働き方の多様化やリモートワークの普及により、スーツ一辺倒のオフィススタイルは大きく変化しました。
現在のビジネスシーンでは、「ビジネスカジュアル(=ビジカジ)」が主流となり、TPOを守りつつも快適で自分らしいスタイルが求められています。
特に30代~50代の男性にとって、仕事にふさわしい清潔感と無理のない着心地の両立は、日々のパフォーマンスや印象アップに直結する重要な要素です。
そのために欠かせないのが、「信頼できるブランド選び」です。
Contents
- 1 ブランド選びが印象を左右する理由
- 2 どう選ぶ?ビジカジに適したブランドの条件
- 3 ビジカジ初心者にも上級者にもブランド選びは武器になる
- 4 ビジカジ向けのリーズナブルな人気のメンズファッション通販サイト
- 5 ビジネスカジュアル向けのおすすめメンズファッションブランド
- 5.1 DoCLASSE(ドゥクラッセ)
- 5.2 green label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)
- 5.3 nano・universe(ナノ・ユニバース)
- 5.4 URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
- 5.5 EDIFICE(エディフィス)
- 5.6 COMME CA ISM(コムサイズム)
- 5.7 THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)
- 5.8 SUIT SELECT(スーツセレクト)
- 5.9 UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
- 5.10 BEAUTY & YOUTH(ビューティーアンドユース)
- 5.11 SENSE OF PLACE(センスオブプレイス)
- 5.12 GLOBAL WORK(グローバルワーク)
- 5.13 MUJI(無印良品)
- 5.14 BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)
- 5.15 AIGLE(エーグル)
- 5.16 A.P.C.(アー・ペー・セー)
- 5.17 ORIHICA(オリヒカ)
- 5.18 SHIPS(シップス)
- 5.19 比較表
- 6 ビジネスカジュアルの服を選ぶときの注意点
- 7 自分に合ったブランド選びが、印象を変える第一歩
ブランド選びが印象を左右する理由
ビジネスカジュアルにおいては、「どこで買ったか」よりも「どう見えるか」「どれだけ清潔感と上質感があるか」が鍵となります。
ですが実は、この“上質に見える”スタイルを叶えるためには、ブランドの力が非常に大きいのです。
その理由は以下の通りです。
- 縫製やシルエットが整っているため、着ただけで“きちんと感”が出る
- カラーや素材に統一感があり、コーディネートが簡単
- 年齢や体型に合ったアイテム展開があるため失敗しにくい
つまり、「ブランドを選ぶこと」=「迷わず、無理せず、好印象をつくる近道」というわけです。
どう選ぶ?ビジカジに適したブランドの条件
とはいえ、ファッションブランドは無数にあります。
そこで、ビジネスカジュアル用のブランドを選ぶ際には、以下のようなポイントに注目することをおすすめします。
清潔感ときちんと感があるデザイン
襟付きシャツ、テーラードジャケット、スラックスなど、フォーマル要素を残したデザインを中心にしているブランドが安心です。
派手すぎるカラーやカジュアルすぎるデザインは避けましょう。
無理のない価格帯
ビジカジアイテムは日常的に使うもの。コスパも重要です。
高すぎず、品質と価格のバランスが取れたブランドを選ぶことで、継続して買い足せます。
機能性や着心地にも配慮されている
長時間着ても疲れにくいストレッチ素材や、自宅で洗える「ウォッシャブル対応」などの実用性ある設計は、忙しいビジネスマンにとって大きなメリットです。
店舗・通販の利便性
近くに店舗がある、もしくはオンラインでサイズ交換や返品がしやすいブランドを選べば、試着の失敗も減らせます。
ビジカジ初心者にも上級者にもブランド選びは武器になる
「ビジネスカジュアルって何をどう選んでいいか分からない…」
そんな方こそ、まずはブランド単位で選ぶという方法が有効です。
信頼できるブランドを一つ知っておけば、
- 新作も定期的にチェックしやすい
- 買い足しやすく、ワードローブの統一感が出る
- 自信を持って着られる服が増える
結果的に、毎朝の服選びのストレスがなくなり、第一印象もアップします。
そしてすでにビジカジに慣れている方にとっても、ブランドを広げることで「自分らしいビジカジスタイル」を確立するきっかけになります。
と言うわけで、早速人気でおすすめのビジネスカジュアルに向いたメンズファッションブランドをご紹介します。
ビジカジ向けのリーズナブルな人気のメンズファッション通販サイト
ファッションブランドをご紹介する前に、ネット通販として人気のメンズブランドを先にご紹介します。
価格が安く、おしゃれで扱いやすいことから、ネット通販ユーザーから高い人気を得ています。
SPUTNICKS(スプートニクス)
「SPUTNICKS(スプートニクス)」は、きれいめカジュアルに特化したメンズファッション通販サイトで、20代~40代の男性を中心に支持されています。
特にビジネスカジュアルにフィットするシンプルで上品なアイテムが手頃な価格で揃うのが魅力。
ジャケットやスラックスはもちろん、季節感を反映したニットやシャツも展開されており、“着るだけで清潔感が出る”スタイルを通販で完結できるのがポイント。
着用写真が多く、コーディネートも参考にしやすいです。
- 主なテイスト:きれいめシンプル・ナチュラル都会派
- おすすめの世代:20代後半〜40代のビジネスカジュアル初心者~中級者
- 価格帯(目安):ジャケット ¥8,000〜、シャツ ¥4,000〜、パンツ ¥5,000〜
Dcollection(ディーコレクション)
「Dcollection(ディーコレクション)」は、“オシャレが苦手な男性のための通販サイト”というコンセプトを掲げ、シンプルで誰でも失敗しにくいアイテムを揃えています。
サイト内では着こなしの指南コンテンツも充実しており、コーデ初心者でも安心して選べる点が大きな特長です。
ビジネスカジュアル対応アイテムも多数あり、セットアップ、ジャケット、シャツなどの“清潔感・きちんと感”を押さえた服が一式揃えられるのが強み。
価格帯も手頃で、初めてのビジカジ服にもぴったりです。
- 主なテイスト:きれいめ・ミニマル・初心者向けベーシック
- おすすめの世代:20代〜30代前半、ファッションに自信がない男性にも最適
- 価格帯(目安):ジャケット ¥7,000〜、シャツ ¥3,500〜、パンツ ¥4,500〜
MENZ-STYLE(メンズスタイル)
「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」は、“女性ウケを重視したファッション通販サイト”として多くのリピーターを抱える人気ショップです。
ビジネスカジュアル向けにも注力しており、モテる・爽やかに見える・仕事で好印象な服をテーマに、実用的なアイテムを多く揃えています。
特に、ジャケットやシャツ、パンツのシルエットが“細すぎず野暮ったくない”絶妙な設計で、ビジネスでも休日でも違和感なく着られるのが嬉しいポイントです。
1クリックでコーディネート一式を購入できるセット販売も人気。
- 主なテイスト:きれいめ・スマート・女性ウケ重視
- おすすめの世代:30代〜40代、職場や外出先での印象を気にする男性
- 価格帯(目安):ジャケット ¥9,000〜、シャツ ¥4,000〜、パンツ ¥5,000〜
ビジネスカジュアル向けのおすすめメンズファッションブランド
DoCLASSE(ドゥクラッセ)
「DoCLASSE(ドゥクラッセ)」は、40代以降の大人世代をメインターゲットとする日本のファッションブランドです。
レディースのイメージが強い方も多いかもしれませんが、メンズラインも非常に優秀で、“大人の男にちょうどいい”上質カジュアルとビジネススタイルが揃います。
中でも注目すべきは、「ドゥクラッセ仕立て」と称される着心地・美シルエット・機能性の三拍子が揃ったジャケットやパンツ。
フォーマルすぎず、でもきちんと見える絶妙なデザインが、ビジネスカジュアルにぴったりです。
また、「洗えるジャケット」「イージーパンツ」「ノンアイロンシャツ」などの機能性重視ラインも展開されており、忙しいビジネスマンの味方になってくれる存在です。
サイズ展開も豊富で、通販ながら試着・返品制度も整っている点も安心材料。
- 主なテイスト:大人きれいめ・機能性重視・落ち着きあるカジュアル
- おすすめの世代:40代〜60代、大人の上品なビジネスカジュアルを求める層
- 価格帯(目安):ジャケット ¥9,000〜、シャツ ¥5,000〜、パンツ ¥6,000〜
green label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)
「green label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)」は、ユナイテッドアローズが展開するブランドの中でも、日常と仕事をバランスよく繋ぐ“きれいめカジュアル”の代表格です。
ビジネスから週末のオフスタイルまで使えるアイテムが豊富で、品の良さとトレンド感を両立したラインナップが特徴。
特にビジネスカジュアルにおいては、程よく力の抜けた上品さと、万人に好印象を与えるスタンダードなデザインで、幅広い層から支持されています。
スーツ見えするセットアップや、ジャケット、スラックスなど、オフィスでも自然に溶け込むアイテムが揃っています。
- 主なテイスト:上品・ナチュラル・都会的なスマートカジュアル
- おすすめの世代:30代~50代の働く男性
- 価格帯(目安):ジャケット¥15,000~、シャツ¥7,000~、スラックス¥9,000~
nano・universe(ナノ・ユニバース)
「nano・universe(ナノ・ユニバース)」は、ファッションに敏感な都市型男性から支持を集めるブランドです。
都会的で洗練されたシルエットや、シンプルながらトレンドを反映したディテールが魅力。
ビジネスカジュアル用途としても非常に優秀で、高見えするデザイン性と機能性を両立したアイテムが多く、特にセットアップスーツやシャツは「手軽にきちんと見える」と評判です。
また、オン・オフ兼用で使える汎用性の高さも人気の理由です。
- 主なテイスト:モード寄りのスマートカジュアル・都会的ミニマル
- おすすめの世代:20代後半~40代前半のビジネスマン
- 価格帯(目安):ジャケット¥15,000~、シャツ¥6,000~、パンツ¥9,000~
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
「URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)」は、セレクトショップとしても高い人気を誇るブランドで、“都市に生きる大人のためのライフスタイル提案”をテーマにしています。
ビジネスカジュアルに適したアイテムも数多く、特に季節感を意識した素材使いや、快適性にこだわったウェア設計が光ります。
機能性のある素材や着心地を重視しながらも、洗練されたフォルムやシンプルな配色で、ビジネススタイルに落とし込みやすいのが魅力。
ジャケット、スラックス、シャツ類が豊富で、気取りすぎないのに品のある印象を作れます。
- 主なテイスト:シンプル×実用性重視のモダンカジュアル
- おすすめの世代:30代~50代の落ち着いた大人世代
- 価格帯(目安):ジャケット¥16,000~、シャツ¥6,000~、スラックス¥10,000~
EDIFICE(エディフィス)
フレンチスタイルをルーツに持つ「EDIFICE(エディフィス)」は、落ち着いた大人の男性に向けた洗練されたスタイルを提案するブランドです。
素材、シルエット、色使い、すべてにおいてエレガントかつ繊細な雰囲気が漂い、ワンランク上のビジネスカジュアルを実現できます。
特に注目されるのは、テーラリングが美しいジャケットやパンツで、オフィスでも休日でも活躍する「上品な抜け感」を演出してくれます。
トレンドを意識しつつも主張しすぎない設計で、好感度の高いビジカジスタイルが完成します。
- 主なテイスト:フレンチシック・クラシックエレガント
- おすすめの世代:30代後半~50代の上質志向の男性
- 価格帯(目安):ジャケット¥25,000~、シャツ¥10,000~、パンツ¥12,000~
COMME CA ISM(コムサイズム)
「COMME CA ISM(コムサイズム)」は、ベーシックでありながら現代のトレンドを程よく取り入れたファミリー向けブランドとして知られています。
中でもメンズラインは、ビジネスにも対応できるきれいめなカジュアルアイテムが豊富に展開されており、全国のショッピングモールなどで手に入りやすい点も魅力です。
ビジネスカジュアルとしては、ジャケットやシャツ、チノパンなどを中心に構成されており、価格を抑えつつも“きちんと感”を演出したい人にぴったり。
初めてビジカジに挑戦する方にも非常におすすめです。
- 主なテイスト:ベーシック・シンプル・コンサバ寄りのきれいめカジュアル
- おすすめの世代:20代後半〜40代前半の初心者・子育て世代にも人気
- 価格帯(目安):ジャケット ¥8,000〜、シャツ ¥3,000〜、パンツ ¥4,000〜
THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)
「THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)」は、その名の通りスーツに特化したブランドながら、「きちんと見えるけど堅すぎない」というビジネスカジュアルアイテムにも注力しています。
機能性とコストパフォーマンスのバランスが非常によく、若い世代の通勤スタイルにもマッチします。
ウォッシャブル対応のスーツ見えセットアップや、アイロン要らずのノンアイロンシャツなど、忙しいビジネスマンに嬉しい工夫が盛り込まれています。
全国に実店舗があり、試着しやすいのも魅力です。
- 主なテイスト:フォーマル寄りのカッチリビジネスカジュアル
- おすすめの世代:20代〜40代の通勤スタイル重視派
- 価格帯(目安):セットアップ ¥20,000〜、シャツ ¥5,000〜、スラックス ¥7,000〜
SUIT SELECT(スーツセレクト)
「SUIT SELECT(スーツセレクト)」は、スーツスタイルの王道を現代風にアレンジしたブランド。
トレンド感を取り入れたシルエットの美しさが特徴で、シャープで都会的なビジネスカジュアルを実現したい人におすすめです。
“2ライン・2プライス”をコンセプトにしており、明快な価格設定とスタイル別の展開がわかりやすく、スーツやセットアップ初心者にも優しい設計です。
スリムなスーツやスタイリッシュなシャツが人気で、若い世代からの支持も厚いです。
- 主なテイスト:シャープ・モダン・クリーンなビジネススタイル
- おすすめの世代:20代〜30代中心、スマートな印象を求める層に最適
- 価格帯(目安):セットアップ ¥20,000〜、シャツ ¥5,000〜、パンツ ¥6,000〜
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」は、日本を代表するセレクトショップの一つで、上品で洗練されたスタイルを好む大人の男性から支持されています。
ビジネスカジュアルにおいても、きれいめかつ程よい個性が光るスタイリングが可能です。
テーラードジャケットや上質素材のシャツ、ウール混スラックスなど、アイテム単体のクオリティが高く、全体としてエレガントな印象にまとまります。
少し価格帯は上がりますが、その分、長く着られる信頼性と風格があります。
- 主なテイスト:クラシック・上質・トラッドをベースにした大人スタイル
- おすすめの世代:30代〜50代の品の良いビジネススタイルを求める方
- 価格帯(目安):ジャケット ¥30,000〜、シャツ ¥10,000〜、スラックス ¥15,000〜
BEAUTY & YOUTH(ビューティーアンドユース)
「BEAUTY & YOUTH(ビューティーアンドユース)」は、ユナイテッドアローズが展開するカジュアルラインのひとつで、若者から大人世代まで幅広い層に支持されているブランドです。
シンプルかつ洗練されたデザインが特徴で、こなれ感のあるビジネスカジュアルスタイルを楽しむことができます。
やや抜け感を感じさせる柔らかな素材やリラックス感あるシルエットながらも、決してルーズにはならない絶妙なバランスが魅力。
カーディガン、スラックス、シャツなどが豊富に展開されており、「人とはちょっと違うけど、きちんと見える」印象を演出できます。
- 主なテイスト:リラックス×上品のモダンカジュアル
- おすすめの世代:20代後半〜40代のセンスを求めるビジネスマン
- 価格帯(目安):ジャケット ¥25,000〜、シャツ ¥8,000〜、パンツ ¥10,000〜
SENSE OF PLACE(センスオブプレイス)
「SENSE OF PLACE(センスオブプレイス)」は、URBAN RESEARCHが手掛ける低価格帯ブランドで、トレンドを意識しつつも、シンプルで取り入れやすいアイテムが揃っています。
ビジネスカジュアルとしては、清潔感のある無地系シャツや細身スラックス、セットアップ対応のジャケットなどが定評あり。
価格の安さからは想像できないほど、デザイン性と着回し力に優れており、ビジネスカジュアル初心者の方にもおすすめしやすいブランドです。
特に、服にお金をかけすぎたくない若い世代に重宝されます。
- 主なテイスト:ミニマル・今っぽさのあるライトなきれいめ
- おすすめの世代:20代〜30代、コスパ重視派
- 価格帯(目安):ジャケット ¥7,000〜、シャツ ¥3,000〜、パンツ ¥4,000〜
GLOBAL WORK(グローバルワーク)
「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」は、誰にでも親しみやすいナチュラルテイストが特徴のカジュアルブランドです。
ファミリー層に人気の高いブランドではありますが、メンズラインはきれいめ寄りの落ち着いたデザインが多く、ビジネスカジュアルにも対応可能なアイテムが充実しています。
特に、ポロシャツ、ストレッチパンツ、ジャケットなど、シンプルで気取らないアイテムを使って好印象を作れるため、堅すぎず、ほどよくフォーマルな装いが求められる職場にぴったりです。
- 主なテイスト:ナチュラルきれいめ・脱力感のあるベーシック
- おすすめの世代:30代〜40代、子育て世代にも人気
- 価格帯(目安):シャツ ¥3,500〜、ジャケット ¥8,000〜、パンツ ¥4,500〜
MUJI(無印良品)
「MUJI(無印良品)」は、生活雑貨のイメージが強いですが、実はメンズファッションの分野でも根強い人気を誇っています。
無地を中心としたシンプルで機能的なウェアは、ビジネスカジュアルにも取り入れやすく、「着る人の個性を引き立てる」控えめな美学が特徴です。
特に、通気性・伸縮性に優れた素材や、洗濯しやすい設計などが多く、コストパフォーマンスの高さも評価されています。
見た目の派手さよりも、自然体のきちんと感を重視する方におすすめです。
- 主なテイスト:ミニマル・機能美・無地ベーシック
- おすすめの世代:30代〜50代のシンプル志向の男性
- 価格帯(目安):シャツ ¥3,000〜、ジャケット ¥8,000〜、スラックス ¥5,000〜
BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)
「BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)」は、アメリカ発のグローバルブランドで、GAPの上位ラインとしても知られています。
シンプルで洗練されたデザインが特徴で、ビジネスシーンでも品良く映えるモダンアメリカンスタイルを得意としています。
ジャケットやシャツはもちろん、ニットやスラックスもトレンドに左右されすぎないベーシックなラインナップが揃っており、品質にも定評があります。
高すぎず安すぎない価格帯で、きちんと感と上質さの両立をしたい方におすすめです。
- 主なテイスト:都会的・ミニマル・アメリカンクラシック
- おすすめの世代:30代〜50代のシンプル志向ビジネスマン
- 価格帯(目安):シャツ ¥7,000〜、ジャケット ¥15,000〜、パンツ ¥10,000〜
AIGLE(エーグル)
「AIGLE(エーグル)」はフランス発の老舗アウトドアブランドで、雨の日のレインブーツやアウターのイメージが強いかもしれませんが、近年は都会向けのアーバンアウトドアミックススタイルが注目されています。
特に、機能性素材を用いた撥水ジャケットや、防風性に優れたアウターなどは、カジュアルなビジネスカジュアルスタイルにぴったり。
通勤や出張が多い人にとっては「天候に強いビジカジ」という観点からも魅力的なブランドです。
- 主なテイスト:アウトドア×都会的スマートカジュアル
- おすすめの世代:30代〜50代、アクティブ志向の男性
- 価格帯(目安):ジャケット ¥15,000〜、シャツ ¥6,000〜、パンツ ¥9,000〜
A.P.C.(アー・ペー・セー)
「A.P.C.(アー・ペー・セー)」は、フランス・パリ発のブランドで、“無駄を削ぎ落としたミニマリズム”がデザインの核となっています。
ロゴを前面に押し出すスタイルではなく、洗練されたシルエットと上質素材で魅せる大人のスタイルを得意としています。
デニムやシャツ、ジャケットなど、どれも派手さはありませんが、着たときの「美しい普通さ」にファンが多く、ビジネスカジュアルの場面でもセンスを感じさせる装いを作りやすいブランドです。
- 主なテイスト:フレンチミニマル・シンプルで無駄のない都会的スタイル
- おすすめの世代:30代〜50代、落ち着いたスタイルを好む男性
- 価格帯(目安):シャツ ¥18,000〜、ジャケット ¥35,000〜、パンツ ¥20,000〜
ORIHICA(オリヒカ)
「ORIHICA(オリヒカ)」は、「ビジネス&ビジネスカジュアル専門」として展開する日本のブランドで、AOKIの兄弟ブランドでもあります。
ビジネス向けに特化した構成で、きちんと感とコストパフォーマンスの高さを両立したい方に非常におすすめです。
スーツ見えするセットアップ、ノンアイロンシャツ、洗えるパンツなど、通勤スタイルを快適にするためのアイテムが豊富。
トレンドよりも実用性を重視したいビジネスマンにとって心強い存在です。
- 主なテイスト:ベーシックビジネス・スタンダード&実用重視
- おすすめの世代:20代〜40代、コスパ&使い勝手を重視する層
- 価格帯(目安):ジャケット ¥10,000〜、シャツ ¥3,000〜、セットアップ ¥18,000〜
SHIPS(シップス)
「SHIPS(シップス)」は、日本を代表するセレクトショップのひとつで、イタリアをはじめとした欧州のエッセンスを感じさせるエレガントで知的なビジネススタイルが特徴です。
カジュアルラインも展開していますが、ビジネスシーンでも十分通用する上質なアイテムが多数揃います。
「イタリアンカラーシャツ」や「アンコンジャケット」など、定番の人気アイテムが多く、きれいめにまとめたいけれど堅すぎない印象を出したいという方にぴったりです。
- 主なテイスト:クラシック・トラッド・イタリアンテイスト
- おすすめの世代:30代〜50代の都会派ビジネスマン
- 価格帯(目安):ジャケット ¥30,000〜、シャツ ¥12,000〜、スラックス ¥15,000〜
比較表
ブランド名 | 主なテイスト | おすすめの世代 | 価格帯(目安) | 実店舗の有無 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
DoCLASSE | 大人きれいめ・機能性重視 | 40代〜60代 | ジャケット¥9,000〜 | あり | 返品無料制度あり・体型補正設計 |
green label relaxing | 上品・ナチュラル・都会的 | 30代〜50代 | ジャケット¥15,000〜 | あり | ユナイテッドアローズ系列 |
nano・universe | モード寄りのスマートカジュアル | 20代後半〜40代前半 | ジャケット¥15,000〜 | あり | セレクト型で多店舗展開 |
URBAN RESEARCH | シンプル×実用性重視 | 30代〜50代 | ジャケット¥16,000〜 | あり | セレクト型で多店舗展開 |
EDIFICE | フレンチシック・クラシック | 30代後半〜50代 | ジャケット¥25,000〜 | あり | ベイクルーズ系 |
COMME CA ISM | ベーシック・コンサバ系 | 20代後半〜40代前半 | ジャケット¥8,000〜 | あり | モール展開多数 |
THE SUIT COMPANY | フォーマル寄りビジカジ | 20代〜40代 | セットアップ¥20,000〜 | あり | スーツ中心 |
SUIT SELECT | シャープ・モダン | 20代〜30代 | セットアップ¥20,000〜 | あり | スリム系スーツ強み |
UNITED ARROWS | クラシック・トラッド | 30代〜50代 | ジャケット¥30,000〜 | あり | ハイグレード展開 |
BEAUTY & YOUTH | リラックス×上品 | 20代後半〜40代 | ジャケット¥25,000〜 | あり | UAカジュアル系 |
SENSE OF PLACE | ライトなきれいめ | 20代〜30代 | ジャケット¥7,000〜 | あり | UR低価格帯ライン |
GLOBAL WORK | ナチュラルきれいめ | 30代〜40代 | ジャケット¥8,000〜 | あり | アダストリア系 |
MUJI | ミニマル・機能美 | 30代〜50代 | ジャケット¥8,000〜 | あり | 生活雑貨ブランド併設 |
BANANA REPUBLIC | モダンアメリカンクラシック | 30代〜50代 | ジャケット¥15,000〜 | 一部あり | GAP系列 |
AIGLE | アウトドア×都会 | 30代〜50代 | ジャケット¥15,000〜 | あり | 天候対応服が豊富 |
A.Presse | クラシック×現代的 | 30代後半〜50代 | ジャケット¥40,000〜 | なし | 高価格帯・日本製中心 |
A.P.C. | フレンチミニマル | 30代〜50代 | ジャケット¥35,000〜 | あり | シンプル高品質系 |
ORIHICA | スタンダード・実用 | 20代〜40代 | セットアップ¥18,000〜 | あり | AOKI系 |
SHIPS | クラシック・イタリアン | 30代〜50代 | ジャケット¥30,000〜 | あり | セレクトショップ |
SPUTNICKS | きれいめ・ナチュラル | 20代後半〜40代 | ジャケット¥8,000〜 | なし | 通販特化 |
Dcollection | ミニマル・初心者向け | 20代〜30代 | ジャケット¥7,000〜 | なし | スタイリング指南付き |
MENZ-STYLE | スマート・女性ウケ重視 | 30代〜40代 | ジャケット¥9,000〜 | なし | 全身セット提案あり |
*2025年4月現在のものです。
ビジネスカジュアルの服を選ぶときの注意点
ビジネスカジュアルスタイルは「自由度が高い」反面、何を選べばいいのか分からず迷いやすいのも事実です。
スーツのように明確なルールがないため、ちょっとした選択ミスで「だらしなく見える」「ビジネスシーンにそぐわない」といった印象を与えてしまうことも。
ここでは、ビジネスカジュアルの服を選ぶ際に意識しておきたい4つの注意点を解説します。
職場のドレスコードを必ず確認する
最も基本的で重要なのが、自分の職場のドレスコードや雰囲気を把握することです。
たとえば、来客対応の多い営業職や金融・法律関係などでは、スーツに近い「きちんと感」が求められます。
一方で、IT企業やベンチャーなどではカジュアルな服装が許容されている場合もあります。
「他の社員と比べて浮いていないか?」「上司や取引先に失礼にならないか?」という視点は、ビジネスパーソンとして非常に大切です。
同じ職種でも会社によって許容範囲が違うため、最初は“ややフォーマル寄り”で様子を見るのがおすすめです。
色選びは「落ち着きと清潔感」がキーワード
色の使い方ひとつで、ビジネスカジュアルの印象は大きく変わります。
派手すぎる色や柄は避け、基本は「ネイビー」「グレー」「ホワイト」「ブラック」「ベージュ」などの落ち着いた色味を中心に選びましょう。
差し色として淡いブルーやブラウンを取り入れるのはアリですが、全身で3色以内に収めるのが無難です。
ビジネスカジュアルは「上品なシンプルさ」が好印象を生むカギです。
素材と季節感に気をつける
同じデザインの服でも、素材の選び方によって印象はまったく変わります。
たとえば、リネンやコットンは春夏にぴったりで軽やかさを演出できますが、秋冬にはややカジュアルすぎて見えることも。
逆に、ツイードやウール混の素材は温かみがあり、寒い季節のビジネスカジュアルに最適。
季節ごとに素材の切り替えを意識することが、服装の洗練度を上げるポイントです。
シャツは通年使えるオックスフォードやブロード生地、パンツはウールライクな素材を選ぶと失敗しにくくなります。
サイズ感が命!オーバーサイズは要注意
近年のファッショントレンドではオーバーサイズのアイテムも注目されていますが、ビジネスカジュアルでは「体に合ったサイズ選び」が非常に重要です。
特に、ジャケットやスラックスがダボついていると、だらしない印象になってしまいます。
肩幅・着丈・袖丈・裾丈などの基本寸法がしっかり合っているかをチェックしましょう。
ネット通販を利用する場合は、サイズ表をよく確認し、不安なら返品・交換可能なブランドを選ぶのがおすすめです。
信頼感を生むのは「さりげない配慮」
ビジネスカジュアルは、個性を出しつつもTPOをわきまえる“バランス感覚”が求められます。
そのため、流行やブランドにこだわる前にまずは「誰にでも信頼感を与える服装かどうか」を意識することが重要です。
選ぶ色・素材・サイズに少しだけ気を配ることで、清潔感や誠実さといった“印象力”は格段に上がります。
自分に合ったブランド選びが、印象を変える第一歩
ビジネスカジュアルは、単なる“オフィスで着る服”というだけでなく、自分の印象や働き方を形にするスタイルでもあります。
きちんと感を保ちながらも、快適に過ごせるアイテムを選ぶことで、仕事のモチベーションも自然と高まり、周囲からの信頼感にもつながります。
今回ご紹介したブランドや通販サイトは、どれも「ビジネスカジュアルにふさわしい清潔感・上品さ・着心地の良さ」を備えた優秀な選択肢ばかりです。
ブランド選びに迷ったら、以下を基準にしてみてください。
- コスパ重視なら:SPUTNICKS、Dcollection、ORIHICA など
- 着心地とデザインのバランスを求めるなら:green label relaxing、BEAMS LIGHTS
- 上質さや長く使えるアイテムを選びたいなら:EDIFICE、A.P.C.、SHIPS
- 機能性や自転車通勤にも対応したいなら:narifuri、AIGLE
また、通販サイトも含めた選択肢が広がった今、実店舗だけにこだわらず、自宅にいながら自分に合うビジネスカジュアルスタイルを見つけられる時代です。
サイズ感や返品保証などをしっかりチェックしながら、安心して買い物ができるブランドを味方につけましょう。
最後に大切なのは、“何を着るか”以上に、“どう着こなすか”“どれだけ自分に合っているか”です。
無理のない範囲で少しずつアイテムを揃え、自信を持って毎日のスタイリングを楽しんでください。