同じような服を着ているのに、なぜかあの人のコーディネートはおしゃれに見える──そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、プチプラファッションで垢抜けて見せる人が共通して意識しているのが、「抜け感」という要素です。
抜け感とは、“きっちりしすぎていない余裕”や“力の抜けたおしゃれ”を指す言葉で、30代・40代の大人世代の装いにおいても欠かせない要素。
高見えさせるだけでなく、こなれ感や今っぽさを演出するうえで非常に重要です。
本記事では、プチプラコーデに自然な“抜け感”を加えて、無理せず垢抜けて見せるための法則を詳しく解説します。
ポイントさえ押さえれば、特別なセンスや高い服は必要ありません。
Contents
- 1 1. “ゆる×ピタ”のバランスでシルエットにリズムを
- 2 2. 抜け感のカギは“肌見せ”ではなく“肌の見せ方”
- 3 3. 色数は抑えて“余白”を残すのが洗練のコツ
- 4 4. “隙”をつくる着崩しテクニックを味方に
- 5 5. 素材で差をつける“動き”や“透け感”が抜け感を生む
- 6 6. 小物は“盛らずに効かせる”のが垢抜けの法則
- 7 7. 髪型とメイクも“抜け感コーデ”の一部
- 8 8. “トレンド1点投入”で今っぽさをプラス
- 9 9. “質感の差”で抜け感を演出する
- 10 10. “体のラインを隠しすぎない”意識
- 11 プチプラでも“抜け感”があれば一気に垢抜ける
- 12 今回紹介したコーデのプチプラファッション通販
1. “ゆる×ピタ”のバランスでシルエットにリズムを
抜け感を出すために最も大切なのが、「着こなしのバランス」。
上下どちらかに“ゆるさ”を持たせることで、全体のスタイルにリズムが生まれます。
この“ゆる×ピタ”のコントラストを意識するだけで、野暮ったさが消え、洗練された印象に変わります。
体型カバーにも効果的なので、大人世代には特におすすめです。
トップスがゆるいならボトムはすっきり
出典:aquagarage
ワイドシャツ×テーパードパンツ、オーバーT×タイトスカートなど。
上にボリュームがある分、下を細くまとめることで全体がすっきり見え、バランスよく垢抜けた印象に。
ボトムがワイドならトップスはコンパクトに
出典:fifth
ワイドパンツ×リブカットソー、フレアスカート×ノースリーブなど。
下半身にボリュームがあるときは、上半身をコンパクトに見せることで重心が上がり、スタイルアップ効果が高まります。
2. 抜け感のカギは“肌見せ”ではなく“肌の見せ方”
「抜け感=肌を見せる」と勘違いされがちですが、重要なのは“見せる面積”より“見せ方の工夫”。
肌を無理に出さなくても、適度な開きや透け感があれば十分抜け感は出せます。
“あざとさ”を感じさせず、知的で清潔感のある肌の見せ方が、大人世代にとっての“垢抜け”の近道です。
首元に抜けをつくる
出典:Honeys
ボートネックやVネックで鎖骨を見せ、顔まわりを軽やかに。
首まわりに余白ができることで小顔効果があり、顔全体がすっきり見えます。
手首・足首の肌見せ
出典:Pierrot
袖をロールアップする、9分丈パンツで足首を出すなどが効果的。
体の中でも細い部分を見せることで、抜け感と華奢見えが同時に叶います。
シアー素材を活用
出典:fifth
透け感のあるシャツやカーディガンをレイヤードすれば、自然な抜け感に。
肌を出しすぎず涼しげな印象が作れ、春夏の軽やかな着こなしにぴったりです。
3. 色数は抑えて“余白”を残すのが洗練のコツ
プチプラコーデはアイテム自体の主張が控えめな分、色使いにまとまりがないとチグハグに見えがちです。
抜け感を出すには、あえて「色を使いすぎない」ことが効果的。
“引き算の色使い”を意識することで、価格以上に上品に見え、洗練されたスタイルが完成します。
ベースカラーを2色以内に絞る
出典:fifth
白+ベージュ、グレー+ブラックなどで全体に統一感を。
色数を抑えることで、コーディネートに洗練感と余白が生まれ、プチプラでも高見えします。
アクセントは1か所だけ
出典:Pierrot
バッグや靴で差し色を1点だけ投入すると、抜け感とともにメリハリも。
多色使いは雑多に見えるため、主役を1つに絞ることで大人らしい品を保てます。
同系色でまとめるワントーンコーデ
出典:Pierrot
薄いトーンでまとめると、空気感のある柔らかな印象に。
上下のつながりが強調されることで、縦長効果が生まれ、スタイルアップにもつながります。
4. “隙”をつくる着崩しテクニックを味方に
きちんと着るよりも、少しだけ「着崩す」ことで抜け感は簡単に生まれます。
きれいめコーデでも、“整えすぎない工夫”があることで、こなれた印象が加わります。
ちょっとしたアレンジが“着慣れている人”の雰囲気を作り、プチプラでもこなれて見せるテクニックになります。
シャツの前だけイン
出典:Pierrot
全部インするとかたい印象になりがち。
前だけインでラフさと腰位置アップを同時に演出。
視線を自然にウエストへ集めることで、脚長効果も狙えます。
アウターをラフに羽織る
出典:Pierrot
肩掛けや腕まくりで“着ている感”を軽減し、抜け感を加える。
動きのある着こなしが生まれ、頑張りすぎない大人の余裕が感じられます。
ボタンは一つ開ける
出典:Pierrot
ブラウスの首元を一つ開けるだけで、息の抜けた雰囲気に。
詰まり感がなくなり、顔まわりに自然な抜けを作ることで小顔効果も期待できます。
5. 素材で差をつける“動き”や“透け感”が抜け感を生む
プチプラ服では、素材の選び方がそのまま“高見え”と“抜け感”の分かれ目になります。
特に春夏は、風に揺れる軽やかな素材が印象をやわらげ、余裕のあるスタイルを演出します。
同じ色やデザインでも、素材が変わるだけで印象は劇的に変わります。
見た目以上に“着たときの動き”を意識して選ぶのが、抜け感を生む秘訣です。
リネン混・レーヨン混
出典:Pierrot
自然なシワ感と揺れ感があり、ナチュラルでこなれた印象に。
風合いのある素材が季節感を引き立て、肌離れも良いため夏に最適です。
シアー素材
出典:aquagarage
透けすぎない適度な透け感が大人にちょうどいい抜け感をプラス。
インナーとのレイヤード次第で肌の見せ方を調整でき、上品な軽やかさが演出できます。
カットソーよりとろみ系
出典:Pierrot
落ち感のある素材は身体に沿ってラインを美しく見せてくれる。
シンプルなデザインでも立体感が生まれ、プチプラでも高見えが叶います。
6. 小物は“盛らずに効かせる”のが垢抜けの法則
抜け感とは、控えめながらも確かに印象に残る“さりげなさ”が大切。
小物も主張しすぎるとコーデ全体が重くなるため、“効かせる1点主義”を意識するとバランスが整います。
どれも“盛りすぎない”ことがポイント。
あくまで主役はコーディネートのバランスであり、小物はそれを引き立てる脇役であることを忘れずに。
華奢なアクセサリー
出典:aquagarage
細めのチェーンネックレスや小粒ピアスが軽やかさを加える。
主張しすぎず、肌に自然になじむことで大人の品を感じさせる抜け感に繋がります。
ナチュラル素材のバッグ
出典:fifth
かごバッグやキャンバス地などで季節感+抜け感を演出。
見た目の重さが軽減され、夏らしいこなれた印象を簡単にプラスできます。
ミニショルダー
出典:fifth
荷物が少ない=身軽な印象で、余裕を感じさせるスタイルに。
必要なものだけを持つスマートな姿勢が、大人の洗練された雰囲気を引き立てます。
7. 髪型とメイクも“抜け感コーデ”の一部
服装だけを整えても、髪型やメイクがちぐはぐだと、全体の印象はアンバランスに見えてしまいます。
垢抜けて見える人は、ヘアやメイクも“抜け感”の延長線上としてトータルで整えているのが特徴です。
顔まわりの雰囲気が整うと、服装の印象もぐっと引き締まります。
プチプラコーデにもしっかり馴染み、全体の完成度が高まります。
ゆるめのまとめ髪や後れ毛アレンジ
ピタッとまとめるよりも、少し崩したようなナチュラルなヘアスタイルが抜け感を演出します。
ツヤ肌&血色感メイク
厚塗り感を抑えたベースに、ほんのり色づくチークやリップで自然体な表情に。
やりすぎないバランス
ヘアもメイクも“ちょっと抜く”ことで、無理のないこなれ感が完成します。
8. “トレンド1点投入”で今っぽさをプラス
抜け感のあるコーディネートは、“やりすぎない”ことが大前提。
トレンドを全身で取り入れるのではなく、1アイテムだけに絞ることで、程よいモダンさと大人の余裕が手に入ります。
1点だけトレンドを取り入れることで、頑張りすぎない抜け感が生まれ、プチプラでも旬のコーデに仕上がります。
シアーシャツを羽織る
出典:Re:EDIT
シンプルなトップスとデニムにプラスするだけで、一気に今っぽい印象に
ジレで縦ラインを演出
出典:Pierrot
きれいめコーデの仕上げに投入すれば、トレンド感ときちんと感を両立
カーブパンツでひと味プラス
出典:Re:EDIT
シンプルなトップスにも映える個性派ボトムで抜け感アップ
9. “質感の差”で抜け感を演出する
コーデに立体感や深みを持たせたいなら、“異素材ミックス”が効果的。
ツヤとマット、ハリと落ち感など、質感のコントラストが視覚的にリズムを生み出し、洗練された印象に導きます。
質感を組み合わせるだけで、無地同士のシンプルコーデでも抜け感と高見えが同時に叶います。
とろみ素材×リネン
出典:fifth
ブラウスはしなやか、ボトムはナチュラルな質感で奥行きのある仕上がりに
サテン×コットン
出典:fifth
光沢感とカジュアルさのバランスで大人の余裕を演出
シアー×リブ
出典:Pierrot
抜け感のある軽やかさと身体に沿うラインで、立体感をプラス
10. “体のラインを隠しすぎない”意識
体型を気にしてゆったりした服を重ねすぎると、かえって野暮ったく見えてしまうことも。
大人の抜け感は、“隠す”よりも“緩める”意識でつくるのがポイントです。
“全部隠す”から“整えて見せる”に切り替えることで、プチプラでも洗練された大人の抜け感が演出できます。
袖丈・裾丈で“抜け”を出す
出典:fifth
五分袖や9分丈パンツなど、細い部分を適度に見せると抜け感が生まれる
ウエストマークでメリハリを
出典:Pierrot
全体がゆるい場合はベルトやドロストでシルエットに変化を
程よく肌を見せる
出典:aquagarage
肩・首・手首・足首などを部分的に見せて、すっきりした印象に
プチプラでも“抜け感”があれば一気に垢抜ける
高い服を着ることが垢抜ける条件ではありません。
むしろ、プチプラだからこそ、着こなし方・色使い・素材選び・小物使いの工夫によって、印象を大きく変えることが可能です。
“抜け感”とは、余白・リズム・さりげなさで作られるもの。そして、それは誰にでも再現できるテクニックです。
30代・40代の大人女性が無理なくおしゃれを楽しむために、まずはひとつの法則から取り入れてみてください。
それだけで、いつものプチプラコーデが“垢抜けたスタイル”に変わるはずです。
今回紹介したコーデのプチプラファッション通販
Pierrot(ピエロ)
Pierrotは、“きれいめカジュアル”をベースに、大人の抜け感あるスタイルを提案する通販ブランド。
シアーシャツやリネン混パンツなど、涼しげで上品なアイテムが豊富です。
30代・40代向けのシンプルで高見えするデザインが多く、オンオフ問わず活躍するアイテムが揃います。
- テイスト: きれいめカジュアル
- 価格帯: プチプラ
- 送料: 全国一律690円(8,800円以上で送料無料)
- 支払方法: クレカ、銀行振込、郵便振替、コンビニ後払い、PayPay、Amazon Pay、ペイディ
fifth(フィフス)
fifthは、上品で女性らしいデザインを得意とするプチプラ通販ブランド。
パステルカラーやノースリーブトップス、マキシスカートなど、大人フェミニンな印象を与えるアイテムが人気です。
きれいめに見えるのに価格帯は手頃で、30代女性の通勤やお出かけにもぴったりです。
- テイスト:大人フェミニン、きれいめファッション
- 価格帯: プチプラ
- 送料:送料全国一律319円(税込)
- 支払方法:クレジットカード、代金引換、Paidy翌月払い、楽天ペイ
aquagarage(アクアガレージ)
aquagarageは、トレンド感と実用性を両立させた、プチプラ価格が魅力の大人向けブランド。
今季はワイドパンツやボリュームスリーブトップスなど、体型カバーとトレンド感を両立できるアイテムが充実。
30代・40代の女性が普段使いしやすい、“ちょうどいいおしゃれ”が揃っています。
- テイスト: カジュアル
- 価格帯: プチプラ
- 送料: 全国一律650円(5,500円以上で送料無料)
- 支払方法: クレカ、代金引換、銀行振込、ゆうちょ振替、楽天バンク決済
Re:EDIT(リエディ)
Re:EDITはプチプラでオシャレ度の高いファッションを楽しめる、大人の女性のためのプチプラファッション通販サイト。
独自の路線を貫きつつも、トレンドを取り入れた着こなしは30代~40代女性から高い支持を得ています。
- テイスト: きれいめ・トレンド
- 価格帯: プチプラ
- 送料: 全国一律550円(8,000円以上で送料無料)
- 支払方法: クレカ、代金引換、後払い、銀行振込、コンビニ前払い、キャリア決済、モバイルSuica
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