コーディネートの主役になり、一枚でおしゃれな装いが完成するワンピース。
お気に入りの一着を持っていると、よそ行きから通勤まで、幅広く着まわすことができます。
そんなワンピースですが、種類や素材のバリエーションが豊富で、何を買えばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、大人がワンピースを選ぶときに意識したいポイントと種類を詳しく解説し、シーン別のお手本コーディネートをご紹介します。
自分に似合うワンピースの選び方を知り、おしゃれなコーディネートを楽しみましょう。
Contents
40代女性がワンピース選びで意識したいポイントは?
ショップに並ぶワンピースはそれぞれデザインや色柄が違うため、どれも素敵に見えて迷いませんか?
そう、いきなりアイテムを見て選ぼうとすると、目移りしてしまいがちなんですよね。
これを避けるためには、まずざっくりとワンピース選びの基準を抑えておくことが必要です。
まず最初に、ワンピースを選ぶときに意識したい3つのポイントについて、40代の女性が着ることを前提に解説します。
ポイント①サイズ感
同じタイプのワンピースでも、サイズ感によって見た目の印象や着心地が大きく違ってきます。
まず、S、M、Lなどのサイズ表記については、多くの人が購入の際にチェックすると思います。
しかし実際のサイズは、対象年齢やジャンルに合わせてブランドが独自に設定しているため、同じMサイズのワンピースでも着てみた感覚は異なります。
同じブランドに長くいるショップ店員さんの話では、ブランド内でも流行に合わせてサイズを調整し、先シーズンとサイズ感が違うということが起こり得るそうです。
通販で購入する場合は、商品詳細の実寸を確認して、手持ちのワンピースと比較してみると良いでしょう。
ポイント②単品で着る?それともレイヤード?
上記のサイズ感にも関わることとして、ワンピースをどのように着るかもポイントになります。
ワンピースを一枚で着るのか、それともトップスの上から重ね着するかどうかで、選ぶアイテムが変わってくるからです。
キャミソールワンピースやジャンパースカートなどは、おもに重ね着で使うワンピースなので、もともとゆとりを持たせて作られていることが多いでしょう。
シャツワンピースは人によって着方が異なるアイテムです。重ね着で使いたい場合は、中に着る服の厚みを視野に入れて選ぶと安心です。
ポイント③アイテムに応じた素材選び
ワンピースは一枚で上下を兼ねた主役アイテムです。
視線の集まる主役アイテムは、素材の善し悪しが印象を左右するので、アイテムに応じて適切な質の生地を選ぶことをおすすめします。
例えば、通勤やよそ行きのシーンで着るワンピースの場合、きちんとした印象に見えるか、生地が薄すぎて体のラインを拾わないかを確認してください。
普段着として使う場合は、着心地の良さやお手入れのしやすさも意識すると良いでしょう。
一般的に、ある程度の価格であれば生地もしっかりしていることが多いですが、必ずしも価格と質が比例するわけではありません。
通販で購入するときは、生地の詳細や購入者のレビューをチェックしてみてくださいね。
40代女性に似合うワンピースの種類
ワンピースはデザインの種類が豊富で、それぞれに違った特徴や魅力があります。
こちらでは代表的なワンピースの中から、40代におすすめのアイテムをピックアップして、その特徴や使えるシーンをご紹介します。
納得のいく一着を手に入れるため、ぜひ参考にしてくださいね。
シャツワンピース
フロントにボタンがついた開閉できるタイプのワンピースです。
アイテムによって、ウエストにベルトがついているものもあります。通常のワンピースとして着るほか、羽織ものとしても使うことができます。
裾までボタンが並ぶデザインがポピュラーですが、襟元のみのデザインも人気です。
ノースリーブワンピース
袖がついていないノースリーブワンピースは、すっきりとした印象に仕上がるアイテム。
大人のコーディネートでは、羽織りもので肩を隠した装いが人気となっています。
ジャケットを羽織ったときに収まりが良いので、セレモニー向けのセットアップに採用されることも多いです。
キャミソールワンピース
細いストラップが特徴のキャミソールワンピースは、女性らしく垢抜けた印象に仕上がるアイテムです。
薄手のトップスに重ねて着たりシャツやカーディガンを羽織ったりして、好みのレイヤードスタイルが楽しめます。
夏はTシャツに重ねて涼しく、冬は羽織ものとボトムスを足すなど、年間を通して使えますよ。
スモックワンピース、カフタンワンピース
すっぽり被って着る、全身がゆったりとしたワンピースです。
着心地の良さとこなれた雰囲気が魅力となっています。
似たデザインのワンピースには、トルコの民族衣装が由来のカフタンワンピースがあります。
ゆとりのある身幅が特徴で、体形カバーの効果も期待できます。
ニットワンピース
その名の通り、ニット素材で作られたワンピース。
ニットの特性を活かした立体的なワンピース、伸縮性があって着心地抜群のワンピース、ケーブル編みの暖かいワンピースなど種類が豊富です。
ハイゲージのニットワンピは、上品できちんとした印象に仕上がります。
ざっくりとしたローゲージなら、ニット独自の風合いが楽しめるでしょう。
ドッキングワンピース
ドッキングワンピースとは、トップスとスカートが一つになったワンピースです。
トップスの部分はニットやシフォン、ボトムスの部分はコットンやストレッチ素材など、異なる素材同士を組み合わせている点が特徴となっています。
ワンピースなのに二着の服を着ているように見えるので、スタイリングに悩む人にも好評です。
デザインワンピース
上記に分類されないワンピースもたくさんあります。
こうしたワンピースは「シフォンワンピース」や「タックワンピース」のように、素材やディテールの特徴からアイテム名をつけられることが多いです。
シーン別コーデ術①通勤コーデ
ワンピース×ジャケット
一般的なオフィスワークのワンピースコーデでは、ジャケットを羽織った上品な着こなしが定番です。
選ぶワンピースは、主張しすぎないシンプルなデザイン、膝下からミディアム丈の長さがおすすめ。
上質でハリのある素材を選べば、きちんと感と体形カバーを約束してくれます。
ワンピースは単品で購入するほか、ジャケットとのセットアップで手に入れておくのもおすすめです。
きれいめに見せたいシーン全般に応用できるので、アイテムを揃えておくと重宝するでしょう。
シャツワンピース×パンプス
シャツワンピースを使ったオフィスコーデです。
ワンピースのカラーは控え目なベーシックカラーを選び、素材はハリがあって体型を拾わないものを選びましょう。
このワンピースの足元には、品のあるパンプスがマッチします。
打ち合わせや講演会の日はカーディガンをジャケットにシフトし、バッグはA4が入る大きめサイズに。社外でも好印象な装いです。
ワンピース×ベルト
オフィスで着るワンピースコーデで活躍するのが、ウエストマークできる細身のベルトです。
ゆったりとしたワンピースはカジュアルに見えることがありますが、ベルトをつければシャープに引き締まり、通勤コーデらしい印象に仕上がります。
細いベルトをきつく締めるとボディラインが出るので、落ちない程度にゆとりを持たせると良いでしょう。
ドッキングワンピース×ジャケット
忙しい朝に大活躍のドッキングワンピース。トップスとスカートを繋げたようなデザインで、コーデいらずのお手軽アイテムです。
ワンピースのコーディネートでも、上下を合わせたようなスタイルが楽しめて嬉しいですね。
通勤におすすめのドッキングワンピースは、ニット×ハリ素材スカート、ブラウス×シンプルスカートの組み合わせなどがあります。
ジャケットやカーディガンを羽織ってオフィス仕様に。
在宅勤務ではオンライン会議におすすめです。
ワンピース×トレンチコート
マニッシュなトレンチコートによって、甘さを控えたオフィス向きのワンピーススタイルに。
社内でコートを脱いでもきちんとした印象に保つためには、膝丈以上の長さ、落ち着きのあるカラー、透けない素材など、オフィスにふさわしい一枚を選びましょう。
カーディガンを用意しておくと、デスクに着いても「ワンピース×羽織りもの」で上品に着こなすことが可能です。
シーン別コーデ術②休日コーデ
カットソーワンピース×レギンス
自宅では快適にくつろぎたいから、ストレッチの効いたアイテムでコーディネート。
シンプルなカットソーワンピースとレギンスなど、身近なアイテムを使って簡単に作れる装いです。
足元にスニーカーを合わせればウォーキングにも行けて、ストレスや運動不足の解消になります。
ワンピースの素材は、伸縮性のあるカットソー素材やTシャツ素材がベストで、秋冬は暖かなスウェット素材もおすすめです。
シャツワンピース×Tシャツ
ちょっとそこまでの休日スタイルは、前を開いたシャツワンピースをアウター代わりに。
「コートやジャケットまでは必要ないけど、何かを軽く羽織りたい」、そんなシーンに最適なコーディネートです。
ベースがTシャツとスニーカーの組み合わせでも、襟のついたシャツワンピースをプラスすることで、ラフさを抑えた大人のカジュアルスタイルに仕上がります。
カフタンワンピース×かごバッグ
休日のプチ旅行やショッピングは、楽に着られるカフタンワンピースのコーディネートで。
かごバッグやサンダルを合わせると、リゾート感の漂うリラックススタイルを楽しめます。
エスニックテイストやナチュラルテイストの着こなしは、年齢を問わずに自然体で着こなせるスタイル。
季節の天然素材を使った小物で、雰囲気たっぷりに仕上げたいですね。
キャミソールワンピース×Tシャツ
初夏から秋にかけてのワンピースでは、軽い着心地のキャミソールワンピースが人気です。
おうちコーデとしておすすめしたいのは、定番の白いTシャツにキャミソールワンピースを重ねたスタイル。
色のコントラストがデザインを強調し、細いストラップの抜け感でおしゃれにきまります。
レギンスや程よい太さのパンツを合わせてもOK。
長時間着ていても疲れないことは、休日コーデのスタイリングに欠かせないポイントです。
シーン別コーデ術③よそ行きコーデ
シャツワンピース×きれいめ小物
ハンサムで潔いシャツワンピースを使って、対極の女性らしさを引き出すコーディネートに。
シックに装いたい場合はネイビーやブラックなどのダークカラーに、柔らかに見せるならベージュやカーキといったアースカラーがおすすめです。
バッグや靴はお出かけ用の上質なアイテムを合わせましょう。
かっこよくて女性らしい、永遠の憧れともいえるコーディネートですね。
ニットワンピース×パンツ
伸縮性があって疲れないニットワンピースは、長時間のお出かけやドライブにも最適です。
パンツとパンプスを合わせた洗練スタイルで、大人の魅力を演出したいですね。
きれいめに装いたいときは、まずは上質な素材のワンピースを選ぶことが大切です。
ウールやカシミヤがブレンドされているものは、しなやかさやツヤ感に違いが表れます。
数を絞ったアクセサリーを添えると、上品な印象に仕上がるでしょう。
プリントワンピース×カーディガン
プリントワンピースを主役にした、フェミニンな雰囲気のコーディネートです。
このワンピースに合わせるなら、柔らかなニット素材のカーディガンがおすすめ。
小さな花柄や細かいドット柄など、柄の繊細さにマッチして良くなじみます。
レストランでの食事やデートのシーンには、必要な物だけ収まる小ぶりのバッグで軽やかに。
華やかさをプラスしたいときは、イヤリングやネックレスを添えても素敵です。
キャミソールワンピース×ジャケット
カジュアルスタイルに使われることの多いキャミソールワンピースですが、コーディネート次第ではお出かけスタイルにも対応可能です。
その際のスタイリングではジャケットを取り入れ、全体をかっちりと引き締めるのがポイント。
この時点でコーディネートがまとまるので、あとはお好きな小物で自由に楽しめます。
モード感のある絶妙なバランスが、大人ならではのワンピーススタイルを叶えます。
ワンピースを使ったコーディネートで、仕事もプライベートもおしゃれに
今回の記事では、40代がワンピースを選ぶポイントと、お手本にしたいシーン別のコーディネートをご紹介しました。
一枚でトップスとボトムスの役割を担うワンピースは、コーディネートが決まりやすく、スタイリングの手間が省けるなど、メリットが盛り沢山です。
どんなワンピースを選ぶかによって、得意なシーンや合わせやすいアイテムも変わってくるので、ぜひ今回の内容を参考にして、素敵なコーディネートを組んでみてください。
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