夏のファッションに欠かせないサンダル。
シーズンになるとシューズ売り場には様々なサンダルがずらりと並びますが、どのようなサンダルを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、サンダルを選ぶ際に意識したいポイントと、サンダルを活かしたおしゃれなコーディネート術をご紹介します。
記事を読み進めながら、手に入れたいサンダルを絞り込んでいってくださいね。
Contents
サンダル選びのポイント
サンダルを選ぶ時に意識したいことは3つあります。
- ヒールの有無
- デザイン
- カラー
順に解説していきますので、ぜひお気に入りのサンダルを見つけるヒントを掴んでくださいね。
①ヒールの有無
出典:fifth
新しいサンダルを購入する時、まずヒールがあるかないかを見て、種類を絞り込んでいく人も多いかも知れません。
ヒールはかかとのパーツのことで、ヒールのついたサンダルを履くとスタイルアップが期待できます。
高さによって3cm以下をローヒール、4~6cmをミドルヒール、7cm以上をハイヒールと呼び、太く安定感のあるチャンキーヒール、スリムなピンヒールなど、デザインの種類が豊富です。
対してヒールのないものはフラットサンダルと呼ばれ、履き心地の楽さとリラクシングな見た目が魅力。
ヒールの有無は使い方や好みで選びましょう。
②カラー
出典:DoCLASSE
使い方に合わせてカラーを選ぶと、よりおしゃれにサンダルを履きこなせるようになります。
ベーシックカラーの中でも、黒やブラウンは落ち着いていて合わせやすいカラーです。
白は足元が明るくなり、コーデのアクセントにも重宝するでしょう。
ベージュ系のカラーはフェミニンな印象。肌の色になじみやすいので、脚を長く見せる効果も期待できます。
コーデのさし色として目を引くのは、鮮やかなカラーのサンダルです。
季節のトレンドカラーを使えば、瞬く間に旬の装いが完成します。
③デザイン
出典:fifth
サンダルのデザインはとても種類が多く、毎年トレンドを取り入れた新鮮なデザインが登場しています。
ヒールつきのサンダルで夏に人気なのが、ヒールに透明な素材を用いたクリアヒールサンダル。
華奢なストラップが女性らしいコードストラップサンダル、かかとにストラップのないミュールサンダルなども大人気です。
フラットサンダルでは、編み込んだベルトで甲を包み込むデザインのグルカサンダル、履きやすさと快適性を追求したコンフォートサンダルやスポーツサンダルが注目されています。
ヒールつきのサンダル
クリアヒールサンダル
出典:fifth
透明感のある美しいかかとに目を奪われる、クリアヒールサンダル。光を通して輝き、アイスキューブのように涼しげなので、コーディネートに夏っぽさが欲しい時にぴったりです。
最近では凝ったデザインのヒールも多く、クリスタル調、プレート調、チャンキーヒールなど、目新しいクリアヒールサンダルが増えています。
クリアヒールサンダルは単体で取り入れても十分おしゃれですが、同じクリア素材の小物やメタリックなアクセサリーをリンクさせると、透明感と輝きに満ちた夏らしいコーディネートに仕上がるでしょう。
コーデ1 クリアヒール×アンクルストラップで上品に
出典:fifth
夏の日差しに映えるプレート調のクリアヒールサンダル。アンクルストラップが上品になじんで、大人の女性に似合うきれいめの装いを演出します。
透け感のある艶やかなプリーツスカートを合わせると、フェミニンではかなげなコーディネートが完成。
手元にはネットバッグやシルバーのアクセサリーを添えて、夏の気分を盛り上げたいですね。
コーデ2 シックな大人カジュアルにPVC素材のバッグをリンク
出典:fifth
大人気のコードストラップサンダルにも、クリア素材をあしらった清涼感のあるサンダルが登場。
中身が見えるPVC素材のバッグをプラスすれば、透け感とトレンド感の両方を上乗せできます。
それぞれカラーをブラックとブラウンにしているので、白いシャツとブルーデニムのコーディネートもシックで大人っぽい仕上がりです。
ミュールサンダル
出典:DoCLASSE
ミュールはかかとを覆う部分がなく、つっかけるようにして履くタイプのシューズです。
サンダルとして販売されているミュールは、つま先がオープンになっているのが特徴。
コケティッシュで女性らしい印象のミュールは、お出かけやデートの足元を魅力的に見せてくれるでしょう。
甲深のミュールは足になじみやすく、思いのほか履きやすいと評判です。
コーデ1 白地のドット柄を黒の幅太アッパーで引き締め
出典:fifth
柄に含まれるブラックのミュールサンダルを使ったコーディネートです。コーデの主役は、白ベースの細かなドット柄スカート。
ミュールは甲を覆う面積が大きいため、多めに取り入れたブラックが装いを引き締めてくれます。
華奢なサンダルではなく、あえてこのサンダルを選んだことで甘さが抑えられ、大人にも取り入れやすいコーディネートに。
コーデ2 ぷっくりパデッドのミュールサンダルで足元に存在感
出典:fifth
アッパーやストラップの中にパッドやスポンジを入れて、丸みのあるフォルムに仕上げたパデッドサンダル。
立体的で存在感があるので、シンプルコーデの足元がおしゃれに決まります。
パデッドタイプのミュールサンダルは、ふんわりとしたアッパーで甲をしっかり包み込むので安定感があり、ソフトな感触でストレスフリーを叶えてくれます。
コードストラップサンダル
出典:Re:EDIT
シューズやバッグなどの小物を中心に、今季のアイテムで頻繁に目にするコード状のデザイン。
華奢で抜け感のあるコードストラップのサンダルは、女性らしさと今っぽさを取り入れたい時にぴったりの一足です。
コードの丸みが足の甲に優しく沿い、痛くなりにくいのも嬉しいですね。
アイテムの数が多いのは、繊細でスリムなコードを添えたサンダル。やや太めのコードをあしらったものは、ヘルシーでカジュアルな印象に仕上がります。
コーデ1 トレンドカラーをさり気なく魅せるコードストラップ
出典:Pierrot
足元からさり気なく覗くトレンドカラーのグリーン。華奢なコードストラップの控えめな演出に、大人ならでのセンスが光ります。
細いストラップで足元が軽く仕上がるので、ダークカラーを合わせても重苦しくなりません。
布面積の広いワイドパンツでも色合いのバランスを取りやすいでしょう。
コードが甲に描くデザインを楽しみながら、アクセントとして効かせましょう。
コーデ2 コードストラップで鮮やかな色を柔らかにまとめて
出典:Re:EDIT
夏の日差しに映えるヴィヴィッドカラーのコーディネート。細いコードストラップのサンダルが柔らかな印象を与え、強いカラーを使っていてもハードに見えません。
足元がソフトにまとまると、コーディネート全体が優しくフェミニンに仕上がりますね。
サンダルのカラーを肌になじむブラウンにしたのも柔らかな雰囲気の一因です。
フラットサンダル
グルカサンダル
出典:fifth
春夏トレンドの本命シューズと噂されているのがグルカサンダルです。
グルカサンダルの起源はイギリスのグルカ軍が履いていたサンダルで、アッパーはメッシュのように編み上げたデザインになっています。
風通しが良いことで暑い季節にぴったりのグルカサンダル。甲を包み込むようなデザインで安定感もあります。
一番ベーシックで種類が多いのは、ヒールのないフラットなグルカサンダルです。
コーデ1 グルカサンダルでいつものコーデを今どきに
出典:fifth
履くだけで今っぽく仕上がるグルカサンダル。いつものデニムパンツに合わせるだけで、瞬く間に最新のルックスが完成します。
多くのブランドで色展開に含まれているブラックは、ナチュラルカラーに比べて都会的な印象に仕上がり、洗練されたコーディネートが好きな方にぴったり。
白・黒・グレーでまとめたモノトーンコーデも、黒のグルカサンダルなら配色を乱さず統一感のある仕上がりに。
コーデ2 肌になじむブラウンのグルカサンダルで女性らしく
出典:fifth
グルカサンダルの定番ともいえるのが、ブラウンのレザー調サンダル。
グルカサンダルを使ったベーシックなスタイルに合うのはもちろん、程よくきれいめでフェミニンなスタイルにも良く合います。
革本来のナチュラルなカラーなので、リネンやコットンなど風合いのある天然素材の服とも好相性。
アースカラーのロングスカートやワンピースと組み合わせれば、リゾートライクなコーディネートを楽しめます。
スポーツサンダル
出典:fifth
アクティブに動けることで活用の範囲が広いスポーツサンダルは、スポサンとも呼ばれ多くの人に親しまれています。
一般的にスポーツサンダルに区分けされるサンダルは、ストラップをベルクロ(面ファスナー、マジックテープ)で留めるタイプとスニーカーを変形させたようなタイプの2種類に分かれます。
コーデ1 ヌーディなカラーを選んで女性らしく
出典:DoCLASSE
スポーティさと機能性を求める人に支持されているのが、こちらのスニーカーサンダル。
グリップ性の高いソールで長時間歩いても疲れにくく、足への衝撃を抑えてくれるのが嬉しいですね。
華奢なサンダルに比べるとハードになりそうなイメージですが、ベージュ系のカラーなら女性らしく見えてスカートにも良くなじみます。
コーデ2 ベルクロタイプはデイリーやアウトドアに活躍
出典:fifth
ベルクロタイプのスポーツサンダルは着脱が簡単で、すぐに出かけたい時にもサッと履けるところがいいですね。
自分の足に合わせてベルトの締め具合を変えられるため、フィット感の微調整も自由自在です。
デイリースタイルで素足に履くほか、夏のアウトドアシーンではソックスを合わせて履いてもおしゃれに決まります。
トングサンダル
出典:fifth
トングサンダルのトングは紐や鼻緒を意味し、アッパーの一部やベルトを指で挟むように履くサンダルをトングサンダルと呼びます。
人気のレディースブランドが展開する夏のサンダルにも、定番のビーサン型からデザイン性の高いアシンメトリーなタイプまで、バラエティ豊かなトングサンダルがお目見えしています。
メタリックなストラップやチェーンをあしらったタイプは、アクセサリー感覚で身につけることができて、華やかな一足が欲しい人にぴったり。
コーデ1 ポイント使いのシルバーで夏の足元に輝きを
出典:fifth
甲に太めのベルトをあしらったトングサンダル。親指の部分だけがメタリックな素材に切り替えられていて、コーデのアクセントとしてキラリと光るのがポイントです。
アクセサリーを添えるなら、素材は同じシルバーを選ぶのがおすすめ。
存在感のあるバングルやリングなら、降り注ぐ日差しまでコーデの一部に変換できそうですね。
コーデ2 深履きのトングサンダルは通勤コーデにも
出典:Pierrot
種類が多いトングサンダルの中でもミュールタイプはアッパーに十分な深さがあり、浅履きのサンダルに比べて、脱げにくく履きやすいことが魅力です。
見た目も通常の靴に近く落ち着いた印象なので、サンダルの着用をOKとする職場なら、夏のシューズとして取り入れてみるのもおすすめです。
コンフォートサンダル
出典:DoCLASSE
コンフォートサンダルとは、コンフォート=快適さを重視して作られたサンダルのこと。
足の形に合わせたソールを使用しているため、つま先は丸みを帯びた自然なデザインになっていることが多いです。
履き心地が良く、長く履いていても疲れにくいので、ショッピングなどでたくさん歩く日や、足を休めたい日のサンダルとして非常におすすめです。
コーデ1 上品で自然体なプリーツスカート×コンフォートサンダル
出典:fifth
きちんとした印象のプリーツスカートに、肩の力を入れずに履けるコンフォートサンダルをコーディネート。
かしこまった服をカジュアルダウンして、こなれた表情をうまく引き出していますね。
リラクシングなスタイルに似合うTシャツを合わせれば、バランスのいいきれいめなカジュアルコーデを楽しめます。
コーデ2 サンドベージュのサンダルを夏の肌になじませて
出典:DoCLASSE
軽く日焼けした夏の肌に溶け込む、サンドベージュのコンフォートサンダル。
ブラウンやネイビーといったダークカラーの服とも相性が良く、大人の女性に似合うシックなコーディネートに仕上がっています。
白のソールを含む優しい色合いなので、ボリューム感があってもどこかフェミニンな印象です。
スタイリッシュなデザインを選べばスポーティに仕上がり、都会的な雰囲気で履きこなせるでしょう。
夏のお出かけが待ちきれなくなる、涼しげなお気に入りのサンダル!
出典:fifth
この記事では、ヒールつきのサンダルとフラットサンダルに分けて、おすすめのサンダルとコーディネートをご紹介しました。
自分に合いそうなサンダルとお気に入りのコーディネートは見つかりましたか?体感的に涼しいだけでなく、見た目にも爽やかで夏らしいサンダル。
暑い時期でも素敵なサンダルがあれば、おしゃれのモチベーションがもっとアップし、お出かけもより楽しくなるはずです。
ぜひショッピングやコーディネートの参考にしてくださいね。
ライター紹介
Saori
一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」
日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」
心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。