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365日コーデ

「キレイな体型に見せるコーデ術」A・I・X・Yライン、4つのシルエットですっきり美しく!

鏡の前でコーディネートをしていて、「もっとすっきり見せたい」、「少しでもスタイルを良く見せたい」と願う女性は多いもの。

そんなときは、体形をきれいに見せてくれる「4つのシルエット」を意識するのがおすすめです。

AラインやIラインといったキーワードは、雑誌やファッションサイトの特集でも頻繁に登場するので、目にしたことがあるかも知れませんね。

ただ、こうしたキーワードを何となく知っていても、なかなか実際のコーディネートに活かせていないという方も多いはず。

そこで今回は、スタイルが良く見える4つのシルエットと、各シルエットのコーデ術をご紹介します。

すっきりキレイに見えるシルエットって?基本のシルエットは4つ!

体型をきれいに見せるシルエットは4つあり、身につけたときのシルエットをアルファベットになぞらえて、それぞれAライン、Iライン、Yライン、Xラインと呼びます。まずは各シルエットの特徴をチェックしてみましょう。

Aラインの特徴 下半身をまるっと隠してスタイルアップ

出典:Pierrot

アルファベットのAを思わせるこのシルエットは、ボトムスの底辺が最も広がっていて、頭頂に向けて小さくなるようなバランス。

このシルエットを取り入れると小顔に見えて、すらっとした体型を叶えてくれます。

作り方は、コンパクトなトップス×末広がりのボトムスで覚えておいてくださいね。

ヒップ、太もも、ふくらはぎなど、下半身を丸ごとカバーできるので、隠しながらすっきり見せたい方にぴったり。

また、シンメトリーで底辺が安定した二等辺三角形を描くため、コーディネートのバランスを取りやすいことも魅力的です。

Aラインスカート、マーメイドスカート、Aラインワンピースなどを使えば、誰でもAラインのシルエットを作ることができます。

Iラインの特徴 全身をすらりと長く、シャープな印象に

出典:Pierrot

Iラインシルエットとは、直線的なデザインの服で作るまっすぐなシルエットのことです。

全身をすらりと長く見せたい人や、体のラインを均一に整えたい人におすすめ。

Iラインのシルエットを作るコツは、コーディネート全体がひとつの長方形になるようにすることです。

引き締めたり膨らませたりといったテクニックが必要ないので、今回ご紹介するシルエットの中では挑戦しやすいでしょう。

きれいに見せるポイントを挙げるとすれば、体のラインを拾わないように、アイテムはやや緩めのサイズ感を選ぶということです。

Yラインの特徴 下半身すっきり!メリハリのあるスタイルに

出典:Pierrot

もしかするとYラインのシルエットは、ご紹介する4つの中では聞き慣れないシルエットかも知れません。

このシルエットは、アルファベットのYの字のように、上半身に対して下半身がタイトなシルエットです。

サイズ感の違いでメリハリが生まれて、下半身をすっきり見せることができます。

ゆったりとしたトップスのお陰で、お腹のぽっこりやヒップのボリュームが気になりません。

このシルエットを作るためのトップスは、ビッグシャツ、オーバーサイズTシャツ、チュニックなど、基本的にシルエットが大きめなものです。

ボトムスは細身のパンツやタイトスカートがおすすめで、お好みでメリハリのある配色にしても良いでしょう。

Xラインの特徴 ほっそりとしたウエストで女性らしく

「キレイな体型に見せるコーデ術」A・I・X・Yライン、4つのシルエットですっきり美しく!

ベルトやリボンでウエストを絞り、くびれを強調したシルエットです。

上半身と下半身の両方にボリュームのあるアイテムを使うと、メリハリが生まれてウエストがより強調されるでしょう。

くびれは女性らしさの大きな特徴なので、フェミニンな印象を与えることにも繋がります。

Xラインを作るためのトップスは、ベルトつきのニット、ウエスト切り替えのブラウス、ボリュームスリーブのプルオーバーなどがおすすめです。

またボトムスには、フレアスカートやフレアパンツなど、裾幅に広がりのあるものが最適。

ワンピース、ロングカーディガン、コートといった丈の長いアイテムも、ベルトやドローコードで絞ってXラインに。

ウエストを絞りすぎるとバストやお腹を強調しやすいので、注意して加減すると良いでしょう。

Aラインのコーデ術

コンパクトなトップス×Aラインスカート

出典:Pierrot

Aラインのスタイルアップ効果が分かりやすいのは、アイテムそのものにキーワードが含まれるAラインスカートを使ったコーディネートです。

上半身にはコンパクトなタンクトップを合わせて、下半身にAラインスカートをチョイス。

下半身全体をカバーしつつ、美しいすっきり見えのシルエットを叶えています。

このコーディネートのポイントは、トップスの裾をスカートに入れて腰の位置を高く見せていることです。

等身のバランスがいっそう良くなり、小顔効果も期待できるでしょう。

Aラインワンピース

出典:Pierrot

裾に向かって広がるAラインのワンピース。

ふんわりとしたシルエットがエレガントで、一枚で女性らしいコーディネートを楽しめます。

お腹まわりから足元までが隠れるので、体型を気にしないで一日を過ごせますね。

生地をたっぷり使ったワンピースのアイテム選びでは、質感がシーンに合っているかがポイントになります。

お出かけのシーンは張りのある生地ですっきりキレイに、おうちコーデは伸縮性に優れた生地でリラクシングにといった具合に、じょうずにアイテムを使い分けたいですね。

ジレ

出典:Pierrot

裾が広がるロング丈のジレを羽織れば、中にどんな服を着ていても、いつでもAラインのシルエットを構築できます。

ウエストやお尻が気になる細身の服や、着ぶくれが心配な明るいカラーの服も、ジレがあれば即座にスタイルアップできるでしょう。

デザイン的にモードな印象を与えるアイテムでもあるので、すっきり見せと大人のおしゃれを兼ねて、一着用意しておくと重宝するはずです。

Iラインのコーデ術

シャツ×ワイドパンツ

出典:Pierrot

みんなが持っているアイテムでIラインを作るなら、シャツとワイドパンツの組み合わせがおすすめです。

ワイドパンツの代わりに、適度な裾幅のストレートパンツでも代用できますよ。

シャツのフロントボタンを開き、横幅をボトムスに合わせて調整してもいいですね。

季節の素材を使ったシャツとパンツを組み合わせれば、一年中すっきりとした着こなしを作ることができます。

シンプルなコーディネートですが、Iラインのスタイルアップ効果をしっかり実感できるでしょう。

ジャケット×Iラインワンピース

出典:Pierrot

ストンとしたワンピースでシルエットの土台を作り、かっちりとした印象のジャケットを羽織ることで、よりはっきりとしたIラインに仕上げています。

フロントを開いた隙間にできたラインにより、ワンピースを一枚で着たときに比べて、いっそうスタイルアップの効果を期待できるでしょう。

ジャケットを羽織ると上品さが増すので、レストランでの食事やお呼ばれの席など、きちんとしたシーンにも着ていけますね。

ノースリーブトップス×Iラインスカート

出典:Pierrot

こちらのコーディネートでは、ノースリーブのトップスとIラインスカートを組み合わせて、ストンと一直線なIラインに仕上げています。

きれいな長方形のシルエットに収まっているため、縦のラインをしっかり強調していますよね。

さらに、体形とともに雰囲気までもすっきり変化させるのがIラインシルエットの特徴であり、魅力のひとつでもあります。

暑い季節はどうしても肌の露出が増えますが、Iラインの持つシャープな空気感で、肩を出しても甘くなりすぎることがありません。

Yラインのコーデ術

オーバーサイズトップス×テーパードパンツ

出典:Pierrot

テーパードパンツにオーバーサイズのプルオーバーをオン。

2つのアイテムで作る、いたってシンプルな組み合わせですが、これだけで下半身がシュッと引き締まったYラインシルエットが完成します。

きれいめのアイテム同士を組み合わせればカジュアルになりすぎず、シーンを問わず使いやすいでしょう。

肩幅や胸の大きさが気になる場合は、収縮して見えるダークカラーをトップスに使うのもおすすめです。

フレアトップス×ロングタイトスカート

出典:Pierrot

フェミニンな服でYラインの着こなしに挑戦したい方は、フレア切り替えのトップスとロングタイトスカートを合わせてみてください。

お腹やヒップまでをふんわり隠しながら、メリハリをつけて下半身を細く見せることができます。

お気づきの方もいるかも知れませんが、こちらのシルエットはYラインに分類しつつも、実際はAラインのトップスとIラインのボトムスの良いところを組み合わせた、いわばハイブリッドなシルエットです。

こんな風に視点を変えて、より広くアイテムを使ってみるのもおすすめですよ。

ビッグシャツ×細身パンツ

「キレイな体型に見せるコーデ術」A・I・X・Yライン、4つのシルエットですっきり美しく!

上に重心を置いた典型的なYラインのコーディネートです。お腹やヒップラインが気にならず、足元はすっきりして抜け感がありますね。

上半身はビッグシャツでボリュームたっぷりに、下半身は細身のパンツでタイトにまとめて完成です。

シャツの持つきちんとした印象のおかげで、ゆるめのアイテムを使っていても、クリーンできれいめな装いに仕上がっていますね。

Xラインのコーデ術

ウエストベルトのワンピース

出典:DoCLASSE

Xラインの効果が分かりやすいワンピースのコーディネートです。

このところワンピースはゆったりめのシルエットが人気ですが、ベルトでウエストマークすることにより、くびれを強調した女性らしいシルエットに変わります。

女性らしいシルエットになることで、デートにもぴったりの洗練された印象に。

ウエストをやや高めの位置で絞るようにすると、脚を長く見せることができますよ。

ウエストリボンブラウス

出典:DoCLASSE

ブラウスやシャツの中でもスタイルがよく見えると評判なのが、ウエストマークを取り入れたデザインです。

全体のシルエットはゆったりしていますが、Xラインの引き締め効果により、ウエストがくびれて女性らしい印象を与えます。

リボンが取り外せるブラウスの場合、まっすぐなシルエットでIラインやYラインの装いに使うなど、他のシルエットにも応用が利くでしょう。

コートのウエストマークアレンジ

「キレイな体型に見せるコーデ術」A・I・X・Yライン、4つのシルエットですっきり美しく!

コートを着用するときにXラインを意識するだけで、メリハリボディが手に入るって知っていましたか?

方法は実に簡単。フロントのボタンを開いた状態でベルトを締め、トップスやボトムスをのぞかせるように整えてみてください。

ウエストのくびれと上下の開きによって、バランスのいいXラインに仕上がるはずです。

シルエットが女性らしくなることで、パンプス等のフェミニンな靴とも相性が良くなるでしょう。

すっきりキレイな体型に見せるために注意したいことは?

より体型を美しく見せるなら、4つのシルエットを意識するのと同時に、アイテムのサイズ感・素材・配色などにも気を配ることが大切です。

さらなるスタイルアップを目指す方は、ぜひこちらのポイントもチェックしておいてくださいね。

①サイズ感

出典:Pierrot

洋服で体形を美しく見たい場合は、つかず離れずの程よいサイズ感を選ぶことをおすすめします。

ラインを拾いすぎないので難点が目立たず、過度に体が大きく見えることもありません。

ちょうどいいサイズ感を基本にして、作りたいシルエットに応じたアイテムを合わせていきましょう。

②素材

出典:Pierrot

ヒップやお腹のぽっこりなど、特に気になるパーツがある場合は、そのパーツのシルエットを拾わない素材を選ぶと良いでしょう。

ニットのように伸縮性に富んだ生地はシルエットを拾いやすく、コットンブロードやポンチ生地などは張りがあってシルエットを拾いにくいです。

素材の持ち味を活かしながら、最適なアイテムに取り入れていきたいですね。

③配色

出典:Pierrot

すっきり見せる色選びのコツは、細く見せたいパーツに濃い色を使うことです。

濃い色は収縮色とも呼ばれ、身につけるとそのパーツが引き締まって見えるという特徴があります。

その効果を最大限に活かすには、他のパーツに薄い色を使い、コントラストをはっきりさせると良いでしょう。

色の対比でさらなるスタイルアップを狙えます。

体型をすっきりキレイに。シルエットを制せばスタイルアップの腕前もメキメキ上がる!

出典:Pierrot

「体型をすっきりキレイに見せたい!」という方のために、スタイルアップに効く4つのシルエットを使ったコーデ術をご紹介しました。

実践に向けて、各シルエットの特徴をおさらいしましょう。

Aライン…下半身をカバーして、全体をバランス良く見せる

Iライン…全体を細身のシルエットに

Yライン…下半身を引き締めてメリハリアップ

Xライン…くびれのある女性らしいシルエット

手持ちの服やこれから買おうとしている服をチェックして、どのシルエットに当てはめることができるか、パズルのように考えてみるのも楽しいですよ。

回数をこなしていくと、スタイルアップの腕前がどんどん上がっていくことに気づけるはずです。

着こなしを楽しみながら、すっきりキレイな体形を叶えましょう。

  • この記事を書いた人
Saori

Saori

一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

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