誰もが一枚は持っているシンプルなカーディガン。オンオフを問わず幅広く着まわせて、一年中活躍してくれるアイテムです。
しかしシンプルな分、コーディネートがマンネリ化したり地味になったりしやすくて、おしゃれに着こなすのが難しい一面もありますよね。
そんなときには視点を変えて、さまざまな方向からヒントを得てみるのが一番!
この記事では、「カラー」「柄・プリント」「肩掛けアレンジ」「合わせるアイテム」「テクニック」という5つの方向から、シンプルなカーディガンをおしゃれに着る16種類の方法をご紹介します。
Contents
シンプルなカーディガンはおしゃれの万能アイテム!
ニットで作られた前開きトップスのカーディガン。
フロントで開け閉めするため脱ぎ着がしやすく、サッと着用できて便利ですよね。
カーディガンには薄手のアウターとしての役割もあり、季節が移り変わる時期には体温調整にも役立ちます。
加えて、かさばらなくて持ち運びがしやすいことも、万能に使える理由のひとつかも知れません。
メリットがいっぱいのアイテムだからこそ、もっと活用しておしゃれに着こなせたら嬉しいですよね。
着こなす基礎知識!カーディガンについて知っておきたいこと
これからおしゃれに着る方法をご紹介しますが、その前に基本の部分をチェックしておきたいですね。
こちらでは、ネックラインの種類、着こなし方、使い道について、カーディガンの特徴を解説します。
①ネックラインの種類
カーディガンのネックラインは意外と種類が豊富なのですが、シンプルなカーディガンに限定すると、おもにクルーネックとVネックの2種類となっています。
丸い曲線を描くクルーネックは、穏やかで親しみやすい印象です。
Vネックだとすっきりシャープに見せることができます。
それぞれに違った印象を持つため、好みやほかのアイテムに合わせて選ぶようにすると良いでしょう。
両方持っていると印象を変えて楽しめますよ。
②着こなし方
「カーディガン=軽い羽織もの系のトップス」という印象が強いかもしれません。
しかし、この固定概念をちょっぴり崩してみることが、着こなしの幅がグッと広げるヒントになります。
このところ人気があるのは、フロントのボタンを閉じてカーディガンを一枚で着る方法です。
プルオーバー風の着こなしなどと呼ばれることもあり、女性のコーディネートでは定着しつつあります。
また、カーディガンに腕を通さず肩に掛ける着こなしも人気です。
こちらはメインで着るというよりは小物感覚で使う方法です。
③使い道
カーディガンを目的に合わせて使いこなせるようになると、ひとつのアイテムとして便利さが増すだけでなく、おしゃれを熟知した上級コーディネートに映ります。
季節の変わり目には温度調整の羽織ものに。きれいな色のカーディガンだったら、コーディネートのアクセントとして活躍してくれます。
夏場は日よけや冷房対策にも使えますね。さらに縦並びのボタンに着目すれば、体型カバーのアイテムとして役立てることもできます。
有能なシンプルカーデをフル活用!「カーディガンをおしゃれに着る方法」
前章でご紹介したように、カーディガンの着こなし方や使い道は多数あり、一枚で多くのコーディネートに対応します。
ここからは、カラー、柄・プリント、肩掛けアレンジ、合わせるアイテム、テクニックという5つの方向から、カーディガンのおしゃれな着こなしをお伝えします。
カラー編
まずはカーディガンの色に注目して、おしゃれに着る方法をレクチャーしていきます。
定番カラーのカーディガン、そしてトレンドカラーのカーディガン。それぞれに活用方法があるのでチェックしてみてください。
同系色のトップスでアンサンブル風に
中に着るトップスとカーディガンが同じ色だと、アンサンブル風の装いが完成します。
統一感が生まれて上品に見えるため、きちんとしたシーンの全般に応用可能で、ドレスコードが気になるホテルやレストランのディナーにも着ていけます。
ベーシックカラーと季節のトレンドカラー、この2パターンで揃えておけば、カーディガンのおしゃれは怖いものなしです。
差し色のカーディガンをアクセントに
使い方で色の配分を調整できるカーディガンは、差し色をアクセントにしたコーディネートにも大活躍です。
ワンポイントで色を加えたいときには、カーディガンを肩に掛けたり、アウターから少しだけ覗かせたりしてみるのがおすすめ。
肩掛けの場合は視線が上に誘導されるので、スタイルアップの効果も期待できます。
白×黒でメリハリのあるモノトーンコーデに
白と黒のはっきりとしたコントラストを活かせば、メリハリの効いたモノトーンコーデに仕上がります。
ベーシック感もあっておしゃれなのは、黒いカーディガンと白いトップスの組み合わせ。
定番中の定番スタイルであるにも関わらず、スタイリッシュでこなれて見えますね。
洗練されていて大人の装いにもぴったりなので、2つのアイテムを持っている方はぜひ試してみてください。
ボーダートップス×カーディガンでフレンチマリン風に
カーディガンと一緒に着ておしゃれに見える代表ともいえるのが、ボーダー柄のトップスです。
フランスの女優BBことブリジット・バルドーも、映画のワンシーンでこの着こなしを披露して話題になりました。
BBはネイビーのカーディガンとボーダートップスの組み合わせでしたが、ほかのベーシックカラーやきれいな色を使っても素敵に仕上がります。
ロゴT×カーディガンで90年代風に
このところ注目を集めているのが、90年代前後のカジュアルなスタイルです。
カーディガンとロゴ入りのTシャツを使った着こなしなら大人にも取り入れやすく、このムーブメントを楽しむのにぴったりですよ。
Tシャツのロゴは控えめだと上品に、大きめだとカジュアルに仕上がります。
カーディガンのボタンを開け閉めして、見せる分量を調整してみてもいいですね。
ストライプシャツ×カーディガンで大人顔カジュアルに
シャープな印象を振りまくストライプ柄のシャツ。
硬さをとって大人のカジュアルに仕上げるなら、カーディガンを軽く肩に掛けてみてください。
ルーズに掛けることによってリラクシングな雰囲気が生まれ、全体のバランスもちょうどよく整います。
より今っぽく見せたいのであれば、シャツはゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめですよ。
肩掛けアレンジ編
過去のスタイルがリバイバルされ、おしゃれな着こなしとして戻ってきた「カーディガンの肩掛け」。
一口に肩掛けといっても、実はさまざまな装い方があり、それぞれ見た目のイメージやメリットが異なります。
取り入れ方に迷っている方は、ぜひ各コーデのポイントを確認してみてくださいね。
ふんわり羽織ってフェミニンに
袖を前に下ろさないようにして羽織ると、品の良さを感じさせるフェミニンな着こなしに。
肌寒いけれど袖を通すほどでもないという場合は、軽く羽織ることで冷えの防止にもなります。
体形カバーの視点では、ノースリーブの二の腕を隠したいときに便利です。
肉付きやたるみの気になる部分だけを、そっとカーディガンでカバーしてしまいましょう。
合わせるアイテム編
シャツ×カーディガンできちんと感アップ
職場の装いできちんと見せたいときは、シャツにVネックカーディガンを重ねた着こなしがおすすめ。
シャツの襟先とVネックの鋭角により、オフィスに合うシャープで端正なコーディネートに仕上がります。
手元のアレンジとして、カーディガンから折り返した袖を覗かせる方法も。
こうすると腕まくりしても袖がずり落ちにくいので、気合を入れて仕事に臨めますね。
ブラウス×カーディガンでフェミニンに
シャツがマニッシュなら、ブラウスはフェミニンな印象のアイテムです。
カーディガンと組み合わせると、知的で落ち着きのある女性らしいスタイルが完成します。
丸みのあるクルーネックのカーディガンなら、ソフトで優しい雰囲気に仕上がりますよ。
デートやオフィスカジュアル、ママや主婦の方にもぴったりの装いです。
ワンピース×カーディガンでコンサバ風に
きれいめのカーディガンとワンピースを組み合わせると、上品で清潔感のある女性アナウンサー風の着こなしに。
カーディガンかワンピースのどちらかが濃い色だと、メリハリのあるコンサバコーデになり、着やせ効果も期待できます。
また、同色系でまとめた場合は、ワンカラーの大人っぽいセットアップ風コーデに仕上がるでしょう。
コーデ自体は控えめな印象なので、シーンに応じて小物でアレンジしてみてもいいですね。
ジャケットコーデはボタンの並びがアクセントに
着てみると意外とおしゃれに決まるのが、ジャケットの中にカーディガンを着込むというスタイル。
一見すると、羽織もの同士の組み合わせで難しそうですが、フロントに並ぶボタンがアクセントになり、縦のラインを強調してスタイリッシュな仕上がりに。
アクセサリーなしでもバランス良く決まるのが嬉しいですね。
薄手の定番カーディガンを使えば、裾をボトムスにインするスタイルもうまくいきます。
テクニック編
こちらのテクニック編では、ちょっとしたテクニックでカーディガンをおしゃれに見せる方法をご紹介します。
体形をカバーしたいときや印象を変えたいときに、最適なテクニックを取り入れてみてください。
前を開いて着やせのIラインを意識
カーディガンのボタンを開いて着ると、フロントで縦のラインが強調されます。
このラインはアルファベットのIの字に似ていることからIラインシルエットとも呼ばれ、着やせして見えることで知られています。
手持ちのカーディガンを使って誰でもできるテクニックなので、普段のコーディネートにも取り入れやすいでしょう。
トップスだけでもかなりの効果を実感できますが、ボトムスも真っすぐなシルエットなら全身の着やせが叶います。
裾を入れ込んですっきりスマートに
カーディガンの裾をボトムスに入れ込むと、きちんと感のあるコーディネートに仕上がります。
パンプスのようなきれいめの靴と相性のいい着こなしで、デートやお出かけなどのシーンや、定番服の持つ普段着のイメージを払拭させたいときにぴったりです。
ネックラインはクルーネックとVネックのどちらでも可能、ボトムスもパンツとスカートの両方で楽しめます。
ひと手間でかなり印象が変わるので、試してみる価値ありですよ。
フロントインでこなれ感を取り入れて
視覚効果を利用したテクニックに、ニットのように着用し、フロントインするテクニックというものがあります。
こうすることでお腹の辺りにこなれ感が生まれ、メリハリも出せるので気になる部分がすっきりして見えるのです。
全身ゆったりめの着こなしの際にフロントインを活用すると、着ぶくれしすぎることなく大人可愛く着られます。
シンプルなカーディガンはおしゃれしたい人にとって心強い味方です!
今回は「シンプルなカーディガンをおしゃれに着る方法16選」と題し、さまざまな角度から16パターンの着こなし方をご紹介しました。
「無難なコーディネートになってしまう」、「なかなかおしゃれに着こなせない」など、洋服を持っているのに着こなせないお悩みは多いものです。
しかし、一見無難になりがちなアイテムほど、シンプルなだけに用途は広く、アイディア次第でおしゃれの心強い味方になってくれるもの。
季節が変わる時期に新しい一枚を買おうと思っている方や、手持ちのカーディガンを活用したい方は、ぜひ実際に着こなし方を取り入れてみてくださいね。
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