一年中使える定番アイテムのカーディガン。
カーディガンは羽織っておしゃれを楽しむだけでなく、季節の変わり目の温度調整や、日差しからお肌を守るためにも使える便利なアイテムです。
さらに、カーディガンのデザインや取り入れ方によっては、体型カバーや着やせなどの嬉しい効果も得ることができるんです。
この記事では、そんな便利なカーディガンの使い方に注目して、大人の女性におすすめのコーディネートとともにご紹介します。
あなたの持っているカーディガン、もっと活用できるかもしれませんよ。
Contents
押さえておきたい「カーディガンの便利な使い方」
先にご紹介したように、カーディガンには羽織っておしゃれを楽しむ以外にも、私たちの毎日に役立つ便利な使い道があります。こちらではその代表的な使い方として、温度調整、紫外線対策、体型カバー・着やせについてご紹介します。
便利な使い方その1.温度調整
出典:DoCLASSE
季節の変わり目や梅雨の時期は、天気の変化が読めなくてコーディネートに迷いがちです。気温差や湿度の問題もあるため、コーディネートの基本は調整がしやすい重ね着になることが多いですよね。この時期に出番が増えるのが、合わせやすくて脱ぎ着もしやすいカーディガンです。季節の変わり目だけでなく、素材によって一年中使えるカーディガン。冬や春先の寒い時期には暖かな厚手のカーディガンが、そして夏場の冷房対策には薄手のカーディガンが活躍します。
便利な使い方その2.紫外線対策
出典:DoCLASSE
紫外線は一年中降り注いでいるため、年間を通して日々の生活で対策を意識する必要があります。とくに紫外線の量が増える5月から7月の間は日焼け止めを塗るだけでなく、ファッションにも気を遣ってしっかり対策を行いたいもの。着脱が楽なカーディガンはサッと羽織れるので紫外線対策を習慣化しやすいでしょう。高い日除け効果を期待するなら、UVカット機能がほどこされたカーディガンを選ぶことをおすすめします。
便利な使い方その3.体型カバー・着やせ
出典:Pierrot
体型をカバーするためのアイテムとしても頼りになるカーディガン。全体を隠したいならロングカーディガン、小顔に見せたいならVネックカーディガン、色で引き締めるならダークカラーのカーディガンなど、どこをどうカバーしたいかによって、たくさんのアイテムの中からぴったりの一枚を選びましょう。フロントのボタンやサイドのスリットなど、細かなディテールによる着やせの実現も可能です。
目的や印象で選ぶのがおすすめ!「カーディガンの種類」
カーディガンはデザイン、色柄、素材の種類がとても豊富なアイテムです。軽い羽織りものとして着る薄手のカーディガンもあれば、寒い時期にアウターの代わりになる厚手のロングカーディガンもあります。カーディガンを選ぶときには、どんな種類があるのかを知り、自分が使いたい目的に合わせて探すとよいでしょう。ショップでの取り扱いが多い代表的な3種類のカーディガンをご紹介します。
ベーシック丈のカーディガン
カーディガンを選ぶときの大きなポイントが着丈です。裾が腰あたりにくる着丈のカーディガンは使い道が広くて、オンからオフまで着こなしやすいのが特徴です。短くも長くもない中間の丈ということで、扱うショップによってはミディアム丈と表現されることもあります。デコルテが開きすぎていないタイプでは、ボタンを留めてトップスとして着るスタイルおすすめです。
ロングカーディガン
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軽快な印象のショート丈やベーシック丈に比べて、落ち着いた雰囲気に仕上がるロングカーディガン。たっぷりの丈や揺れる裾がエレガントで、大人っぽく着こなしたいときにぴったりです。縦長のシルエットを描くロングカーディガンは、着やせやスタイルアップを意識したコーディネートにも活躍します。ウエスト、ヒップ、太ももを隠したいときにも、さっと羽織るだけで手軽にカバーできます。長さは太ももにかかる着丈から足首近くまでと幅広く、好みに合わせて最適な一枚を見つけることができます。
トッパーカーディガン
出典:Pierrot
フロントにボタンがなくサッと羽織れるトッパーカーディガン。急な寒さや強い日差しにも対応できるため、持ち運びできる薄手のトッパーカーディガンがあると重宝します。着ると前を開いたスタイルになるトッパーカーディガンは、肩の力を抜いたリラックス感のある着こなしに仕上がります。オフの日の部屋着やワンマイルウェアのほか、旅行や運転時の羽織りものとしてもおすすめです。
その他のカーディガン
カーディガンはデザインや丈の種類が豊富です。アウターとしての役割が強いカーディガンには、着丈や袖幅にゆとりのあるガウン、コートとカーディガンの中間として注目されているコーディガンなどがあります。カーディガンを襟のデザインでみると、Vネック、クルーネック、ショールカラーなどがあり、それぞれ羽織ったときの印象が違います。同素材のニットとセットで使えるアンサンブルとしてのカーディガンもあり、上品な服装を好む30代以降の大人の女性に人気があります。
「温度調整」を意識した大人のカーディガンコーデ
梅雨はシワの気にならないカーディガンで気温差と泥ハネの対策を
出典:DoCLASSE
梅雨の時期は天候が不安定で気温の差が大きくなりやすいもの。「羽織りものは欲しいけどコートは脱ぎ着がめんどう」という時も、ロングカーディガンならサッと羽織って出かけられます。カーディガンの生地はニットやカットソーのようにシワになりにくいものが主流なので、着ない時にはバッグに入れておいてもいいですね。雨の日は足元の泥ハネも気になるため、濃い色のカーディガンで大切なお洋服をカバーしましょう。
ワンピ一枚じゃ心配な日は肩掛けカーデでおしゃれに温度調整
出典:Pierrot
アウターを着るほど寒くない日には薄手のカーディガンが一枚あると重宝します。シンプルなワンピースに肩掛けすれば、程よくアクセントが効いておしゃれ度がアップしますよ。季節のカラーを取り入れた一枚を選ぶと、トレンド感のあるコーディネートに仕上がります。肩掛けするなら通常丈のベーシックなものが使いやすいです。気温の下がる夕方やエアコンの効いた場所では、素早く羽織ってしっかり温度調整をしましょう。
コート未満のガウンカーデでリラクシングに温度調整
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リラックスしたい日のアウターとして、おうちコーデや運転時の羽織りものにも重宝するカーディガン。ゆったりとした肉厚のニット素材なら暖かさは抜群で、昼夜の気温差が激しい季節の変わり目にも使えます。きれいめやオフィスカジュアルに活用するなら、落ち着いた印象に仕上がるベーシックカラーがおすすめです。白いインナーとダークカラーのボトムスを合わせた基本スタイルは、シーンによって小物を使い分けて。
「紫外線対策」を意識した大人のカーディガンコーデ
ご近所コーデもトッパーカーデできちんと紫外線対策
https://pierrotshop.jp/s/feature/coordinate/detail.html?set_code=15823
紫外線によるダメージが肌に蓄積されないように、ちょっとそこまでのコーディネートにもUVカットカーディガンがあると安心です。ボタンのないトッパーカーディガンなら、Tシャツとデニムパンツに合わせただけで抜け感のある大人の着こなしが完成します。シューズやバッグを上品なデザインにすると、ご近所だけでなく遠出もできる素敵な装いになります。
オールホワイトには日除けと引き締めを兼ねたシックな一枚を
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明るい日差しに映えるオールホワイトのコーディネートですが、白一色でまとめると着ぶくれが気になりませんか?差し色アイテムとしてシックな色のカーディガンを加えれば、コーディネートをしっかり引き締めてくれます。日焼け対策を重視してカーディガンを選ぶ際には、紫外線を遮蔽する効果の高いUVカットタイプにすると良いでしょう。さまざまなカラーを合わせてオールホワイトの変化を楽しみたいですね。
旅行の日差し対策は楽でシワが気にならないカーディガンが最適
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使わないときに丸めてバッグに入れておけるカーディガンは、旅行に持って行くアイテムとしても重宝します。ノースリーブの日焼け防止からリゾートワンピースの体型カバーまで、一枚持っていると活躍すること間違いなしです。こちらのコーディネートではボトムスにイージーパンツを合わせることで、移動時にぴったりのリラクシングな着こなしに仕上がっています。ジャケットに比べて動きやすく、程よく上品なところがいいですね。
オンオフ使えるUVアンサンブルのマント風コーディネート
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春夏コーデの主軸としてコーディネートに活躍するUVカット機能付きのアンサンブル。ノースリーブのニットにカーディガンを羽織るように着ると、二の腕の日焼けを防ぎながらマントにも見えるリッチなスタイルを演出できます。袖を通さないでカーディガンを着る別の方法としては、前で袖を結ぶ肩掛けのスタイルもあります。同素材のアンサンブルだからこその上品さで、大人のあらゆるシーンに活躍します。
「体型カバー・着やせ」を意識した大人のカーディガンコーデ
カーディガンのボタンで縦ラインを強調した細見せコーデ
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襟の開きがコンパクトなVネックカーディガンは、ボタンを閉めるとプルオーバーとして使えます。ロングカーディガンにはワンピース風に使えるアイテムもありますよ。並んだボタンが縦のラインを強調するため、全体のバランスアップを図りたいときにも有効です。ご覧のようにカーディガンが淡い色でボタンが濃い色の場合は、色の対比で着やせの効果が高まります。ボタンをいくつか開いてラフに見せるテクニックも人気です。
カーディガンの裾をインして脚長にスタイルアップ
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こちらのコーディネートではボタンを全部とめてトップスとして使い、裾をボトムスに入れて上半身をコンパクトに見せています。ウエストの位置を実際より高めにすることで、脚を長く見せているところがポイントです。大人がきれいめに着こなすコツは、カーディガンの前だけでなく全体をしっかりウエストインすること。その際に裾を少しだけ引き出して膨らみをつけると、ふんわりしてシルエットがきれいに整います。
淡色コーデは濃い色のカーディガンでしっかりと引き締めて
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体型カバーが叶うアイテムの代表選手ともいえるのが、濃いカラーのロングカーディガンです。ロングフレアスカートやワイドパンツなどボリュームのあるボトムスとも相性が良く、羽織るだけで着やせの効果を狙えます。その効果を大きく実感できるのが白やペールカラーでコーディネートした場合です。明るい色のボトムスを着たいけど細く見せたいなら、セットでダークカラーのロングカーディガンも用意しておくと便利です。
スリット入りカーディガンでサイドから着やせを演出
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一つ前のコーデでは濃い色のロングカーディガンで着やせする方法をご紹介しましたが、淡い色でもロングカーディガンそのものにカバー力があり、気になるウエストやお尻を隠すことができます。ただし、淡い色は濃い色に比べて膨張して見えやすいもの。そこでこちらのコーデでは、シャープさを演出するスリット入りのカーディガンを選んで、淡い色の雰囲気を活かしながら細見えするコーデに仕上げています。
落ち感のある素材を選んでシャープにまとめた大人コーデ
出典:Re:EDIT
着やせして見えるカーディガンとして、落ち感のある素材を使ったアイテムも効果が高くておすすめです。程よい厚みの生地ならストンとしたシルエットに、薄手の生地ならドレープが生まれて華やかさも演出できます。画像のコーディネートでは、直線的なデザインも相まって全体がスッキリとしていますね。ベージュとブラックでまとめていることもあり、大人に似合うシックなコーディネートに仕上がっています。
カーディガンは大人女性の頼もしい味方。温度調整、紫外線対策、体型カバーに役立てて
そのまま着るだけではもったいないくらい使い道が多いカーディガン。
春や秋はレイヤードして温度調整に、夏は軽く羽織って日除けや冷房対策に、そして冬はコート代わりに使えるなど、年間を通して大人のファッションに役立ってくれます。
コーディネートの幅を広げたい方は、「カーディガンの種類」でご紹介した3タイプを揃えるのがおすすめです。
アイテムによってはカラーバリエーションが豊富なので、似合うデザインやサイズを見つけたら、色違いで手に入れておくのもいいですね。