着たい服がない20代女性や女子大生に試してほしいおすすめファッションコーディネート

服はたくさん持っているのに、いざ出かける時になると「着たい服がない」と感じてしまう。

そんな悩みは、20代女性にとってとてもリアルなものです。

トレンドは気になるけれど、何が似合うのか、自分らしくいられるのかがわからず、手が止まってしまう。

そんな時こそ、今の気分にフィットする“ちょうどいいコーデ”が必要です。

この記事では、現在のトレンドを取り入れた全身コーディネートを20スタイルご紹介します。

シンプルで取り入れやすいものから、少し冒険したくなる旬の組み合わせまで、どれも明日からすぐに試せるものばかり。

毎日の服選びが少し楽しくなるような、ヒントの詰まった一冊として参考にしてください。

まずは試して♡20代向けのトレンド夏コーディネート

今年の夏は、どんな服を着ようかな…と考えた時、着る服が無いって思ったら、まずはチェックしておいてほしいコーディネートをご紹介します。

シアーシャツ×タンクトップ×デニムワイドパンツ

着たい服が見つからないときは、ベーシックな中にもトレンド要素をひとつ加えるのが正解。今季注目の透け感アイテムとして、白のシアーシャツはとても使いやすく、羽織るだけで旬の印象に。中には落ち着いたグレータンクを合わせて透けすぎを防ぎ、大人っぽくまとめます。ボトムスはインディゴブルーのワイドデニムでカジュアルに寄せると、甘さ控えめで着回し力も高め。足元の黒スポーツサンダルで抜け感をプラスし、動きやすさも確保。清潔感・快適さ・今っぽさの3拍子が揃う、夏の定番コーデです。

クロップドTシャツ×マーメイドスカート

「可愛い服は着たいけれど、甘すぎるのはちょっと…」そんな気持ちに寄り添うのがこのコーデ。ライトブルーのクロップドTはトレンド感がありつつ、肌見せが苦手な人にも取り入れやすい絶妙な丈感。ボトムはアイボリーのマーメイドスカートで、裾にかけての広がりが動くたびに女性らしさを引き出します。シンプルな配色にチェーンバッグやパール系アクセで品を加えれば、大人フェミニンな雰囲気に仕上がります。「ちょっとだけ可愛く見せたい」そんな日にぴったりの淡色コーデです。

リネンセットアップ（ノースリーブ×ショートパンツ）

「暑くておしゃれどころじゃない…」という夏の日に助かるのが、リネン素材の上下セット。ベージュのリネンノースリーブとショートパンツのセットアップは、涼しげで風通しも抜群。セットで着ればコーデに悩む必要がなく、時短にもなります。さらにナチュラルな素材感が、季節感とリラックス感を演出してくれます。かごバッグやラフィアハットなどの夏小物を合わせれば、抜け感と洒落感が同時に叶う、真夏の頼れるワンセットに。

ロゴTシャツ×カーゴパンツ×スポーツサンダル

「無難すぎる服に飽きたけど、派手な服は苦手」そんな人におすすめしたいのが、ちょっとだけストリート感を足したY2K風カジュアル。白のロゴTは主張しすぎず、でも今っぽい抜け感を演出。カーキのカーゴパンツでミリタリーテイストを加えると、こなれ感が一気にアップします。足元は黒のスポーツサンダル、仕上げにキャップやボディバッグを加えてトレンド感のある装いに。気張らないのに今っぽく見える、そんなちょうどいいバランスです。

ワンショルダータンク×スラックス×トングサンダル

「シンプルにまとめたつもりが、なぜか地味見えしてしまう…」という悩みには、ディテールで“魅せる”コーデがおすすめ。黒のワンショルダータンクは、ヘルシーな肌見せが叶うトレンドアイテム。チャコールグレーのスラックスと合わせれば、落ち着いた印象を保ちつつ、程よく女らしさが漂います。足元はトングサンダルで軽やかに仕上げ、バッグはグレージュで抜け感を意識。きれいめとカジュアルの中間を狙いたい人にぴったりの、都会派シンプルスタイルです。

フリルブラウス×ハイウエストショートパンツ

「甘めの服に挑戦してみたいけど、子どもっぽく見えないか不安…」という方にこそ試してほしいのが、このフェミニン×カジュアルのバランスコーデ。白のフリルブラウスは、顔まわりを華やかに見せてくれる上、夏らしい涼しげな印象も演出してくれます。ボトムにはベージュのハイウエストショートパンツを合わせて甘さを引き算。足元はレースアップサンダルで軽やかさを出せば、大人の可愛さを程よく表現できます。“可愛い”と“今っぽい”のいいとこ取りが叶う、おすすめの組み合わせです。

メッシュトップス×キャミワンピース

「ワンピース一枚はなんだか物足りない…」そんな日に活躍するのが、メッシュ素材のレイヤードアイテム。ブラックのメッシュトップスは、透け感で軽やかさを出しつつコーデに立体感をプラスしてくれます。上から重ねるキャミワンピースは、ライトグレーやベージュのニュアンスカラーを選ぶと落ち着いた印象に。足元の厚底サンダルやメタリック系バッグで全体を引き締めれば、シンプルだけど一歩先をいくおしゃれ感が手に入ります。

オフショルブラウス×ストレートデニム

「露出は苦手だけど、ちょっとだけ色っぽさを出したい」そんな時には、デコルテ見せが叶うオフショルブラウスが頼りになります。肌の露出が首元だけなので、いやらしくならずヘルシーな印象に。トップスが華やかな分、ボトムスはライトブルーのストレートデニムでカジュアルに引き算するのがポイント。甘すぎず、カジュアルすぎず、大人ガーリーのバランスが絶妙な一着です。ウェッジソールやクラッチバッグで、リゾートにも街にも映えるスタイルに。

バンドカラーシャツワンピース×グルカサンダル

「一枚でおしゃれに見える服が欲しい」そんな願いを叶えてくれるのが、バンドカラーのシャツワンピース。ネイビーなどの落ち着いたカラーを選べば、カジュアルになりすぎず大人っぽさもキープできます。ストンと落ちるシルエットなので体型を拾いすぎず、着心地も快適。足元にはブラウンのグルカサンダルを合わせて、程よくナチュラルな印象に。バッグはシンプルなフラットトートが好相性で、“楽なのに手抜きに見えない”夏の味方になるコーデです。

ビスチェ×Tシャツ×リラックスパンツ

「Tシャツだけだと地味すぎる…」そんな悩みには、トレンドのビスチェレイヤードで簡単に解決。白Tの上に黒ビスチェを重ねるだけで、シンプルなスタイリングが一気に今っぽくなります。ボトムにはくすみピンクのリラックスパンツを選ぶと、柔らかさとこなれ感が絶妙なバランスに。足元はフラットサンダルで軽快に仕上げ、メッシュバッグを合わせれば、動きやすくておしゃれな“垢抜けラフコーデ”が完成します。

キャップ×オーバーサイズTシャツ×タイトスカート

「カジュアルにしたいけど、子どもっぽくなりたくない…」そんな時におすすめなのが、スポーティーと女性らしさをMIXしたスタイル。ネイビーのオーバーサイズTシャツは、ゆるっと感で今っぽさを出しながら、ロゴ入りならさりげなくアクセントに。ボトムスにはブラックのリブタイトスカートを合わせて、ラフな中にも女っぽさをしっかりキープ。足元は白スニーカーで抜け感を、キャップやリュックでスポーティーさをプラスすれば、“カジュアルなのに大人っぽい”ちょうどいいバランスが手に入ります。

パフスリーブブラウス×カラーパンツ

「顔まわりを明るく見せたいけど、ベーシックカラーばかり選んでしまう」そんな人にこそ試してほしいのが、淡色×カラーの組み合わせ。トップスはライトグリーンのパフスリーブブラウス。やわらかい色合いと丸みのある袖が顔周りを華やかにしてくれます。ボトムスにはホワイトのテーパードパンツを合わせてすっきりと。カラーの主張は控えめでも、“センスのある配色”が大人のおしゃれ感を引き出してくれます。全体が甘くなりすぎないよう、足元はポインテッドトゥでシャープに締めるのがコツです。

シンプルTシャツ×サテンロングスカート

「無地Tシャツは手抜きに見えそう…」と感じたら、素材で差をつけるのが正解。グレージュのシンプルなTシャツに、アイボリーのサテンロングスカートを合わせれば、異素材ミックスでおしゃれ感がぐっとアップします。カジュアルなトップスと、光沢感のある女性らしいボトムスの組み合わせは、“抜け感×きちんと感”の好バランス。バッグやシューズを同系色で揃えれば、全体にまとまりが出て、簡単にこなれ感のある大人スタイルが完成します。

ジレ×ワイドパンツ×リブタンクトップ

「カジュアルすぎず、でもキメすぎない服が欲しい…」という時は、ジレを主役にしたきれいめカジュアルコーデがぴったり。トップスにはコンパクトなリブタンク、ボトムスには落ち感のある黒のワイドパンツを合わせて、シンプルながらも縦のラインを意識したシルエットに。ジレを羽織るだけで、一気に“こなれた印象”がアップします。ローファーや小さめバッグなど、知的なアイテムと合わせれば、通勤カジュアルとしても活用できる万能スタイルです。

ノースリーブニット×フレアスカート

「ノースリーブは露出が気になる…」という人でも取り入れやすいのが、上品なニット素材。ライトブルーのノースリーブニットは、肌の見える面積が少なく、きれいめな印象にまとまります。ボトムはネイビーのフレアスカートで女性らしい揺れ感をプラス。ブルー系の寒色トーンでまとめることで、清楚で落ち着いた雰囲気に仕上がります。小物には首元スカーフやバレエシューズを加えて、ほんのりクラシックなムードを演出して。

スリット入りロングワンピース×厚底サンダル

「ワンピースはラクだけど、なんだか手抜きに見える…」そんな悩みには、ディテールで差をつけた一枚を選ぶのが正解。ブラックのスリット入りロングワンピースは、シルエットはシンプルでも大胆なスリットが入ることで、ヘルシーな色気とモード感を両立できます。足元は白の厚底サンダルで軽さとトレンド感をプラスし、メタリック系バッグやサングラスなどでアクセントを加えれば、一気にこなれた雰囲気に。簡単なのにおしゃれ見えする夏の即戦力です。

バックリボンブラウス×スキニーパンツ

「後ろ姿までおしゃれに見せたい」そんなこだわり派の女性にぴったりなのが、バックリボンデザインのブラウス。前から見るとシンプルなのに、後ろでリボンが揺れることでさりげなく可愛さをアピールできます。合わせるのは、黒のスキニーパンツでシルエットを引き締めて、大人の甘辛バランスを意識。足元は白のミュールで抜け感を出し、バッグは横長クラッチでスマートに。きちんと感がありながらも、どこか女性らしさが残るスタイルです。

オールホワイトコーデ（ホワイトT×ホワイトパンツ）

「手持ちの服に統一感がない…」という時は、色を揃えるだけで驚くほど洗練された印象になります。白Tと白パンツのオールホワイトコーデは、誰でも簡単にチャレンジできて、“クリーンで上品”なムードを演出してくれます。ポイントは素材感を変えること。リネン混のパンツなど風合いの違いで立体感が出ます。小物はシルバー系を合わせて、夏らしい透明感とトレンド感をプラス。迷ったら「全部白」くらいがちょうどいい、そんな潔さが光るスタイルです。

クロップドシャツ×サロペットパンツ

「普通のTシャツだと子どもっぽく見える…」という人にこそおすすめなのが、クロップドシャツ×サロペットのレイヤード。シャツはブルーストライプ柄で清潔感を出しつつ、短丈デザインでスタイルアップ。ネイビーのサロペットは大人っぽい色味とゆったりしたシルエットで、“ラフだけど抜けすぎない”好印象スタイルが完成します。足元は白スニーカーで爽やかに、バッグはキャンバストートで程よくカジュアルダウン。休日やお出かけにもぴったりのコーデです。

透かし編みニット×チュールスカート

「ふんわりした服に憧れるけど、甘すぎるのは苦手…」そんな人には、ナチュラル素材×淡色の合わせがぴったり。白の透かし編みニットは、涼しげで柔らかな印象を与えてくれる上に、風通しも良くて夏に最適。ボトムはラベンダーのチュールスカートを選べば、軽やかでフェミニンなのに大人っぽさもある絶妙なバランスに。ラタンバッグやバレエサンダルを合わせて、ナチュラル感を大切に仕上げて。

迷ったときは、まず1つ「試してみる」ことから

ファッションに迷いがあるのは、変化の多い20代ならではのこと。

大切なのは、いきなり正解を見つけようとしないことです。

まずは「これなら着られそう」「ちょっと気になる」そんなコーディネートを1つ選んで、明日着てみるところから始めてみましょう。

どんな服も、着てみなければ“似合うかどうか”はわかりません。

今回の20スタイルの中に、あなたらしさを引き出す一着がきっとあるはずです。