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365日コーデ

2021年春夏トレンドファッション・大人女性に流行の色柄やデザインは?

Saori

Saori

一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

世界的なパンデミックの影響はファッションにもおよび、今季はそんな状況に希望を与えるような明るいカラーが溢れています。

トレンド全体のベースにあるのは、このところの流れを継いだエフォートレスシックで、大人の女性が無理なく洗練されたスタイルを楽しめるようになっています。

トレンドカラー、トレンド素材、トレンド柄などメインとなるトレンド要素のほか、30代や40代が取り入れやすい旬のキーワードをご紹介します。

全体的に落ち着いたテイストが多いので、50代以降のコーディネートにも活用していただけます。

2021年春夏トレンドファッションの特徴

洗練された大人のエフォートレス

出典:Pierrot

ここ最近のトレンドファッションは、ゆったりしつつも上品なエフォートレスシックがベースになっています。

今季はそのエフォートレスに磨きがかかり、まっすぐなラインや適度なフィット感によって、より洗練されたスタイルを作り上げています。

装飾については全くないわけではなく、ポイントを絞ったことでフリルやギャザーなどの特徴が映えるようになっていて、バランスのよい大人の着こなしが楽しめるでしょう。

トレンドのベースがシンプルなおかげで、スポーツテイストやミリタリーテイストなど、ほかのトレンド要素も盛り込みやすくなっています。

人気のレイヤードスタイルも組みやすいので、ぜひトレンドを取り入れた多様なスタイルに挑戦してみてください。

直線的なデザイン

出典:Pierrot

シルエットについては、裾に向かって広がるAラインやストンとしたIラインなど、直線を活かしたデザインが大きな流行になっています。

ここ数年のトレンドではデザインを引き立てる役割が多かった直線ですが、今季はスタイルを印象づける要素として、主役的な存在となっています。

直線的なデザインはすべてのアイテムに反映されていて、なかでもスカートやワンピースについては、新作の多くがすっきりとしたデザインになっています。

Iラインを作りやすいワイドパンツの流行は、体型カバーもできて大人には嬉しい限りです。

春夏のシューズとして履く機会の多いサンダルも、ベルトやソールに直線を使ったデザインが多く見られます。

コーディネートに直線的なデザインが加わると、着こなし全体の印象が引き締まります。

女性らしさが欲しいときには、花柄やレースを取り入れて調整するとよいでしょう。

リラックス感のある日常スタイル

出典:DoCLASSE

2021年春夏のコレクションでは、コロナ以降の生活になじむストレスフリーなスタイルが多く展開されました。

ボトムスはワイドパンツのようにゆったりとしたシルエットが多く、それより細いパンツはストレッチを効かせた楽なものがほとんどです。

外出自粛の閉塞感を開放してくれるかのような、穴あきデザインやランジェリー風のアイテムが多いのも特徴の一つとなっており、日常のファッションを選ぶ基準が変わってきているように感じられます。

これまで通勤で着ていたジャケットなどの仕事着は、在宅勤務と普段着のどちらにも合うカジュアル寄りのアイテムが多めです。

実用的で扱いやすいスポーツアイテムを取り入れるブランドも目立ちました。

カラーに関しても、視覚的にストレスの少ない穏やかなカラーが多く使われています。

2021年春夏のトレンドカラー

ライトブルー

出典:DoCLASSE

2021年春夏の新作では明るいペールトーンのカラーが多く登場しています。その中でも実際にショップで占める割合が大きいのが、パウダリーで清潔感のあるライトブルーです。

落ち着きや静寂をイメージさせるブルー系のカラーは、安心感を求める傾向のある昨今、継続してトレンドカラーに選ばれています。

より春夏らしい色調のライトブルーは、明るい未来へと進む前向きさを表すようなカラーとなっており、コーディネートにフレッシュ感を与えてくれます。

トレンドの素材として多く展開されているデニムについても、洗いをかけた明るいブルーがイチオシです。ソフトで女性らしい雰囲気が出せるので、大人世代のコーディネート作りに役立ちそうですね。

清涼感があって夏の暑い日にもぴったりのライトブルー。ブラウスで在宅勤務の画面映えを狙うにも最適です。

イエロー

出典:DoCLASSE

毎年パントン社が発表するカラーオブザイヤーで、2021年のトレンドカラーとして選ばれたのがイエローです。昨年の終わりから、すでにこのイエローを使ったアイテムが登場していたものの、春になってその数が一気に増えました。

2021年に流行するイエローは、Illuminating(イルミネイティング)と名付けられた明るい色みで、太陽のように発光する晴れやかなカラーです。この季節にぴったりの色調となっていて、春夏のコーディネートには欠かせないカラーとなるでしょう。

このカラーはホワイトを含み、多めに取り入れても強く主張しないので、あまり派手に装いたくない方にも取り入れやすくなっています。

生地をたっぷり使ったブラウスやワンピース、そしてワイドパンツでコーディネートが楽しめそうです。

グレー

出典:DoCLASSE

イエローと並んでPANTON社の年間トレンドカラーに選ばれたグレー。グレーには様々な種類がありますが、2021年春夏はUltimate Gray(アルティメットグレイ)というカラーがトレンドです。

アルティメットグレイは濃くもなく薄くもない中間の濃度で、何かに例えるなら水辺に並ぶ小石のようなカラーです。発信元のPANTON社は安定や強さの象徴として捉え、同じくトレンドに上がっているイエローと組み合わせることで、不安の多い時代にポジティブさをもたらすだろうと伝えています。

この提案をコーディネートに活かすなら、グレーのパンツとイエローのニットの組み合わせや、2色を使った花柄のワンピースでスタイリングできそうです。

グレーは色みを含まない無彩色なので、色同士が喧嘩になることはありません。イエロー以外のトレンドカラーとも合わせやすいでしょう。色選びに迷ったらグレーにしておくのもありですね。

ホワイト

出典:DoCLASSE

光が注ぐさわやかな季節が訪れると、コレクションにはホワイトのアイテムが多く登場するようになります。

2021年春夏はオールホワイトのコーディネートも多く見られ、Aラインのブラウスでフェミニンに装ったり、パーカーやTシャツでスポーティに装ったりと、バラエティーに富んだスタイルを展開しています。

同じホワイトでも色みの幅は広く、まっさらのピュアホワイトだけでなく、ニュアンスを感じるホワイトも多く登場しています。まろやかさを感じるアイボリー、ベージュ味の入ったエクリュやオートミールなど、テイストは様々。

色みの異なるホワイトを重ねれば、こだわりの感じられるオールホワイトコーデが完成します。わずかに色調が違うだけで、明るい色ながらもメリハリのある着こなしになりますよ。

ピンク

出典:DoCLASSE

この春トレンドになっているピンクは2種類あって、それぞれ印象や使われ方が大きく違っています。

一つ目のピンクは、ベイクドカラーやペールカラーにあるようなナチュラルで暖かみのあるピンクです。肌になじみやすいカラーなので、ニットやパンツでたくさん取り入れるのに向いています。フェミニンで親しみやすい雰囲気になり、デート向けのコーディネートには最適です。

もう一つのピンクは、ラズベリーピンクと呼ばれるヴィヴィッドで青みがかったカラー。小物でポイント使いすると一気に今年らしくなる、そんな魅力いっぱいのピンクです。また、トップスが濃い色の着こなしでは、バランスを取るためにも活躍してくれるカラーです。

どちらのピンクも、30代40代が女性らしく装いたい時にはぴったりの色です。仕事やイベントなど、テンションを上げたいときに積極的に使いたいですね。

2021年春夏のトレンド柄

花柄

出典:DoCLASSE

春になると街のいたる場所で花が咲き出すように、今季のファッションにもたくさんの花柄アイテムが登場しています。

ストライプやギンガムチェックなど、春夏に人気の出るほかの柄も見られますが、今シーズン圧倒的に多いのは花柄で、ブランドによっては柄物を花柄のみに絞っているところもあるほどです。

柄の雰囲気はここ数年と同様にシックで、幾何学模様にも見える抽象的な花柄も増えています。

こういった花柄は大人世代に取り入れやすい柄で、身につけると女性らしく見えるだけでなく、エレガントな印象に仕上がります。

30代40代が花柄を使いやすいアイテムはロングスカートです。Aラインやマーメイドシルエットのスカートなら、より大人っぽい印象に仕上がります。

たっぷりの総柄で春らしさを演出するなら、ワンピースやセットアップを選ぶとよいでしょう。

2021年春夏のトレンド素材

シアー

出典:kuih

昨年から引き続き人気のあるシアーな素材は、アウターから小物まで様々なアイテムに使われています。

去年のシアーアイテムと比べると、シャープなデザインや日常に沿うデザインなど、トレンド全体の特徴が反映されたアイテムが多い印象を受けます。

特に30代や40代に向けたブランドには、オフィスコーデにも使える控えめなシアーアイテムが充実しています。

ほのかな透け感を楽しみたいときは、薄手のコットンやシフォンのアイテム、また透けない生地に重ねたアイテムが向いています。

お出かけコーデの主役アイテムとして存在感を出したいときには、チュールやオーガンジーを使ったアイテムを選ぶのがおすすめです。

美しいグラデーションのチュールやプリント柄のオーガンジーも魅力的です。

レース

出典:Pierrot

春を感じさせる代表的なアイテムともいえるレースは、定番のホワイトからトレンドカラーまで、色みも豊かに展開されています。

春夏のコレクションでは色々なブランドがキーアイテムにレースを使い、今季らしさを象徴する素材となっています。

レースの取り入れ方に注目してみると、アイテムの全体に使う総レースが主流のようです。

レースがたっぷりだとコーディネートが甘くなりそうですが、すっきりとしたデザインによって、フェミニンに傾かず使いやすくなっています。

レースを使ったアイテムで数が多いのは、スカート、ワンピース、ブラウスです。

ワンポイントでさり気なく使いたい場合は、レース素材のマスクで取り入れるのもいいですし、部分使いしたキャミソールを使うのもおすすめです。

透かし編み

出典:Re:EDIT

クロッシェやレース編みと呼ばれることもある透かし編みは、ニットアイテムに使われることが多く、細い糸を使って編み上げた繊細さが魅力です。

手編み風に仕上げたアイテムが多いので、身につけるとナチュラル感のあるスタイルに仕上がります。

今シーズンはニットトップス、カーディガン、チュニックなどで透かし編みのアイテムを見つけることができます。

春夏の透かし編みニットは薄手なので、たっぷり使っても重く見えません。

また、ほのかに肌が透けるため、肌を出すのに抵抗がある方や体型が気になる方も、気負いなくシースルーを楽しめます。

今シーズンはアイテム全体に透かし編みが使われた服がメインですが、アクセントとして部分的に取り入れたものもあります。

デニム

出典:Pierrot

このところ大人のトレンドでは控えめだったデニムですが、今シーズンはコレクションに取り入れるブランドが多く、アイテムの数もグッと増えています。

パンツ全体ではワイドパンツが多い中、デニムパンツについては細身からセミワイドにかけての太さが多いようです。

フロントのピンタックや裾にスリットがほどこされていれば、すっきり履けて脚がきれいに見えます。

デニムのカラーは春らしく明るいものが人気です。

アイスウォッシュと呼ばれる薄いブルーデニムは、軽やかでフェミニンな印象に仕上がり、きれいめのコーディネートにも合わせやすいです。

ホワイトデニムの人気も高まっていて、黄みやグレーみをほんのり含んだエクリュのデニムも新鮮です。

パンツ以外のアイテムでは、デニムジャケットやジャンパースカート、タイトスカートなどが揃っています。

2021年春夏トレンドファッションのキーワード

Aライン

出典:Pierrot

アイテムのシルエットで主流になっているのが、下に向かって軽く広がるAラインです。

下方に重さを置くことでバランスがよく見え、同時に下半身のラインを隠す効果も期待できます。

それぞれのアイテムについて、まずはアウターですが、ショート丈でもロング丈でも基本の形はシャープなAラインです。

ロング丈の場合は着こなしに合わせて、ベルトで絞るスタイルを使い分けています。

トップスにAラインを使えば、気になるお腹を隠しながら今風の着こなしを楽しめます。

ギャザーを入れて切り替えたティアードトップスなら、ふんわり広がるフェミニンなスタイルに。

やや長めの着丈が多いので、お腹だけでなくヒップまで気になりません。

スカートについては、タイト寄りで洗練されたナロースカート、下部からフレアが広がるマーメイドスカート、何段かに切り替えたティアードスカートなど、印象の違いや好みに合わせてしっくりくるAラインを選びましょう。

Iライン

出典:Pierrot

Iラインとは、アルファベットのIのように、まっすぐでストンとしたシルエットを指します。

テーラードジャケットやワイドパンツのようなボックス型の服を使えば、誰でもかんたんにIラインのコーディネートを楽しむことができます。

Iラインには縦のラインを強調する効果があるので、着やせを狙う人は積極的に取り入れたいですね。

これから夏にかけて気温が上昇してくると、タンクワンピースを主役にしたノースリーブの着こなしも増えそうです。

Iラインはすっきり見える点がメリットですが、合わせ方によっては堅くマニッシュになってしまうこともあります。

こういった際には、トップスにブラウスを合わせたり、アクセサリーやサンダルで味つけしたりと、どこかに女性らしさを添えるとよいでしょう。

ジャケット

出典:Pierrot

通勤やフォーマルのアウターとして定番のジャケットが、今季は普段使いの羽織りものとして頻出しています。

具体的な着こなしとしては、リラクシングなワンピースに羽織るスタイル、足元にスニーカーを合わせたスタイル、プリントTシャツの上に着るスタイルなど、真似しやすい着こなしばかりです。

カジュアルな着こなしを上品にアップデートできるので、羽織りものとしてプラスして損はありません。

甘くなりすぎた着こなしをマニッシュに中和する効果もあり、大人に嬉しい役割の多いアイテムだといえるでしょう。

使いやすいのは腰が隠れる丈のテーラードジャケットで、合わせるボトムスを選びません。

かっちりしすぎないノーカラーのデザインもおすすめです。

より日常的に使いたい場合には、コットンやリネンなどの天然素材や、ストレッチの効いた素材を選ぶとよいでしょう。

オールホワイト

出典:Pierrot

春になり人気のホワイトコーデが一層注目を集めています。2021年春夏のオールホワイトは、コットンやレースなどの素材を使い、季節感いっぱいに仕上げるのがおすすめです。

今シーズンのホワイトはカラーバリエーションが豊富で、まっさらなピュアホワイトだけでなく、ニュアンスの効いたカラーもたくさん登場しています。

ホワイト一色だと着こなしが単調になりがちですが、そこにエクリュやアイボリーをミックスすれば、メリハリが出て着こなしやすくなります。

ホワイト同士のレイヤードも、この方法を使えば奥行きが出せますし、透ける素材で軽く肌を見せると今っぽく仕上がります。

ホワイトの持つ清潔さを最大限にアピールできるので、全体の色みに変化をつけながら、ぜひ今シーズンのファッションに取り入れてみてくださいね。

ランジェリー風デザイン

出典:Re:EDIT

今季のトレンドファッションには、キャミソールやブラトップをはじめとするランジェリー風のアイテムが多めです。

ランジェリーといっても、かつてのようにセクシーかつ女性のカッコよさを表現するためではなく、自然体の自分らしさを表現する、またはストレスフリーを体現する、そんな印象の着こなしがスタンダードです。

よって、ランジェリー風アイテムの代表ともいうべきキャミワンピースも、甘くないカラーを使ったスタイリッシュな服がほとんどで、大人の女性でも取り入れやすくなっています。

基本のコーディネートは、トップスの上に重ねるレイヤードスタイルです。

このとき中に着るトップスも、できるだけ装飾を控えたシンプルな服を選ぶのが今風に見せるコツです。

ゆったりとしたシャツをラフに重ねた着こなしも素敵です。

スクエア

出典:Re:EDIT

トップスの襟元にはじまりシューズのつま先やバッグのフォルムまで、今シーズンはいたるところにスクエアのデザインが取り入れられています。

このスクエアデザインの大きな魅力は、程よいスタイリッシュさに加えて、身につけたパーツを美しく見せてくれるという点です。

たとえばスクエアネックの場合だと、開きが深すぎないため上品ですし、鎖骨が見えることで華奢さもアピールできます。

スクエアトゥのシューズに関しては、足元がシャープに見えることで、コーディネート全体も洗練された印象に仕上がります。

それでいて主張しすぎないデザインなので、きれいめの着こなしからカジュアルまで、あらゆるコーディネートに対応します。

今季はバッグにもスクエアを用いたデザインが多く見られます。

ミリタリー

出典:SAISON DE PAPILLON

今季のミリタリーはハードさを感じさせない自然なスタイルで、「ミリタリーテイストの羽織りで味つけした穏やかなカラーの着こなし」という解釈がしっくりきます。

ミリタリーテイストを感じさせるアウターとしては、シャツの延長で着られるCPOジャケットや、ポケットがアクセントのサファリジャケットなどが挙げられます。

今季はシースルーやランジェリー風のようにセンシュアルな服が多めですが、こういったアイテムを辛口に調整したいときにも、ミリタリーテイストのアウターを羽織るテクニックが使えます。

アイテムを購入する際には、ドロップショルダーやリボン結びができるベルトつきなど、無骨さのないフェミニンなものを選ぶと合わせやすいでしょう。

なおワイドパンツとの相性は最高なので、セットで使えば瞬時に今年らしくなれるでしょう。

ブラトップ&バンドゥ

出典:Re:EDIT

ランジェリーから派生したアイテムが多く見られる今シーズン、より開放的なアイテムとして注目されているのがブラトップとバンドゥです。

ブラトップはブラとキャミソールが一体になったもので、ヨガやランニングなどのスポーツシーンではおなじみのアイテムです。

バンドゥは筒形をしたタイトなトップスのことで、チューブトップやベアトップと呼ばれることもあります。

ハイブランドのコレクションでは、ブラトップやバンドゥに透ける服を重ねた着こなしや、ショート丈でお腹を見せる着こなしが印象的でしたが、30代40代が日常で真似するにはハードルが高めですね。

大人の女性におすすめしたいのは、透けすぎないシャツやブラウスに重ねるライトなコーディネートです。

ハイウエストのパンツを合わせて、お腹を出さずに着るスタイルも挑戦しやすいでしょう。

夏場の暑い日にも涼しく着こなせるので大いに活用したいですね。

パイピング

出典:Pierrot

昨年の冬ごろから商品の数が増えてきているのが、生地をテープ状の素材でくるんだパイピングのアイテムです。

デザインがシンプルでも印象的に見えるので、きれいめに着こなしたい大人のコーディネートとは相性抜群なんです。

冬の間はアウターやバッグにパイピングを取り入れたものが多く、春になり段々とトップスやワンピースにもトレンドの波が広がってきているようです。

パイピングが輪郭を引き締めてくれるので、着やせの効果も期待できます。

色の組み合わせについては、ホワイト×ベージュやベージュ×ブラウンなど、優しいコントラストで取り入れやすくなっています。

もっとはっきり強弱をつけたいときは、アイボリーをブラックで縁取ったものなどを選ぶと、しっかり存在感のあるコーディネートが完成します。

ピンタック

出典:Re:EDIT

テレワークでの需要に伴い、トップスの売り上げは昨年を上回るほど好調だといわれています。

2021年春夏のファッションで新しさを感じるトップスは、ピンタックを取り入れたデザインブラウスです。

ピンタックとは、ピンのように細いラインを描くタックのことで、トップスではおもにフロントに複数ほどこされることが多いディティールです。

印象の特徴としては、顔がシャープに見えることに加えて、清楚さやクリーンさを強調します。

短い立ち襟のバンドカラーやV字にカットしたようなキーネックと相性がよく、これらを組み合わせたデザインもよく見かけます。

白で統一したオールホワイトのコーディネートでは、ピンタックのシャツを主役にした清潔感いっぱいの着こなしが人気です。

合わせるアイテム次第で甘くも辛くも調整できて、幅広いコーディネートに活用できるでしょう。

ボリュームショルダー

出典:Pierrot

肩にふくらみを持たせたボリュームショルダーは、昨年に引き続き人気のディティールになっています。

ただ、使い方や与えるイメージについては、パワフルな女性の象徴としてというより、ふんわり優しげに見せる方向に変わってきているようです。

デザインとしては、腕ぐりを囲むようにフリルが施されたものや、肩から身頃にかけて生地を重ねたレイヤード見えするものが新鮮です。

在宅勤務のオンライン会議でも画面に入るので、着映えを狙いたいとき選ぶとよいでしょう。ボリュームショルダーのディティールは、ニットトップスやブラウスによく使われています。

今シーズン全体の流れに合わせて、甘さを控えたエフォートレスな着こなしに仕上げると素敵です。

この場合、合わせるボトムスは断然パンツがおすすめです。

デザインアイテムが難しいと感じる方でも、大人っぽくエレガントに着こなせるでしょう。

クロップド

出典:Pierrot

クロップドとは通常より短い丈のことです。

上に着るものであればウエストの位置か、さらにそれより短い位置でカットされたものを指し、パンツなら足首ほどに短くしたデザインを意味します。

2021年の春夏ファッションでは、アウターとトップスにクロップド丈のデザインが多く見られました。

クロップドアウターの代表として新鮮さを放っているクロップドトレンチコートは、タックやヨークといった特徴的なディティールはそのままに、丈の短さで活動的になれるところが魅力です。

子どもを乗せて自転車を運転するというママにもおすすめですよ。クロップド丈のトップスは、上半身をコンパクトにすることで脚長を叶えてくれます。

クロップド丈のベストをシャツに重ねるスタイルは、お腹まわりに自信のない方でも挑戦しやすくておすすめです。

トリムデザイン

出典:Pierrot

トリムデザインというのは、生地の一部を切り取るようにカットしたデザインのことです。

画像の加工でトリミングという表現に使われる、あのトリムというとイメージが湧きやすいかもしれません。

春の時点でショップに並んでいるのは、背中にラウンド状のトリムをほどこしたブラウスや、二の腕の部分に切り込みを入れたニットなどです。

トレンドに挑戦したくても肌を見せるのに抵抗があるなら、同じく今季のトレンドに上がっているブラトップやバンドゥを合わせるとよいでしょう。

これから夏にかけては、より涼しくて軽快なトリムデザインのアイテムが増えそうな予感です。

トリムが一つほどこされているだけで、風が通って涼しさが断然違ってきます。

おしゃれなアイテムとしてはもちろんのこと、機能的なディティールとしても取り入れる価値があります。

アシンメトリー

出典:Re:EDIT

スタイリッシュな印象を残す、左右非対称なアシンメトリーのアイテム。モード系のファッションがお好きな方には身近なデザインかもしれませんね。

個性的にも思えるアシンメトリーの服は一見着こなすのが難しいようですが、デザインに動きがあることによって、コーディネートが引き締まるメリットがあります。

着こなしのマンネリ化に悩む方は、定番トップスの代わりとしてアシンメトリーなトップスを合わせてみるとよいでしょう。

顔の印象までシャープに変化して、新鮮さを実感できるはずです。洗練された服が多い今季は使いやすいものが豊富で、大人コーデのキーアイテムとして支持が高まりそうです。

アシンメトリーは10代や20代向けのデザインだと思っていた方も、種類の多い今こそ取り入れてみるチャンスですよ。

2021年春夏最新トレンドファッションのまとめ

出典:STYLE DELI

エフォートレスを土台にして、多様なスタイルを楽しめそうな2021年春夏のファッション。

あなたが真っ先に挑戦してみたいのは、どんなコーディネートでしょうか?

何から買えばいいか迷うなら、まずは気軽に春夏らしさを取り入れられるアイテムから選び、徐々に着こなしのバリエーションを増やしていくのがよいでしょう。

すべての要素を押さえて今風に見せるなら、日常の着こなしにジャケットを取り入れてみるのがおすすめです。

カラーでトレンドを楽しみたいなら、ライトブルーやイエローを多めに使うと新鮮に装えますよ。

変化が多く不安になりやすい世の中ですが、それぞれがファッションを通してポジティブさを表現していけたら素敵ですね。

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一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

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