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スカート別デザインのメリットとデメリットまとめ!コーディネートに使うならどれにする?

フェミニンな着こなしに大活躍のスカート。

ふんわりとしたフレアスカート、上品なプリーツスカート、曲線が美しいマーメイドスカートなど、様々なシルエットがあり着丈によっても雰囲気が変わります。

新しいデザインもどんどん登場して楽しい反面、「種類が多すぎて違いがわからない」「似合うかどうかの見極め方がわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか?

そんな皆さんに向けて、スカートの特徴を【丈別】と【シルエット別】に解説し、メリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。

ぜひ自分に合うスカートを探しながら読み進めてくださいね。

スカートの種類【丈別】6種類

スカートの種類を分類するには、いくつかの考え方があります。

こちらでは着丈に注目して6種類に分け、それぞれの特徴、メリット、デメリットをご紹介します。

①ミニスカート

出典:Rakuten Fashion

裾がひざより上の位置にあるスカートを、まとめてミニスカートと呼びます。

軽快な印象で60年代に大ブームを巻き起こし、2000年代になると、より丈の短いマイクロミニスカート×厚底ブーツの組み合わせが流行しました。

メリット

脚を多く出すデザインなので、フレッシュでキュートに着こなすことができます。

低身長さんにとってはバランスが取りやすいアイテムでもありますよね。

ロングブーツを合わせると2000年代のY2Kスタイルに仕上がり、旬のルックスに仕上がるというメリットも。

デメリット

着丈が短い分、どうしても露出が増えるミニスカート。

脚を出すことに抵抗があると取り入れづらいアイテムでもあります。

時にはセクシーに見えてしまうこともあるので、シーンやスタイリングを選ぶ必要があるでしょう。

②ひざ丈スカート

出典:Rakuten Fashion

その名の通り、着丈がひざ辺りになるスカートのことです。

ひざが完全に隠れるものは別に「ミディ丈」と区別されており、一般的には軽くひざが隠れるくらいまでが、ひざ丈スカートの範囲に入ります。

メリット

太ももの一部が出るミニスカートに対し、こちらはひざまでが隠れるため、上品で大人にも着こなしやすいです。

また、上品でありながら動きを妨げないことで、自電車に乗ったり通勤で歩いたりというシーンにも使えます。

デメリット

ひざ丈スカートは誰にでも使いやすく、ビジネスシーンでも外す心配のないアイテムです。

しかし、無難であるため少々おしゃれさに欠けて、コーディネートに物足りなさを感じさせるかもしれません。

③ミディ丈スカート

出典:DoCLASSE

ミディとはフランス語で中間という意味で、ミディ丈スカートはひざが隠れるスカートのことです。

ひざの関節が隠れることで上品さを演出しやすく、程よいボリューム感でバランスも取りやすいでしょう。

メリット

ひざ丈以上ミモレ丈未満の長さで、背の高さに左右されずバランスを取りやすいでしょう。

コーディネートによって印象が大きく変わり、カジュアルで元気なスタイルからシックで落ち着いたスタイルまで、好みの印象に変えらえます。

デメリット

絶妙なバランスに仕上がることがミディ丈の魅力ですが、履いた時の丈感は身長によって異なるため、自分に合うアイテムでないとメリットを実感できません。

低身長さんや高身長さんの場合は、専用のサイズが用意されているブランドを選ぶと良いでしょう。

他には、ふくらはぎを出したくない方にはややハードルが高いデザインかもしれません。

④ミモレ丈スカート

出典:DoCLASSE

ミディ丈とやや似ている名称に、ミモレ丈スカートというアイテムがあります。

ミモレ(mi-mollet)とは、ふくらはぎの半ば程をあらわすフランス語で、ひざ下までのミディ丈より、さらに長いスカートということになります。

終戦後の50年代に流行り、新しい時代の女性を象徴するデザインとして支持されました。

メリット

エレガントでちょっぴりレトロなミディ丈スカート。

フィット感のあるトップスとふんわりとしたミディ丈スカートを組み合わせると、50年代の映画に出てくるような雰囲気たっぷりの装いに仕上がります。

シルエットがタイトなら、モード感漂う淑女なスタイルが完成しますよ。

デメリット

小粋に決まるミモレ丈スカートですが、ふくらはぎの中央が分断されることで、脚の太さやラインが強調されやすいという問題が発生します。

足首にくびれがないことやO脚に悩む方には、やや着こなしにくい着丈かもしれません。

⑤ロングスカート

出典:DoCLASSE

足首が見えるくらいの丈をロング丈と呼びます。脚全体を覆うデザインなので、体型カバーを重視する人にもぴったりです。

着丈が長いことで落ち着いた雰囲気に仕上がり、大人女性のファッションアイテムとして支持されています。

秋冬は防寒アイテムとしても効果を発揮し、外出の心強い味方となってくれるでしょう。

メリット

生地をたっぷり使用するため、プリーツやフレアの躍動感がしっかりと出て、着こなしが印象的に仕上がります。

プリント柄やチェック模様など、好みの柄も多く取り込めるので、一点でコーディネートを印象づけることができますよ。

デメリット

ロングスカートはコーディネートに占める面積が大きく、下半身が重くなりがちです。

特に、小柄な方の場合はバランスを取るのが難しく、ヒールのついた靴を合わせるなどの工夫が必要になるかもしれません。

⑥マキシスカート

出典:fifth

マシキスカートはロングスカートより長く、くるぶしまで隠れるたっぷりの着丈が特徴。

着丈が長いことでドレッシーな雰囲気を演出できて、日常のコーディネートでは存在感のあるたたずまいに、オケージョンでは華やかさいっぱいに仕上がります。

体型カバーの視点でも頼れるアイテムです。

メリット

スカートの中で最も着丈の長いマキシスカート。

プリーツスカートは動きに合わせて美しく揺れ、マーメイドスカートではまるで人魚のように曲線が美しく出るなど、各シルエットの特徴を最大限に活かせるでしょう。

フレアスカートをゆるっと着こなせば、リラックス感のあるストレスフリーな着こなしに。

デメリット

アイテムによっては着丈が90cmを超えることもあるマキシスカート。

フラットシューズを合わせると抜け感が出て素敵ですが、身長が低い方が履くと、床に着いてしまったりルーズに見えたりといった問題が。

着丈が長いぶん重たくなりやすいので、バランスの取り方にも注意が必要です。

スカートの種類【シルエット別】6種類

着丈別にスカートをチェックした後は、シルエットの違いでスカートを比較してみましょう。

スカートには数えきれないほど沢山のシルエットが存在しますが、今回は取り扱いの多い6つのシルエットに絞ってご紹介します。

①タイトスカート

出典:DoCLASSE

タイトスカートは体のラインに沿うように作られたスカート。

丈の違いによって、短いとミニタイトスカート、長いとロングタイトスカートと呼ばれることもあります。

一般的にタイトスカートは細身のスカート全般を指し、裾に向かって細くなるペンシルスカートを含めることもあるようです。

最近では、そのシルエットからIラインスカートや、「狭い、細い」を意味するナロー(narrow)スカートと呼ばれることもあります。

メリット

シルエットがスッキリとしたタイトスカートは、上品できちんとした雰囲気が漂い、通勤や学校行事などのシーンに最適です。

また下半身がコンパクトにまとまり、丈の長いものだと着やせや背が高く見える効果も期待できます。

スリットが入っていると、さらに縦のラインが強調されるでしょう。

デメリット

スッキリした印象に仕上がる反面、体にフィットすることで下半身のラインが目立ちます。

また、タイト過ぎたり素材が薄かったりすると、インナーのラインを拾ってしまうことも。

②マーメイドスカート

出典:Pierrot

マーメイドスカートとは、タイトスカートをベースにしたデザインスカートで、裾が人魚の尾びれのように広がっているのが特徴です。

ひざを絞ったタイプ、絞りがほとんどないタイプ、裾に切り替えやタックを施したタイプなどの種類があり、シフォン、デニム、ニットなど素材のバリエーションも様々です。

メリット

タイトスカートの上品さとフレアスカートの柔らかさをあわせ持ち、しなやかで女性らしい印象を与えます。

一般的なマーメイドスカートはひざ下からふんわりと広がり、ふくらはぎのラインが気にならないというメリットも。

デメリット

シルエットがタイトなものは下半身のラインを拾いやすく、お腹のぽっこり感やヒップのラインが目立ったり、セクシーに見えてしまったりということがあります。

伸縮性のある薄手の素材やニットの場合も、同様にボディラインが強調されやすいでしょう。

③フレアスカート

出典:DoCLASSE

フレアとは朝顔のように広がるディティールのことで、スカートでは波を打つようなシルエットが特徴です。

ディティールの違いによって、サーキュラースカート、ギャザースカート、タックスカートなどと分けて呼ぶこともありますが、ふんわり広がる台形スカートの総称として、フレアスカートという言葉が使われています。

メリット

ふんわり感と裾の揺れがフェミニンで、身につけると清楚で優しいイメージを演出できます。

女性らしさを印象づけたいデートや日々の通勤にもぴったりで、ヒールのついたパンプスやサンダルと相性抜群です。

デメリット

アイテム選びで気をつけたいのはボリューム感です。

ウエストにギャザーやタックが多く入っているものは、お尻が大きく見えてしまう原因に。

生地の柔らかさによっても膨らみ方が変わってきます。

④プリーツスカート

出典:DoCLASSE

生地を折りたたんで縦にひだを入れたスカートのこと。

立体的な構造が特徴で、ひだが伸縮して動きやすいことが魅力です。

ひだの幅が均等なプリーツスカートの他、ひだが細かいアコーディオンスカート、ひだが箱状のボックスプリーツスカート、ひだを横のみに入れたサイドプリーツスカート、さらには異なるプリーツを組み合わせたものなどがあります。

メリット

ひだが縦のラインを強調するので、下半身の着やせを狙いたい人や背を高く見せたい人に向いています。

さらに、知性や品の良さといったプラスの印象を与え、ビジネスシーンでも好印象に決まるでしょう。

動きに合わせて揺れ動くので、華やかに見せたいシーンにも役立ちます。

デメリット

プリーツスカートのデメリットは2つあります。

ひとつはひだが折れてシワがつくと、せっかくの上品さが損なわれて、ルーズな印象を与えてしまうということ。

また、履いた時にプリーツが広がるものは気太りに繋がるので要注意です。

⑤ティアードスカート

出典:DoCLASSE

ティアードとは「重ねた」「積んだ」という意味で、スカートの場合は、フリルやギャザーを横に重ねたデザインを意味します。

切り替えが一段だけのものもあれば、数段に切り替えたものもあり、それによってシルエットやボリューム感が変わってきます。

メリット

全体にボリュームが出ることで華やかな印象に。

コーディネートの主役アイテムとして大いに活躍してくれるでしょう。

フェミニンで可愛らしく見えるスカートです。

デメリット

キュートで印象的に仕上がる一方で、雰囲気が甘くなりすぎることがあります。

フリルやギャザーの段数が多いと、印象が強くて着まわしにくいというデメリットも。

下半身が重く見えるという問題も生じやすいです。

⑥ラップスカート

出典:Pierrot

ラップスカートというのは布を巻きつけたようなデザインのスカートです。

実際に一枚の布をリボンやベルトで留めるもののと、縫いつけてあってラップ風に見えるものに分かれます。

メリット

重ね合わせることで縦のラインが作られ、シャープでスッキリとした印象を叶えてくれます。

また、シンプルながらデザインがアクセントになり、コーディネートが決まりやすいのも嬉しいところです。

使用する生地によっても異なる効果が得られ、スムースな生地だとスタイリッシュな印象に、ウールのチェック柄生地だとトラッドで温かみのある印象に仕上がります。

デメリット

ラップ部分が縫いつけてあるタイプは心配いりませんが、装飾で留めるタイプの場合は、歩幅を広げると着崩れに繋がります。

やや動きが制限されてしまうため、たくさん歩きたい日には向かないかもしれません。

スカートごとのメリットとデメリットを押さえ、最高の一着を手に入れましょう!

出典:Pierrot

スカートの種類には様々な呼び名があり、ファッション通販サイトなどで検索すると、多くの商品名がヒットして困惑することも。

ブランドによっても呼び名が違うこともあるかもしれません。

しかし、今回ご紹介した【丈別】と【シルエット別】の基本を知っておけば、名称だけでもある程度イメージができるので、お気に入りのアイテムを見つけやすくなります。

メリットとデメリットを押さえることで、自分に似合うアイテムも見極めやすくなるはず。

ぜひ明日からのショッピングやコーディネートに役立ててくださいね。

  • この記事を書いた人
Saori

Saori

一般財団法人 日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー」 日本インストラクター技術協会「服飾インストラクター」 心理カウンセラーとしてカウンセリングを行う傍ら、更なる学びを求めて大学に通う。全ての女性がハッピーになれるような、ファッションからビューティーまで幅広く情報をご提案致します。

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