「完璧にコーディネートしたのに、鏡を見るとお肌がくすんでいてガッカリ…」、「気に入った色の服を着ても、なぜか前よりパッとしない」、こんな経験はありませんか?
もともと冷え性で目の下にクマができやすい人もいれば、年齢を重ねるにつれ肌がくすみ出してきた方もいるでしょう。
お肌がくすんでいると、せっかく素敵な服に身を包んでも気分が乗りませんよね。
血色のいいヘルシーな肌を目指すなら、顔映りのいいカラーに注目してみましょう。
この記事では、「血色感のアップ」と「レフ効果」にフォーカスして、トップスにおすすめしたい20のカラーをご紹介します。
Contents
狙い目は「血色感を上げる暖色」と「レフ板効果のあるホワイト」
顔映りというのは、洋服を着た時に感じる色の映り方を指します。
太陽やライトの光が洋服に当たると、その光の一部が跳ね返って、例えば赤い洋服だったら、ほんのりと赤みが感じられるようになるのです。
くすみには、血行不良による青ぐすみ、日焼けによる茶ぐすみ、生まれ持った肌質や糖化による黄ぐすみなど、いくつかのタイプがあり、着映えするカラーを見つけるにも色々な考え方があります。
お悩みの解決策として取り入れやすいのは、パッと血色が良くなる暖色のトップスと、くすみを光で飛ばしてくれるホワイトのトップスです。
後ほど各カラーの特徴を詳しくお伝えします。
さらなる効果を期待するならパーソナルカラーを意識!
出典:Pierrot
レッドという一色にも、オレンジ寄りのレッド、まろやかで青みのあるレッド、ブラウンを含んだレッドなど、様々なバリエーションがありますよね。
同じ色でも明るさや含まれる色味によって見え方が異なり、自分に合う色を選ぶとさらに顔映りが良くなります。
色の選び方で広く知られているのは、似合う色を4つに分類するパーソナルカラー診断です。
こちらではシンプルな診断の基準をご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
後半でご紹介するおすすめのトップスでは、ぜひパーソナルカラーを意識して読み進めてください。
パーソナルカラーのセルフチェックに挑戦!
Q1. クマは青みより茶色みが目立ち、リップは青みピンクよりオレンジ系が似合う【YES・NO】
Q2. 生まれ持った瞳の色や髪の色が明るめ【YES・NO】
Q1では、ベースの色みを診断します。YESの人は「イエローベース」、NOの人は「ブルーベース」です。
Q2.では、肌の濃度を診断します。YESの人は「ソフトタイプ」、NOの人は「ハードタイプ」になります。
また、2つの診断結果を組み合わせると、パーソナルカラーのタイプがわかります。
イエローベース×ソフトタイプ=スプリングタイプ(春)
ブルーベース×ソフトタイプ=サマータイプ(夏)
イエローベース×ハードタイプ=オータムタイプ(秋)
ブルーベース×ハードタイプ=ウィンタータイプ(冬)
スプリングは黄みを含む明るいカラー、サマーは青みを含む柔らかなカラー、オータムは黄みを含む深いカラー、ウィンターは青みを含むハッキリとしたカラーを選ぶと、肌の色に調和して、くすみをカバーする効果が高くなるでしょう。
レッド
ストレートに血色感をイメージさせるレッド。
コスメの世界では「くすみを隠せるカラー」として浸透していて、リップやアイシャドウなどで取り入れている人も多いはず。
その効果はトップスにも期待できるので、お肌をイキイキと見せたい時に有効活用しましょう。
スプリングタイプに似合うレッド「スカーレット」
出典:DoCLASSE
黄みを含む明るい肌を持つスプリングさんには、オレンジ寄りのスカーレットというレッドがしっくりきます。
血色感でくすみをカバーし、頬のそばかすも目立ちにくくしてくれるでしょう。
もう少し赤みの強いフラミンゴレッドや、一段濃いポピーレッドも良く似合います。
サマータイプに似合うレッド「ストロベリー」
出典:Re:EDIT
数あるレッドの中でサマーさんに似合うのは、リップでいうとローズ系に分類される柔らかなレッドです。
ストロベリージャムを思わせるジューシーなレッドは、特にくすみやすい寒い日のトップスにおすすめ。
一段濃いカラーだと、フランス語でラズベリーを意味するフランボワーズというレッドもマッチします。
オータムタイプに似合うレッド「テラコッタ」
出典:Re:EDIT
秋の景色に含まれるような、こっくりとしたレッドが似合うオータムタイプ。
レンガ色を意味するテラコッタというカラーは、肌にスーッとなじんで血色を高め、気になるくすみをカバーすることができます。
ウィンタータイプに似合うレッド「ワインレッド」
出典:DoCLASSE
熟成された葡萄は、深みのあるワインレッドに変化します。
クールでヴィヴィッドなワインレッドは、青みがかったウィンターさんの肌にじゅわっとなじみ、血色感を上げてシャープに見せてくれるでしょう。
ピンク
レッドに比べると優しい雰囲気で、甘くフェミニンな印象を与えるピンク。
くすみをカバーしながら柔らかに見せることができるので、シーンに合わせてレッドと使い分けてもいいかもしれません。
昨今ではマスク生活が定着して、リップを塗っても口元を見せられないシーンがしばしば。
それならばトップスでピンクを取り入れて、くすみのない肌を手に入れましょう。
スプリングタイプに似合うピンク「ピーチピンク」
出典:DoCLASSE
ピーチピンクとは、黄みを含んだ薄いピンクのこと。
スプリングタイプの肌と相性が良く、くすみのない明るい肌を叶えてくれます。
より黄みの強いピンクにはメロンというカラーもあり、ピーチピンクでシミやそばかすが目立つ人には、こちらのピンクの方がしっくりなじみます。
サマータイプに似合うピンク「オペラピンク」
出典:Pierrot
青みがかった肌が特徴のサマータイプさんには、同じく青みを含むピンクがマッチします。
血行不良によるくすみが目立ちやすいサマーさん。
ピンクの色選びでは、濃さが中程度のオペラピンク、それより一番濃いスイートピーがおすすめです。
オータムタイプに似合うピンク「サーモンピンク」
出典:DoCLASSE
オータムさんがピンクを選ぶ際には、こっくりとした黄みを感じるカラーを選びましょう。
おすすめはサーモンピンク。ベージュ系の肌をきれいに見せて、くすみのどんより感も気になりません。
明るめのピンクを身につけたい場合は、肌色に近いアプリコットピンクを選ぶと良いでしょう。
ウィンタータイプに似合うピンク「チェリーピンク」
出典:DoCLASSE
ウィンターさんにはメリハリのある色が似合うので、ピンクならチェリーピンクやフューシャピンクといったカラーが最適です。
強いカラーが苦手な方は、素材を薄めにすると取り入れやすくなります。
オレンジ
ヘルシーさが魅力のオレンジは、黄みを含む日本人の肌に合わせやすいといわれています。
特にイエローベースの肌とは相性がよく、ポイントメイクを選ぶ際などに、レッドやピンクだと浮いてしまうという方にもおすすめです。
パーソナルカラーにおける各タイプのカラーパレットを見ると、ブルーベースのサマータイプさんとウィンタータイプさんには、残念ながらオレンジが含まれていません。
くすみカバーの視点では、どうしても黄みが邪魔をしてしまうからです。
それでもオレンジを使いたい!という場合は、赤みオレンジにまっさらな白を合わせるなど、コーディネートに工夫を取り入れるとうまくいきます。
スプリングタイプに似合うオレンジ「スパークリングオレンジ」
出典:DoCLASSE
スプリングタイプさんの肌は明るい乳白色をしていて、くすみが気にならない人が多いといわれています。
ピンポイントのくすみにお悩みなら、ビタミンカラーのような明るいオレンジを取り入れてみましょう。
オータムタイプに似合うオレンジ「パンプキンオレンジ」
出典:DoCLASSE
パーソナルカラーの4タイプの中で、オレンジが最も似合うといわれるオータムさん。
おすすめは秋メイクで人気のパンプキンオレンジや、ゴールド寄りのスパイシーオレンジです。
イエロー
周囲を照らすような晴れやかさを持つイエローは、顔色をパッと明るく見せてくれるカラーです。
他の暖色に比べると甘さが抑えられているため、レッドやピンクなど赤系のカラーに抵抗がある人も取り入れやすいでしょう。
イエローというと「イエローベースさんだけに似合うの?」
と思うかもしれませんが、レモンイエローや蛍光みのあるイエローはブルーベースさんになじみやすく、くすみのカバーにも安心して使えるでしょう。
スプリングタイプに似合うイエロー「ハニーイエロー」
出典:Re:EDIT
ベースカラーがイエローのスプリングさんは、イエロー系のカラーが大得意。
肌や瞳になじみやすいのは明るいハニーイエローで、もう一段濃いバナナミルクなども良く似合います。
サマータイプに似合うイエロー「レモンイエロー」
出典:DoCLASSE
ブルーベースのサマータイプに唯一似合うとされているのが、レモンのようなスッキリとしたイエローです。
肌のくすみを目立たせることなく、明るくフレッシュに仕上がるでしょう。
オータムタイプに似合うイエロー「サフランイエロー」
出典:DoCLASSE
オータムさんの肌になじむのは、イエローの中でもリッチで深みのあるカラーです。
サフランの雌しべを思わせる濃いイエローやコーンのようなイエローを使うと、明るさと血色感をアップさせることができます。
ウィンタータイプに似合うイエロー「カナリーイエロー」
出典:DoCLASSE
ブルーベースだけど明るいイエローを身につけたい!
そんなウィンターさんに似合うのが、蛍光イエローのような青みを帯びたイエローです。
肌を明るく照らし、くすみを効果的に飛ばしましょう。
パープル
程よいフェミニンさで大人に人気のあるパープル。
赤みと青みがミックスされたパープルは、肌の血色感を高めながら、同時に透明感も引き出してくれるんです。
明るいパープルは光を反射させる力が強く、くすみを取り払う効果も強力。
お肌がハードタイプの方には濃いパープルがなじみやすく、この場合はツヤのある生地を選ぶことで光を味方につけましょう。
スプリングタイプに似合うパープル「クロッカス」
出典:Re:EDIT
クロッカスは、黄色の雌しべを持つ春の花です。
自然界のコントラストはファッションにも活用可能。
黄みを感じるスプリングさんの肌になじんで、血色感と透明感のアップを叶えます。
サマータイプに似合うパープル「ラベンダー」
出典:Pierrot
サマータイプがくすみをカバーする目的でパープルを選ぶ場合は、青みがかった柔らかなカラーを選ぶと良いでしょう。
具体的には、青み寄りのラベンダーや、それより少し赤みを感じるライラックなどがおすすめです。
オータムタイプに似合うパープル「プラム」
出典:DoCLASSE
オータムさんのマットな肌には、秋に収穫されるフルーツのカラーが良く似合います。
パープルでおすすめなのは、こっくりとしたプラムというカラーです。
くすみを効果的に取り払うなら、ツヤのある生地で相乗効果を狙いましょう。
ウィンタータイプに似合うパープル「ロイヤルパープル」
出典:DoCLASSE
ウィンタータイプさんに似合うカラー群には、赤み系から青み系までパープルのバリエーションが豊富です。
中でもヴィヴィッドで深みのあるロイヤルパープルは、ウィンターさんだけが血色感を損なわずに着こなせるカラー。
コスメをパープル系でリンクさせても素敵です。
ホワイト
ホワイトは光を反射しやすい性質を持つため、トップスに取り入れると、まるでレフ板を使ったように顔が明るく見えます。
日差しの強い日に白い服を着て写真を撮ってみると、その効果を実感できるはずです。
ホワイトにも様々な種類がありますが、イエローベースさんには暖色系のホワイトが、そしてブルーベースさんには寒色系のホワイトが似合うという点を押さえておきましょう。
イエローベースに似合うホワイト「アイボリー」
出典:Pierrot
黄みを含むスプリングさんやオータムさんの肌には、同様に黄み寄りのアイボリーが良く似合い、肌になじんだ上で顔色を明るく見せてくれます。
アイボリーに少量のグレーを混ぜたエクリュも、イエローベースの方が使いやすいカラーです。
ブルーベースに似合うホワイト「スノーホワイト」
出典:DoCLASSE
ブルーベースの肌を持つサマータイプとウィンタータイプ。黄みを含むホワイトだと、光を反射させてもお肌のくすみが目立ってしまいます。
色選びでは、まっさらなホワイトや少量のグレーが入ったホワイトを選び、お肌の透明感を引き立てるようにしましょう。
自分に似合うカラーのトップスで、気になるくすみを効果的にカバー!
出典:DoCLASSE
この記事ではカラーの顔映りにスポットを当て、パーソナルカラーの視点も取り入れつつ、くすみのカバーに効くトップスをご紹介しました。
色選びのポイントとしては、「血色感のアップ」と「レフ板効果」を意識することが効果的で、くすみのカバーに繋がりやすいでしょう。
ネットショッピングでトップスを買う際は、商品の画像を複数チェックするようにして、素材の拡大画像なども確認してみるのがおすすめ。
トップスに顔映りのいいカラーを取り入れて、くすみの気にならないヘルシーな肌を目指したいですね。
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