最近ではマスク込みのおしゃれが定着しつつあります。
はじめは戸惑いながらつけていたマスクにも慣れて、おしゃれする余裕が出てきたという方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、これからの生活に合う素敵なマスクを探しているに向けて、マスクを選ぶときのポイント、マスク時のお悩みについての解決法、そしてマスクしながら楽しめる大人向けのコーディネートをご紹介します。
これまでおしゃれするのを我慢していた方も、毎日が楽しくなるようなマスクを一緒に探しましょう。
Contents
おしゃれ見えするマスクを使うメリット
1.印象の変化や小顔効果が叶う
おしゃれなマスクにあって、普通のマスクにないもの、それは印象の変化や小顔効果などの付加価値です。例えばカラーについて、優しく見せたいときには淡いピンクやオレンジ、クールに見せたいときにはグレーやネイビーといった具合に、まるでメイクのように顔の印象を変えることができるのです。素材もポイントとなり、レースであれば繊細さや女性らしさが際立ちます。ほかには、装着したときのシルエットにこだわったマスクで、頬やあごをスッキリ見せることもできます。
2.トータルコーディネートで素敵に見える
マスクがおしゃれでコーデにも合っていれば、さらに嬉しい効果を期待できそうですよ。心理学の分野では、目立つ好ましい特徴によって、その人の他の要素も好ましく評価される現象を「ポジティブ・ハロー効果」と呼びます。例えば、コーディネートがまとまっている人、素敵に組み合わせている人などは、その人自身も心の調和がとれていて、調和を大切にする素敵な人に見えるなど、内面の評価につながる傾向があるということです。視線が集まる顔というパーツにつけるマスクは、印象に大きく作用すると考えられます。おしゃれなマスクを上手に使えば、トータルコーディネートで最大の効果を得られるでしょう。
大人の女性向け おしゃれなマスクの選び方
1.生地
出典:Pierrot
マスクによく使われる生地は、大きく分けて天然繊維と合成繊維の二種類です。天然素材はコットンやシルクが主流で、肌触りの優しさや見た目のナチュラルさが特徴です。合成繊維で代表的なものは、柔らかくてストレッチ性があるポリウレタン、水着などに使われるナイロンです。合成繊維を使ったマスクは、クールな印象やスポーティーな印象を与えるものが多いようです。なお、肌に触れる部分にコットンを使ったものなど、機能や着け心地をよくするために、天然素材と合成繊維を組み合わせたマスクも登場しています。用途や好みに合わせて選びましょう。
2.色
出典:Bou Jeloud
マスクの需要が増えた昨今では、カラーバリエーションが非常に豊富です。以前は白一択というイメージがありましたが、ベーシック系からきれい色まで、見つからない色はないと言ってもいいほどカラフルにそろっています。普段使いしやすい色はホワイトやベージュです。女性らしい印象に見せたいときは、ピンク、オレンジ、パープルなどの色がおすすめです。この場合、薄い色や少しくすんだ色だとナチュラルに見えます。仕事や学校行事で知的に見せるには、ライトブルーやグレー、ネイビーなどの色がぴったりです。アイシャドウやリップと同じで、顔に色をプラスすると印象が大きく変化します。シーンや見せたいイメージで使い分けるのもいいですね。
3.デザイン
出典:Pierrot
マスクによく見られるのは、シンプルな平面型、ひだを寄せたプリーツ型、顔にフィットする立体型の三種類です。最近では細分化が進み、顔が小さく見えるデザインや、横顔がきれいに見えるデザインなども登場しています。さらには、耳にかける部分がリボンになっているもの、スカーフとドッキングしたものなど、マスクの進化は止まりません。レースの生地を重ねたマスクやビジューがついたマスクなどは、特別な日をドレッシーに装うのにおすすめです。柄のバリエーションも増えているので、選ぶ楽しみが広がりますね。
Q&Aでマスクにまつわるお悩みを解決!
Q.リップもチークも使えない。それでも顔色よく見せられる?
A.ピンク系のマスクなら、つけるだけで血色感アップが叶います。
出典:DoCLASSE
マスクにリップやチークがついてしまうので、これまでのようにメイクで顔色をカバーしづらいですよね。そんなあなたにおすすめなのが、ピンク系カラーのマスクです。つけた瞬間に肌の血色感が上がって、寒空の下でも顔色がよく見えますよ。ピンク系カラーのマスクにも種類があり、ベーシックなピンクから、自然なピンクベージュや大人っぽいモーブピンクまでそろっています。自分に合うピンクマスクを探してみましょう。
おすすめのピンク系マスク
小顔に見える秀逸フォルムのピンク系マスク
出典:DoCLASSE
顔色をよく見せながら、同時に小顔にも見せたいという人におすすめなのが、DoCLASSE(ドゥクラッセ)の抗ウイルス美肌マスクです。計算された立体パターンで、視覚的な小顔効果やリフトアップ効果を狙えます。抗ウイルス素材や高機能なフィルターなど、マスクとしての性能もしっかり備わっています。お肌に触れる部分には、シアバター加工をほどこしたコットン100%の生地を使っています。サイズはS・M・Lがあります。
くすみが大人っぽいモーブピンクのレースマスク
出典:nissen
くすみがかったモーブピンクが上品で落ち着いた雰囲気です。肌の色になじみつつ、ほんのり血色感をアップすることができます。レースのヴェールをかけたような生地で、きれいめの服装にぴったり。華美過ぎず普段使いしやすいので、こういったタイプが一枚あると何かと重宝します。プリーツ型のマスクは顔にフィットしやすく、同時に呼吸もしやすいところが魅力です。
Q.黒いマスクだと怖そうに見られます。女性らしく見せるには?
A.レース素材や柔らかい素材ならフェミニンに仕上がりますよ。
男性にファンが多い黒のマスク。小顔に見せる効果に優れているため、女性でも愛用する人が増えています。モノトーンコーデ合うということもあって人気ですが、「怖そうに見える」という反応もあるようです。そういったイメージを払拭できるのが、繊細で優しそうに見えるレース素材やソフトな素材です。レースの素材ならエレガントでリッチな印象に、ソフトな素材なら親しみやすい印象になりますよ。
おすすめの黒マスク
ビジューが輝くシックな黒の全面レースマスク
黒の総レースに輝くビジューをオン。怖そうなイメージとは無縁でいられる、大人のための麗しいマスクです。しっかりと顔をカバーするデザインなので、シルエットを補正しつつ小顔に見せてくれます。片側だけのアシンメトリーなビジューは、シンプルなコーディネートのアクセントにもぴったり。フォーマルなシーンでも使えるので、おしゃれ用として持っていたくなりますね。内側がコットン素材で肌に優しいところも魅力です。
ふっくらホワホワで癒し効果抜群、あったかニットの黒マスク
出典:nissen
リブニットの生地でできた黒いマスクは、見た目も着け心地も暖かい冬仕様です。内側は抗菌加工されたオーガニックコットンなので、肌に優しくて安心ですね。見た目がハードで話しかけづらいという印象はなく、むしろ癒されて話しかけたくなる可愛らしさです。小顔効果など、黒いマスクのメリットはちゃんと発揮しています。淡いカラーでまとめたコーデも、このマスクを投入すれば引き締めることができます。
Q.マスクを外したときの置き場所に困っています…。
A.ストラップつきマスクやマスクチェーンなら、ぶら下げておけて衛生的ですよ。
出典:Bou Jeloud
レストランや社員食堂など、マスクを外したときに困るのが、その置き場所ですよね。そこでオススメなのが、マスクを首にぶら下げておけるマスクチェーンや、ストラップがついているマスクです。外したマスクをなくす心配がないという意味でも、あると便利で心強いアイテムです。マスクチェーンについては、パールやストーンがついたタイプもあって、ネックレス感覚でおしゃれに使えるものもあります。マスクの進化とともに、一緒に使えるアクセサリーも増えて、より便利でおしゃれになりつつありますね。
おすすめのストラップつきマスク、マスクチェーン
長さの調整もできるストラップつきマスク
出典:Bou Jeloud
ネックストラップとマスクが一つになったマスクは、アジャスターで自分好みに長さを調整できるのがポイント。コットンとリネンを合わせた柔らかい素材でできているので、お肌にサラッと優しく、爽やかで蒸れにくい着け心地です。落ち着いたベーシックカラー4色に加えて、クラシカルな花柄とスカーフ柄もそろっています。おしゃれ感いっぱいで、プレゼントにも喜ばれそうですね。
アクセサリー感覚で使えるパールつきマスクチェーン
出典:kuih
最近ひそかなブームとなっているのが、こちらのマスクチェーンというアイテムです。このネックレスのようなチェーンを、マスクの紐につけて使います。お茶を飲んだりリップをつける時に、マスクをサッと外してぶら下げておけます。エレガントなものから、おもちゃ感覚のキッチュなものまで、さまざまなマスクチェーンがありますが、パールを添えたゴールドのチェーンは大人の装いにぴったりです。ピアスやイヤリングとのコーディネートも楽しめますよ。
Q.自分らしいおしゃれを楽しめるようなマスクを探しています。
A.大人の女性には花柄やチェック柄のマスクがおすすめです。
最近ではショップでも個性的なマスクを扱うようになりました。けれども、「個性的、マスク」といったキーワードで出てくるマスクは、使いこなすには奇抜なデザインが多いものです。やりすぎにならず、それでいて個性もある柄なら、さり気ない花柄や落ち着いた色のチェック柄がおすすめです。ピンク、イエロー、ベージュなど、肌になじむ色が使われていると、マスクだけが浮くこともありません。
おすすめのおしゃれマスク
小花の刺しゅうが素敵な総レースマスク
ソフトカラーの花々を散らしたマスクは、小物込みのフェミニンなおしゃれを楽しめるアイテムです。アシンメトリーな刺しゅうにより、適度な余白もあってすっきりとした印象です。刺しゅうにはピンクベージュ、イエロー、ライトグリーンといったきれいなペールトーンが使われていています。メイクと色を合わせれば、更なるおしゃれが楽しめそうですね。
落ち着いたカラーのリボンつきチェック柄マスク
今季トレンドのチェックは、シーズンムードたっぷりで人気のある柄です。種類がたくさんあるチェック柄ですが、大人の女性が使いやすいのは、こちらのような落ち着いた配色です。イーザッカマニアストアーズのチェック柄マスクは、グレージュを土台にブラックを重ねたシックなもの。リボンで結ぶタイプのデザインは耳が痛くなりにくく、好みの長さに調整することができます。ショートヘアからロングヘアまで、ヘアスタイルを問わずに似合いますよ。
Q.冬の日焼けが気になります。首元もカバーできるアイデアマスクはありますか?
A.スカーフ一体型のおしゃれなマスクがおすすめです。
出典:Bou Jeloud
意外と強い冬の紫外線。職場などで席が窓側にあると、何かしらの対策をしたいですよね。そんなあなたにおすすめなのが、スカーフとマスクが一つになったアイテムです。室内でマフラーやストールを巻くのはちょっと、という方にもぴったりです。食事中など一時的にマスクを外す場合は、襟元にスカーフを巻いたような状態にしておけます。マスクケースを持ち歩かなくてもいいので便利ですね。ストールをマスクとして使うスタイルは、ファッショニスタのオリヴィア・パレルモがしたことでも話題になりました。
おすすめのスカーフ一体型マスク
クラシカルさが魅力。ドット柄スカーフ一体型マスク
出典:Bou Jeloud
クラシカルなおしゃれを楽しめるドット柄。マスクとして使わないときは、マスクの部分を隠してスカーフとして使えます。細長く折ってヘアバンド風にアレンジすることもできて、一つで何通りにも使えます。いつかマスクが必要ない時がやってきても、ずっと愛用し続けられるアイテムです。薄手でさらりとしているのが特徴で、年間を通して使うことができます。
大きめの花柄がフェミニンなスカーフ一体型マスク
出典:Bou Jeloud
清潔感のあるホワイトをベースに、薄墨で描いたような花模様を乗せたアイテムです。余白が多めなので、大きな柄でも派手になり過ぎず、上品なイメージに仕上がります。白いスカーフはぼやけた印象にならないか心配な方もいるかもしれませんが、こちらは縁取りが効いているので表情が締まります。
30代・40代・50代におすすめ!マスクと服のコーディネート
「ベージュのマスク」を白カーディガン×ネイビーのワンピースに
出典:Bou Jeloud
ベースカラーのネイビーに白を足した上品な配色には、2色のコントラストに優しくなじむベージュのマスクがお似合いです。シューズをマスクと同じベージュにすると、統一感が出てよりおしゃれに見えます。洗練されたデザインのバッグとイヤリングを添えれば、シンプルなコーディネートがトレンドスタイルに早変わりします。
「白レースのマスク」を透け素材トップスに
デートやレストランでの食事など、品よくフェミニンにまとめたい時には、白をメインに使った清潔感のあるコーディネートがぴったりです。マスクのふちを飾るスカラップレースは、波打つようなシルエットが素敵ですね。透け感をシアー素材の袖とリンクさせて、どこまでもきれいめに、かつ軽やかに着こなしましょう。
「ゴールドの刺しゅうマスク」をパープルのボリューム袖ニットに
白い生地にゴールドの糸で刺繍をほどこしたマスクは、くすみの効いたパープルの魅力を一層高めてくれます。パープルのニットとネイビーのスカートだけでは、ちょっとクール過ぎるというときでも、顔を明るく華やかにチェンジできますよ。同じゴールドのピアスやイヤリングがあれば、シーンに合わせて華やかさを調整することも可能です。
「黒のレースマスク」を黒のトップス×ベージュのパンツに
黒とベージュの組み合わせは、大人っぽく見える王道のコンビネーションですよね。マスクとトップスを黒にすれば、上半身に締め色を集めたメリハリのあるスタイルが完成します。洗練された配色は、仕事、お出かけ、子供の学校行事など、シーンを問わず好印象です。黒のマスクは小顔効果の高さが魅力ですが、髪をコンパクトにまとめることで、その効果が倍増します。
まとめ
マスクの選び方と効果別のおすすめアイテムをおさらいしましょう。
マスクを選ぶときのポイント
・生地:コットンやナイロンなどから、着け心地や見た目の印象に合わせて選ぶ
・色:ベーシック色・暖色・寒色から、シーンや見せたいイメージに合わせ選ぶ
・デザイン:バリエーションが豊富。目的に合わせて選ぶ
効果別のおすすめマスク
・血色感をよく見せたい時は「ピンクのマスク」
・黒いマスクを優しく見せるなら「レース素材やニット素材」
・衛生的に使えるのは「ストラップつきマスクやマスクチェーン」
・自分らしくおしゃれできるオススメの柄は「花柄とチェック柄」
・日焼け防止は「スカーフ一体型マスク」
ぜひ次にマスクを選ぶときの参考にしてくださいね。
ライター紹介
Saori
一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」
日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」
心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。