大人女性の「きれい色ニットの選び方＆見せ方」華やいで印象アップ！

元気の出るイエロー、しっとりとしたブルー、エレガントなパープルなど、冬のコーディネートに華やぎを添える「きれい色」のニット達。

パッと目を引く美しいカラーニットは、アクセントとして着こなしを引き締めてくれるので、着こなし全体がおしゃれでバランスよく仕上がります。

それだけでなく、印象チェンジや美肌に見せる効果など、大人の女性に嬉しいメリットがいっぱいです。

この記事では、きれい色のニットを取り入れたい理由や、カラーごとの魅力をたっぷりご紹介します。

大人が冬コーデにきれい色ニットを取り入れたい理由

１．コーデが華やかになるから

出典：SAISON DE PAPILLON

冬のコーディネートは暗くて重い印象になりがちですが、そこに一枚のきれい色ニットを足した瞬間、着こなしが魔法をかけたようにパッと華やぎます。デザインそのものが華やかなニットはもちろん、シンプルなニットでもしっかり華やぎを演出できます。そのためコーディネートをガラリと変えなくても、簡単に印象をアップデートすることができます。

２．アクセントになってバランスよく決まるから

出典：Pierrot

合わせ方はカンペキなのに、なぜかコーデが決まらないということはありませんか？きれい色のニットはこの問題をいとも簡単に解決してくれます。イメージとしてはインテリアをコーディネートするのと一緒です。お部屋に添えたクッションや観葉植物が彩りのポイントになるように、アクセントのきれい色がコーデにメリハリを生み出すのです。さらには、トップスにポイントを置くと下半身から視線をそらすことができます。きれい色ニットは体型カバーの視点からも役に立ち、バランスのいいコーディネートに導いてくれます。

３．印象チェンジや顔映りのよさを期待できるから

出典：DoCLASSE

色の持つ効果は大きくわけて2つあります。1つめは、それぞれの色が人の心に与えるイメージによって、印象をコントロールできるという効果です。たとえば、ピンクや赤はフェミニンさや温かみ、イエローは明るさや元気、そしてブルーは落ち着きや清潔感などをイメージさせます。きれい色のニットがあれば、色の印象を味方につけて、冬のコーディネートをより素敵に見せることができます。

出典：coca

２つめは色の反射で顔映りをよくする効果です。ミントグリーンやライトパープルなどのライトカラーは、ちょうどレフ板を当てたように、顔をパッと明るく見せることができます。シワやくすみが気になる方にはぴったりです。血色をよく見せたいときには、ピンクやレッドなど赤みを含むカラーが有効です。寒くて顔色が冴えない日などに取り入れてみたいですね。

この冬のいちおし！トレンドカラーから選ぶ「きれい色ニット」

色選びに迷ったら、まずは旬のカラーをチェックしてみましょう。今季のトレンドカラーより、落ち着きのあるブルーとフェミニンなレッドに注目してご紹介します。

BLUE　ブルー

出典：coca

パントン社の「カラーオブザイヤー」で流行色に選ばれたブルーは、落ち着きや清潔感が求められる今の時代にぴったりの一色。ほんのりくすみを含んだブルーは大人に合わせやすく、冬服によく使われるブラックやグレーとも相性がいいです。冷静さを促す効果も期待できる色なので、仕事に集中したい日のオフィスカジュアルにも適しています。今シーズンは色みや濃さのバリエーションが豊富で、好みに合うブルーを探しやすいでしょう。

コーデ例　ブルーのニットで清潔感あふれる大人スタイルに

出典：Pierrot

ブルーのニットを白いキャミワンピースに重ねて、クリーンで落ち着いた印象にコーディネート。ニットのケーブル編みとワンピースの落ち感など、素材による質感の違いも効果的に表現しています。薄手のワンピースは体形が出やすいですが、きれい色が視線を集めるので気になりません。キャミワンピースをマーメードスカートに変えても素敵です。

RED　レッド

出典：SAISON DE PAPILLON

バラの花や炎をイメージさせるレッドは、女性を華やかで生き生きと見せてくれるカラーです。メイクでは一本のリップが大きく印象を変えるように、コーディネートでも赤いニットが魅力的な表情を引き出します。顔映りのよさではダントツの一位なので、大人世代のみなさんはぜひともチャレンジしてみてください。気分もフェミニン度も上がる赤いニットは、ここぞという日の主役服としてとても効果的です。

コーデ例1　気分はフランス女優！赤を効かせたデニムスタイル

出典：kuih

シンプルな赤いハイネックニットは、きれいめからカジュアルまで着回せる便利な一枚です。デニムのボトムスに合わせて着れば、パリジェンヌ風のコケティッシュなスタイルが完成します。デニムのブルーと赤いニットの組み合わせは、いつまでも色あせないタイムレスな魅力を放ちます。冬のコーディネートにはレオパード柄の小物がおすすめです。

コーデ例2　赤いニットとチェックストールをセットアップ風に

出典：DoCLASSE

赤いニットに同じ赤ベースのストールをプラスした冬らしいコーディネートです。トラディショナルな赤いチェックがニットになじみ、まとまりのある雰囲気に仕上がっています。この組み合わせでセットアップのように使えば、お出かけ用のコーディネートに迷うことがなくなります。ボトムスに選びたいのはベージュのパンツやスカートです。サイドスリット入りのニットで定番カジュアルに差をつけましょう。

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まだまだ盛りだくさん！おすすめのきれい色ニット

トレンドカラー以外にも、大人を素敵に見せるカラーが盛りだくさんです。甘くて優しいピンク、癒し効果抜群のグリーン、明るいイエロー、上品なパープルをずらりと並べてご紹介します。

PINK　ピンク

出典：Pierrot

華やかでフェミニンな印象のピンクは、目にした人の心を優しく包んでくれるようなカラーです。くすみの効いたカラーが人気の今季は、大人の女性が取り入れやすいピンクのニットが盛りだくさんです。甘いピンクを大人っぽく着るなら、Vネックやキーネックなどのデザインを選ぶのがおすすめです。顔まわりがすっきりすることで洗練された表情に見せることができます。

コーデ例1　白Tを覗かせたピンクニットのレイヤードスタイル

出典：Re:EDIT

ピンクのニットからインナーをのぞかせたレイヤードスタイルです。白のロングTシャツやプルオーバーを着込むことで、ニットのきれいな色みが際立ち、すっきりした印象に仕上がっています。ボトムスとブーツは黒でまとめられているので、ニットの主役感が強調されます。きれい色とブラックで作るお手本として、さまざまなコーディネートに応用できそうです。

コーデ例2　くすみピンクのニットで作るきれいめベーシック

出典：DoCLASSE

大人に似合うくすみピンクのニット。色みのバランスが良いため、肌になじみつつも、しっかりと血色感をアップできます。グレイッシュなピンクなので、ボトムスは深みのあるダークブラウンなどが合います。素材は暖かそうなコーデュロイやベロアがよいでしょう。このように上下ともにカジュアル寄りのアイテムを合わせるときは、ヒールのついたブーツを選ぶと大人顔に見えます。

GREEN　グリーン

出典：DoCLASSE

植物を連想させるグリーンは、癒し効果のあるナチュラルカラーとして人気があります。ひとえにグリーンといっても、さわやかなミントグリーン、みずみずしいエメラルドグリーン、深みのあるダークグリーンまでバリエーションが豊富です。他のカラーにもいえることですが、色の濃さはボトムスと同じくらいにするとバランスが整います。

コーデ例1　グリーンとホワイトの爽やかスカートコーデ

出典：Pierrot

パウダリーだけど甘すぎないミントグリーンは、ゆったりとしたタートルニットで存分に取り入れたいカラーです。ボトムスにホワイトを合わせることで色みを引き立て、より美しいコーディネートに仕上がっています。春を感じさせる爽やかなニットは、着ているだけで気分が上がりそうですね。バッグで取り入れた一点のブラックが引き締め役になっています。

コーデ例2　エメラルドグリーンが映えるレイヤードスタイル

出典：coca

パッと目を引くエメラルドグリーンのニット。鮮やかな色は淡い色のデニムに浮いてしまいがちですが、白いインナーが上下のカラーをうまくつないでくれるため、違和感のないレイヤードスタイルに仕上がります。カラーバランスが難しいと感じるときに有効なテクニックです。ドレッシーなボリューム袖とカジュアルなパンツをつなげるという意味でも、少量の白が役立っています。

YELLOW　イエロー

出典：kuih

甘さと辛さのどちらにも偏らない、そんなニュートラルさが魅力のイエロー。陽だまりのような明るさを放ち、寒い季節のコーディネートに春の訪れを感じさせてくれます。顔映りのよさも魅力の一つで、冷たい北風が吹く日でも冴えた顔色になれそうです。今季よく見かけるイエローのバリエーションには、濃いめのマスタードイエロー、フレッシュなレモンイエロー、可愛らしいパステルイエローなどがあります。

コーデ例　おうち時間に明るさをもたらすイエロー×ホワイト

出典：DoCLASSE

自宅で過ごす時間が見つめなおされている今だからこそ、明るいイエローのニットで元気いっぱいに。同じく明るいホワイトとは相性がよく、相乗効果でお肌の透明感も引き出してくれます。こんな明るいコーディネートなら、家にいる人みんなが元気になれそうですね。ふわふわの毛糸で編んだこちらのニットは、着心地もよくてゆったりリラックスできます。

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PURPLE　パープル

出典：DoCLASSE

華やかさと同時に、しっとりとした落ち着きを感じられるパープル。大人の女性が上品に着こなせるカラーなので、きれい色ニットとして取り入れるのにおすすめです。顔映りという点で考えたパープルは、血色感を高めるレッドと透明感を高めるブルーの両方を合わせ持つ優秀なカラーです。とくにラベンダー系の明るいパープルは、お疲れ顔を払拭してお肌をきれいに見せてくれます。ボトムスに合わせやすいのは、グレーやカーキなどのスモーキーなカラーです。

コーデ例　魅力を引き出すパープルとカーキのコンビネーション

出典：coca

きれい色のニットを効果的に見せるなら、合わせるボトムスの色選びにもこだわって。パープルと相性がいいのは反対色にあたるグリーンです。くすみを効かせたパープルのニットなら、スモーキーなカーキのボトムスがしっくりきます。パープルの色みを引き立てつつ、この2色だからこその新鮮さを楽しめますよ。また、中間色同士をうまく使うことで、おしゃれ上級者のコーディネートに仕上がります。

チラ見せでも効果大！「きれい色ニット×アウター」の大人流コーデ

外に出るときにはアウターがマストな今の時期、きれい色のニットを覗かせるとちょうどいいアクセントになります。見せる面積が少なくても、印象的なカラーだからこその効果を実感できますよ。シーンに合う色選びや合わせ方を早速チェック！

きれいめ通勤コーデ　ブルーニット×チェスターコート

出典：Pierrot

チェスターコートとワイドパンツの通勤コーデには、清潔感のあるブルーのニットがぴったりです。程よく襟元が開いたVネックなら、すっきりとしたオフィスカジュアルに仕上がります。きちんと感や無難さを重視してワンパターンになりがちなオフィスコーデも、きれい色がコートからのぞくと新鮮に輝きますよ。

大人カジュアルコーデ　パープルニット×ミリタリーアウター

出典：DoCLASSE

マニッシュなミリタリー系アウターにパープルのニットを合わせると、カッコよさは残しつつ、ふんわり女性らしく華やぎます。コーディネートが全体的にさっぱりしすぎた時や、メンズアイテムを女性らしく着こなしたい時などにも、きれい色を合わせるテクニックが使えます。淡いパープルは甘すぎない色なので、大人の着こなしにも浮かずになじみます。

デート映えコーデ　イエローニット×ノーカラーコート

出典：Pierrot

コートとスカートで色をそろえた白ベースのデートスタイルです。ここで合わせるイエローは、黄み寄りのオートミール色に合う温もりのあるカラーがおすすめです。その延長線上にあるキャメルで小物を統一しているので、柔らかさを損なわずにまとまっています。いずれも肌なじみがいいカラーなので、流行りのホワイトコーデが難しいと感じる人にも挑戦しやすいでしょう。

血色感アップコーデ　ピンクニット×ピーコート

出典：Pierrot

気温が低い日のコーデに役立つのが、自然な血色感を引き出せるピンクのニットです。ホワイトのピーコートを合わせることで、ピンクの持つ魅力をより印象づけています。ニットの色をブラックやダークグレーに変えて比べてみると、血色感の違いがはっきりわかります。顔色をコントロールできるピンクのニット、大人が持っていると心強いアイテムです。

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まとめ

きれいな色の洋服は身につけるだけで気分が上がり、ハッピーな一日を過ごせそうですよね。

こんなふうに楽しい気持ちでいる時に、同時に落ち込めるという方は少ないはずです。

このようなことを意識してみると、きれい色のニットを選ぶということが、これまで以上に楽しくなるのではないかと思います。

ぜひ今すぐ、お気に入りの一枚を取り入れてみてくださいね。

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