンドカラーを含む全5色が用意されていますよ。
出典:Pierrot
「泥ハネするから明るい色のスカートを履けない」と悩んでいる方も、撥水加工のスカートなら心配無用です。
表面が汚れても生地までしみ込まないので、気づいた時に拭うだけでOK。
これならお天気を気にしないで好きなファッションを楽しめますね。
こちらは使いやすいフレアスシルエットで、きれいめのブラウスを合わせて通勤に着て行ったり、Tシャツでカジュアルに着こなしたりが可能です。
⑥ドット柄ワンピース
出典:fifth
大人のフレンチカジュアルを満喫できるドット柄のワンピース。
フレアに広がる五分袖は、気温25℃前後の6月にぴったりの袖丈です。
フロントはカシュクールになっていて、デコルテをきれいに見せてくれるのが嬉しいですね。
スカートの部分はふんわりとしたシルエットを描くティアード。
フェミニンな雰囲気を演出し、女性らしさを意識したいデートのコーディネートにも最適です。
出典:Re:EDIT
バンドカラーのワンピースはスタイリッシュな雰囲気で、トレンドアイテムのジレやジャケットを羽織るのにぴったりです。
ネイビー×ホワイトのドット柄を選んで知的に着こなせば、素敵なレストランへのお出かけや美術館めぐりなど、梅雨シーズンのデートに最適。
ウエストがゆったりめに作られているため、体型を気にしないで着用できます。
ティアードデザインの重みで落ち感が出て、着ぶくれの心配がありません。
⑦レインシューズ
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梅雨仕様のおしゃれなポインテッドパンプス。アッパーは水を弾くエナメル素材。
縫い目部分に防水テープが使われていて、内側に水がしみるのを防いでくれます。
レインシューズは硬くて歩きづらいものも多い中、こちらは靴底がしなって履きやすく快適。
消臭効果のあるメッシュ生地を使用しており、湿気の多い時期にも気持ちよく使えます。
出典:DoCLASSE
足首までカバーできる防水加工のブーツです。
サイドゴアをカーブさせることで、足入れのスムーズさと雨対策の2つを実現。
水が浸入してこないよう、縫い目を極力減らした作りになっています。
カラーは軽やかなホワイトで、サイドゴアとのバイカラーが今年らしい雰囲気。
履いていて重く見えないので、今の時期はもちろん、真夏のゲリラ雷雨対策にも使えます。
撥水アイテムや五分袖トップスなど、おしゃれアイテムで梅雨をストレスフリーに!
出典:fifth
平均気温21.9℃、最高気温の平均が26.1℃と聞くと、とても過ごしやすそうに感じます。
しかし、梅雨の時期は湿度がグッと上がるため、同じ気温の5月に比べて蒸し暑く感じるのです。
対策として、トップスはこの時期にぴったりの五分袖や半袖を増やし、朝晩の気温差にはカーディガンやアウターを使いましょう。
雨に濡れたり汚れたりといった悩みには、おしゃれな撥水アイテムや足さばきのいいボトムスでストレスフリーに。
梅雨入りのタイミングはわかりづらいことも多いので、早めに用意しておくと安心です。